名称:オスピシオ・カバーニャス
住所:Calle Paseo Hospicio 8 | Colonia Centro, Guadalajara 44100, Mexico
公式・関連サイトURL:http://hospiciocabanas.jalisco.gob.mx/
メキシコシティに次ぐ、メキシコ国内では第二の都市、グアダラハラ。人口約150万人のこの都市には、世界遺産に登録されている歴史的な美しいコロニアル建築の街並みがあります。メキシコの壁画運動の数多くの名作を鑑賞するのも、グアダラハラの観光のハイライトの一つ。また、メキシコ伝統音楽の代表マリアッチ発祥の地としても有名なこの都市では、観光中にあちらこちらでその伝統音楽を楽しめるでしょう。近郊にはあの有名なメキシコの蒸留酒テキーラの産地もあり、グアダラハラは多彩な文化と歴史を味わう旅の拠点ともなります。
今回はそんなコロニアル都市、グアダラハラとその周辺の観光の見どころ21選をご紹介します。
目次
メキシコ中央部の大都市グアダラハラのおすすめ観光スポット21選
- 1.オスピシオ・カバーニャス
- 2.ハリスコ州庁舎
- 3.Expiatory Temple
- 4.Teatro Degollado
- 5.Guadalajara Cathedral
- 6.Romantic Lake Chapala
- 7.Basilica de Zapopan
- 8.グアダラハラ動物園
- 9.Forest Colomos
- 10.メトロポリタノ・デ・グアダラハラ公園
- 11.Plaza de la Liberación
- 12.Minerva
- 13.リベルタ市場
- 14.Regional Museum of Guadalajara
- 15.アルマス広場
- 16. Escultura La Estampida
- 17.タパティア広場
- 18.Los Arcos
- 19.トラケパケ
- 20.ミラドール公園(Parque Mirador Independencia)
- 21.テキーラ
- ◎まとめ
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1.オスピシオ・カバーニャス
1791年にグアダラハラ司教カバーニャスによって、孤児院や病院、救貧院の機能を持つ複合施設として建てられた、オスピシオ・カバーニャス。ラテンアメリカで最も歴史があり、規模の大きい病院です。現在はグアダラハラの中心をなす文化センターとして機能し、礼拝堂や広場、ホールなどがあります。
1997年に建造物全体が世界遺産に登録され、見どころは内部にあります。メキシコ美術の巨匠、グアダラハラ出身の画家オロスコが描いた50以上の巨大な壁画や天井画廊があるので、必見。その中でも、天井に描かれた「炎の人」という作品は彼の最高傑作とされているのでぜひゆっくり観光されることをおすすめします。
また広場では、地元の舞踊団によってメキシコ民族舞踊のパフォーマンスが随時催されていますよ。火曜日は見学が無料なのを押さえておきましょう。
2.ハリスコ州庁舎
大都市グアダラハラのほぼ中心にある、17世紀に建てられた重厚な外観のハリスコ州庁舎。その歴史は興味深く、メキシコ独立のために奮闘したイダルコ神父が奴隷解放を宣言した舞台でもあります。また、メキシコ史上唯一の先住民出身の大統領ベニート・フアレスが暗殺されそうになった場所としても有名。
この歴史の舞台であったところにもそれにちなんだ巨大な壁画が描かれており、観光のハイライトにもなっています。やはり地元グアダラハラが生んだ壁画の巨匠オロスコによって描かれた『立ち上がる僧侶イダルコ』です。
一枚の写真に収めたければ広角レンズが必要であるくらい大きいということを念頭に入れて出かけることをおすすめ。2階の会議堂の天井にもオロスコの壁画があり、それは奴隷がつながれていたチェーンを切断して解放された様子を描き出しています。
名称:ハリスコ州庁舎
住所:Avenida Corona | Zona Centro, Guadalajara 44100, Mexico
公式・関連サイトURL:http://www.presidencia.gob.pe/
3.Expiatory Temple
1897年に建設が始まったゴシック様式の美しい教会。グアダラハラのほかの教会は、バロック様式ですからこの教会はその建築様式の違いゆえ、観光客の目に留まります。シャープな美しさと荘厳さを兼ね備えた外観がヨーロッパ風のこの教会の特徴。建設は始まってから75年後、1972年に終了しています。内部は高い円天井で、ゴージャスなステンドグラスやドイツのパイプオルガンなど凝った装飾で飾られており、観光客を中世の世界へいざないます。
また夜はライトアップされ、さらに輝きを増しますので是非近くに宿をとっているのであれば、夜の散策がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。観光のメインであるグアダラハラの歴史地区から離れた場所にありますが、ラテンアメリカにあって独特のゴシック様式の教会を観光しに行く価値はありますよ。
名称:Expiatory Temple
住所:Calle Francisco Indelecio Madero 935, Guadalajara 44100, Mexico
公式・関連サイトURL:
4.Teatro Degollado
グアダラハラの中心部にある観光案内所の西隣にある劇場です。オープンしたのは1866年、1世紀半の歴史があります。収容は1015名で独唱リサイタルやコンサート、クラシックダンスや現代ダンスのショーなどが常時開催。ハリスコ州のフィルハーモニー管弦楽団の本部にもなっていてメキシコの重要な劇場の一つです。建築様式は、イタリアの劇場の影響を受けたネオクラシック様式が採用されており、豪華な格式高いシアターなので必見。
日中は時間が合えば内部を見学ができ、美しい天井の壁画を鑑賞できますが、コンサートや演劇を楽しまれるのはいかがですか。メキシカンダンスのパフォーマンスショーなどは、お手ごろな価格で鑑賞できますよ。その後ライトアップされた美しい建物の前で、ぜひ記念撮影をしてみてくださいね。
名称:Teatro Degollado
住所:Av. Hidalgo y Morelos | Zona Centro, Guadalajara 44100, Mexico
公式・関連サイトURL:https://www.facebook.com/TeatroDegollado
5.Guadalajara Cathedral
グアダラハラの中央にそびえ立つこのGuadalajara Cathedralは、1561年に建設が始まった歴史ある建造物です。スペインの植民地時代の影響を色濃く残す建物には、当時の植民地予算の約3分の1が費やされた豪華絢爛の大聖堂。同じゴシック様式のExpiatory Templeとともにグアダラハラ観光の目玉ですが、あちらは植民地時代の産物ではありません。
Guadalajara Cathedralは歴史地区にあり、建築様式も多様で二つの塔はビサンチン様式。他の部分は、コリントやトスカナ、アラビアなどの様式が採用されており独特の華麗勝つ荘厳な景観で、グアダラハラのシンボルです。
特筆すべきなのは、このカテドラルの立地条件です。四方に広場があって、太陽の傾きやそれぞれの広場との兼ね合いで様々な顔のカテドラルが見られますよ。写真を収めるときは、ぜひぐるっと一周してみるとお気に入りのアングルが見つかりますよ。夕暮れ時や夜のライトアップ時もお見逃しなく。
名称:Guadalajara Cathedral
住所:Av Alcalde 10 | Zona Centro, Guadalajara 44100, Mexico
公式・関連サイトURL:http://arquidiocesisgdl.org/inicio.php
6.Romantic Lake Chapala
グアダラハラから南へバスで一時間ほど行くとこの美しい湖が出現します。都市から離れて自然が恋しくなった時におすすめの観光スポット。周囲は大勢の外国人も住んでおり、治安は安定していて物価もグアダラハラ市内に比べ安いです。大きさは琵琶湖の約2倍あり、湖上を観光遊覧船で周遊できますよ。湖岸には民芸品の産地として有名なアヒヒック村や、織物の生産で有名なホコテペック村などがあるので訪れてみるのも良いでしょう。
また冬になると無数の白ペリカンがこの湖にやって来て冬を越します。ここの名物は小魚のフリッターのようなスナックで、ワカサギを連想させますが、これにレモンとチリソースをかけると美味しいですよ。高い山に囲まれた美しい景観を楽しめる湖で、リラックスタイムを楽しんでくださいね。
名称:Romantic Lake Chapala
住所:Guadalajara, Mexico
公式・関連サイトURL:
7.Basilica de Zapopan
グアダラハラの中心部から南西に位置するサポパンにある大聖堂、Basilica de Zapopan。バロック調の外観が美しい建造物で、そびえ立つ正面の二本の塔から横に建物は広がっていて見ごたえがあります。宗教建造物として一見の価値があり、主祭壇に祀られている聖母像は、数々の奇跡を起こしたことでも有名。毎年10月12日の夜明けに、Guadalajara CathedralからBasilica de Zapopanにかけて大巡礼が行われ、この大聖堂は20鐘を有していることでも知られています。
内部もとても凝った造りになっているので、観光の一環として観ておきたいところ。ここは敬虔なカトリックの礼拝の中心地として、絶えず周辺に住むウインチョール族の信者がいるので、厳粛な雰囲気をこわさないようにしてくださいね。中には膝をするようにして祭壇に近づいていく信者もいるので、ここが観光地であるだけでなく神聖な場所であることを再認識させられます。
名称:Basilica de Zapopan
住所:Calle Eva Briseño 152, Zapopan Centro, 44250 Zapopan, Mexico
公式・関連サイトURL:http://arquidiocesisgdl.org/inicio.php
8.グアダラハラ動物園
中心部から北の国立公園のふもとにある大きな動物園で、水族館もあります。チケットは動物園のみ(サファリツアーが一回含まれる)、水族館セットなどいろいろありますよ。また空中から動物を見下ろすようなスカイアトラクションは、他では見られないスタイルなので観光客に人気。スキー場のリフトのようなものに乗って、空中散歩しながら動物を眺めるため子供たちは大はしゃぎです。
動物たちにエサを与えることができますが、休日は大勢の観光客が来るので難しいかもしれません。休館日以外の平日に行けると動物たちがよく見えますよ。また、園内は広大なので観光する際は歩きやすい靴がおすすめです。
名称:グアダラハラ動物園
住所:Paseo del Zoologico 600 | Huentitán el Alto, Guadalajara 44100, Mexico
公式・関連サイトURL:http://www.zooguadalajara.com.mx/
9.Forest Colomos
グアダラハラの中心部から北西に行ったところにある、Forest Colomos。グアダラハラの都市が成長していた時に、この辺りの森を意図的に残し開発された公園です。92ヘクタールという広大な敷地には、スポーツ施設やサイクリング、ピクニックなど、いろいろな楽しみ方ができます。
地元の市民や観光客に人気があるのは、何と言っても日本庭園。実は、グアダラハラ市と日本の京都市は姉妹都市提携を結んでいて、この都市型の森林公園内に日本庭園を造ることに決め、わざわざ京都から職人さんを呼んでいます。
そこまでして造った日本庭園は地元の観光客にとても好評で、ここで結婚式の記念撮影をするカップルが多いです。もちろん、撮影の個人使用料を払ってまでそうしています。外国人観光客に重宝される日本庭園ですが、グアダラハラの喧騒から離れてリラックスするには日本からの観光客にもいいかもしれませんね。
名称:Forest Colomos
住所:El Chaco 3200, Providencia, 44630 Zapopan,Mexico
公式・関連サイトURL:https://bosquecolomos.org/
10.メトロポリタノ・デ・グアダラハラ公園
グアダラハラの中心部から西におよそ10kmに位置する広大な都市公園です。市民に愛されている多目的公園で、ピクニックやバーベキュー、サイクリングなどアウトドアを楽しめますよ。ペット連れももちろん大歓迎で、週末にはスポーツイベントを常に開催。とてもきれいでよく管理されている公園なのでお子様連れでも安心です。
観光中はどうしても飲食が増え、体がなまりがち。そんなときに中心部からほど近いこの公園に足を運んでみてはいかがでしょうか。またバーベキューもできるので、おすすめ。食材を町で調達できなくても、ここでバーベキューセットを全て調達できるので、さわやかな休日の観光を楽しめますよ。
名称:メトロポリタノ・デ・グアダラハラ公園
住所:Av. Beethoven 5800, La Estancia, 45030 Zapopan,Mexico
公式・関連サイトURL:http://www.parquemetropolitano.com.mx/
11.Plaza de la Liberación
Plaza de la Liberaciónは、Guadalajara Cathedralとデゴジャード劇場の間にあります。最高な立地条件をなので、観光客がここを絶えず行き来し、ベンチで休んだりしています。まさにグアダラハラ歴史地区を象徴する公園で、休日にもなればたくさんの露店で賑わいますよ。夏になるとウォータースライダーまで登場。季節ごとにイベントや展覧会も行われるので、参加するのもおすすめです。
また地下には、この歴史地区で最大の駐車場があるので、レンタカーを利用している方はここに停めて観光の拠点にできます。夜になればここは撮影会場の中心になりますよ。東西の両隣はカテドラルと歴史ある劇場、そして南隣はハリスコ州庁舎で、これらがライトアップされたグアダラハラ歴史地区はさらに観光客を魅了。メキシコシティよりは治安が良いですが、携行品に十分気を配って素敵な夜の観光をお楽しみください。
名称:Plaza de la Liberación
住所:Zona Centro, Guadalajara 44100, Mexico
公式・関連サイトURL:
12.Minerva
Minervaは、グアダラハラの最も有名なモニュメントの一つ。大きな噴水が観光客の注目を浴び、人気の観光スポットです。1956年に建設されてからは、直径74mの噴水の真ん中に、ローマ神話の知恵の女神であるMinervaが槍と盾を持って市を見守るように立っています。像の高さは8mもあり銅で造られ、足元には「正義、知恵、そして強さがこの忠実な街を守る~グアダラハラの栄光に」とスローガンが書かれていますよ。そして台座にはハリスコ州の著名な18人の名前が刻まれています。
もし、グアダラハラ中心部から東にあるメトロポリタノ・デ・グアダラハラ公園かその周辺に向かうのであれば、大きなロータリーの際にあるこのモニュメントを見ることができるでしょう。
名称:Minerva
住所:Avenida Lopez Mateos y Avenida Vallarta, Guadalajara 44120, Mexico
公式・関連サイトURL:
13.リベルタ市場
生鮮食品や日用品、生活雑貨と何でもそろうグアダラハラ市民の台所、リベルタ市場。もちろん、観光客がお目当ての民芸品をはじめとする各種お土産品も取り揃えています。かばんやバンド、サンダルの革細工製品が安価で手に入り、グアダラハラはマリアッチの本場なのでいろいろなタイプのギターがあってブラブラと見て歩いているだけでも楽しい観光になるでしょう。
場所はグアダラハラ歴史地区の一角にあり、オスピシオ・カバーニャスの南。観光で疲れて小腹がすいたなら、2階にある食堂街に行ってみるのはいかがですか。安くておいしいメキシカンスナックが気軽に食べられる食堂街がありますよ。もちろんしっかり食べたい方にも豊富なメキシコ料理が待っています。
名称:リベルタ市場
住所:Javier Mina y Calzada Independencia, Guadalajara 44100, Mexico
公式・関連サイトURL:http://www.sanjuandedios.com.mx/
14.Regional Museum of Guadalajara
メキシコ全土の例にもれず、グアダラハラ地方博物館も使われなくなった宗教建造物(修道院)を改造したもの。リベラシオン広場の北隣に位置し、博物館としては華麗な雰囲気を出しています。元修道院なので雰囲気があり、かなり充実した展示で観光客の期待を裏切りません。地方博物館なので、古代の出土品はハリスコ州内の先住民遺跡からのもので、植民地時代を物語る展示品や現代アート、民族衣装など時代とテーマで展示が分かれています。
最大の見どころは、一頭丸ごとの見事なマンモスの化石。もちろん、ハリスコ州で発掘されたものです。グアダラハラ歴史地区の観光ついでに寄った人にとって、「メキシコでマンモスを見た」という衝撃はきっと大きな思い出になるに違いありません。
名称:Regional Museum of Guadalajara
住所:Calle Liceo 60 ,Zona Centro, Guadalajara 44100, Mexico
公式・関連サイトURL:http://www.inah.gob.mx/es/red-de-museos/204-museo-regional-de-guadalajara
15.アルマス広場
グアダラハラ観光をしていると気づくのが中央広場がないことです。その代わりに、ペルーのように旧市街の中心としてアルマス広場があります。北にカテドラル、東にハリスコ州庁舎があります。この周囲にある4つの広場のうち、カテドラルとハリスコ州庁舎を同時に見ることができるのは、アルマス広場とリベラシオン広場のみです。リベラシオン広場が2ブロック分の面積を有し常に人であふれているのに対して、こちらは1ブロックサイズの少し落ち着いた雰囲気の広場。
広場の中央にフレンチスタイルのキオスクがあり、周りは屋根のないベンチが置かれているシンプルな広場です。リベラシオン広場と違う良さもあって、観光客に静寂のひと時をもたらしています。また、夜には定期的に地元グアダラハラの音楽グループの生演奏が聞けるので、ライトアップされたロマンチックな歴史的建造物の鑑賞と共に、夜のグアダラハラ観光を満喫できますよ。
名称:アルマス広場
住所:Avenida 16 de Septiembre s/n, Zona Centro, 44100 Guadalajara, Mexico
公式・関連サイトURL:
16. Escultura La Estampida
芸術を大切にする都市らしく、街角の様々な所に記念碑が建てられており、グアダラハラに訪れる観光客の目を楽しませています。グアダラハラ中心部とメトロポリタノ・デ・グアダラハラ公園を結ぶニーニョス・エロエス通りのほぼ真ん中のロータリー、Glorieta de la Estampidaに位置しています。この彫像はかつては目立たない場所にあったのですが、その美しさがより一層際立つ場所へ移転させるため、この市内の中でも賑やかな通りが選ばれています。
この彫刻は青銅で造られていて、14頭の馬のグループの逃亡の様子をダイナミックに表現。観光客にはこの彫像とともに記念撮影の場として、また地元の人たちにとっては、卒業式や記念日の時に、あるいは結婚式の時のフォーマルな写真を撮るのに最適な場所として重宝されています。
名称:Escultura La Estampida
住所:Avenida Niños Héroes y Avenida López Mateos, Guadalajara, Mexico
公式・関連サイトURL:
17.タパティア広場
カテドラルとオスピシオ・カバーニャスを結ぶグアダラハラ歴史地区にある洗練された広場です。カテドラルの周囲の広場が歴史で彩られているのに比べ、オスピシオ・カバーニャスの西隣にあるこの広場は、1982年に造られています。広場の真ん中にある噴水の背の高いモニュメントとその周りのオブジェがモダンなイメージを広場全体に与えています。週末になれば、他の歴史地区の広場と同じように生演奏がありますが、こちらは地域のダンスミュージックが多く広場のイメージとマッチしていますね。
南隣はリベルタ市場もあり買い物にも便利。カテドラルから始めたグアダラハラ歴史地区の観光で歩き疲れた時に、噴水のシャワーの中にそびえ立つモニュメントを眺めながらこの公園で休息するのはいかがですか。
名称:タパティア広場
住所:Calz Independencia Sur, Zona Centro, 44100 Guadalajara, Mexico
公式・関連サイトURL:
18.Los Arcos
グアダラハラの中心地へと入っていく道路の頭上にある、ヨーロッパの凱旋門を思わせるようなネオクラシック様式のアーチLos Arcos。グアダラハラ市創立400年を記念に際し、観光客を出迎えるための街の入り口のシンボルとして1942年に建てられました。この美しいアーチは幅8m、高さ14メートル、記念碑全体の高さは21mあります。都市の拡大とともにグアダラハラの中心部の一部になってしまいましたが、今でも年間数えきれないほどの観光客がこのアーチを通過して行きます。
夜はカラフルにライトアップされていて、とてもロマンチック。中心部から西に位置していますが、周辺に駐車場があまりないので公共交通機関を利用するのがおすすめです。
名称:Los Arcos
住所:Avenida Vallarta y Avenida Arcos, Guadalajara, Mexico
公式・関連サイトURL:
19.トラケパケ
グアダラハラから南東へ8km行くと賑やかで陽気な音楽が聞こえてきます。メキシコ伝統音楽、マリアッチ発祥の地トラケパケです。グアダラハラ観光のメインスポットとして外すことはできないでしょう。都市の拡大とともにグアダラハラに吸収されていますが、元々は1548年に創立の歴史深い町。伝統文化が魅力のトラケパケはさほど大きくないのでゆっくり歩いて観光をしたいところです。多種多様な民芸品やアート、革製品などなどが売られているストリートは見ているだけでも楽しめますよ。
観光客のお目当ては、おいしいハリスコ料理を食しながら聞くマリアッチの生演奏。楽団がテーブルを囲むようにして演奏し歌ってくれます。最初はその距離の近さに戸惑うかもしれませんが、ラテンアメリカの人と人との距離感になれたら演奏と食事がゆったりと楽しめるようになりますよ。
名称:トラケパケ
住所:Tlaquepaque, Mexico
公式・関連サイトURL:
20.ミラドール公園(Parque Mirador Independencia)
グアダラハラ中心部から北の山地の中にある、展望台が印象的な多目的公園です。約7ヘクタールの敷地の中に、サッカー場やテニスコートなどのスポーツ施設、ピクニックや子供のプレイエリア、野外劇場などを兼ね備えています。この劇場は展望台も兼ねており、500mほどの美しい深い峡谷を見下ろすことができ観光客にも人気。
伝統と歴史の町グアダラハラからこんなに近いところに素晴らしい景色があるのに大勢の観光客は驚かされます。すがすがしく過ごしたいのであれば午前中早い時間に、奥行きのある渓谷美を楽しむなら夕方に行くのがおすすめです。
名称:ミラドール公園
住所:Calzada Independencia, Guadalajara, Mexico
公式・関連サイトURL:https://www.facebook.com/Huentitan-Vive-750029705028726/
21.テキーラ
グアダラハラから約50km北西にある村、テキーラはまさにあの世界的に有名な蒸留酒テキーラの山地。その地域一体の平地や丘陵が原料のアガベ畑で覆いつくされています。年間約2億リットルものテキーラをこの地で生産。1978年には、いかなるアガベ飲料であれこの地以外で生産されたものであればテキーラと呼ぶことはできないという宣言も出されています。
2006年にアガベ畑の美しい青緑の景観と歴史のあるテキーラ工房が世界遺産に登録。もちろん、町中のほとんどの工場は内部見学をさせてくれますよ。観光目的で行くのであればグアダラハラから出ている観光ツアーに参加するのが便利でおすすめです。
名称:テキーラ
住所:Tequila, Mexico
公式・関連サイトURL:
◎まとめ
メキシコ第二の大都市ながら、多くの観光スポットが中心地の歴史地区とその周辺にあるのでとても観光のしやすい街です。メキシコの伝統音楽マリアッチと世界的に有名なお酒テキーラの発祥の地でもあり、見どころ満載。メキシコ壁画の巨匠オロスコの出身でもあるので、美術文化も発展している美しい街です。歴史的建造物は見応えがあるので、歴史と文化の深い都市グアダラハラを次の旅行先に選んではいかがでしょうか。