プエブロの観光スポットを紹介！コロラドの文化・歴史・暮らしを体感しよう

プエブロはアメリカ合衆国コロラド州南部の都市。ロッキー山脈の東側にあるこの観光地からは雄大な山々の景色を望むことができます。プエブロの町自体も自然に溢れていて、トラッキングやアクティビティを心いくまで堪能できますよ。

プエブロの人口は州内で9番目ですが、コロラド州の農業や工業においては人口規模以上に重要な都市と位置付けられています。そのため、夏の終わりにはステート・フェアが開かれ、トウガラシの収穫を祝うチリ・フェスティバルも毎年の風物詩となっています。

インディアンやヒスパニック系移民の歴史を学べる観光スポットもあり、プエブロは自然、グルメ、歴史と魅力的な観光の三拍子が揃った町なのです。それでは、プエブロの見どころをご紹介しましょう。

1.エル・プエブロ歴史博物館

エル・プエブロ博物館では、プエブロやコロラドのさまざまな文化や歴史を学ぶことができます。チカーノと呼ばれる原住民のルーツや戦い、コロラド州政府軍によるラドローの虐殺にかんする展示などが有名です。

数有る展示物を見て回るのも良いですが、このスポットが観光客に人気なのは、さまざまな体験ができるからです。昔の服装にドレスアップしたり、ティピーと呼ばれる原住民のテントに入ってみることもできますよ。アドベと呼ばれる原住民の住居に使われていた粘土をこねたり、トルティーヤを作るイベントなど、子供に人気のイベントも多数もよおされます。

遊びを通じて気軽にプエブロの歴史に触れることができるので、大人も満足がいく観光スポットです。

2.アーカンザス川歴史遊歩道

プエブロの工業化に大きく貢献してきたアーカンザス川の運河沿いを、美しい遊歩道とするプロジェクトが現在も進行中です。このアーカンザス川歴史遊歩道のウォーターフロントは爽やかな雰囲気で、プエブロの地元の人だけでなく観光客をも魅了するエリアとなっています。橋や小さな滝、水遊び場などもあるので子供にとっても楽しめる散歩道ですよ。

また随所にアートやオブジェが飾られていて、ショップやレストランも点在しているので、お店を覗きながら歩くのも良いですね。小さくて可愛らしいゴンドラボートや手こぎボートに乗って、川下りを楽しむこともできます。

日が暮れた後はとてもロマンティックな観光地となり、プエブロ市民のカップルのデートスポットにもなっています。昼間とはまた違ったプエブロの顔を見つけることができるでしょう。

3.ブエル・チルドレンズ・ミュージアム

プエブロ市街の中心部にあるブエル・チルドレンズ・ミュージアムも、おすすめの観光スポットです。名前に「チルドレン」とつきますが、対象年齢は1〜101歳まで！館内には芸術や科学、歴史をテーマにした展示がされていて、子供だけでなく大人でもじっくりと見入ってしまう内容です。床や壁にあるセンサーを押してみたり、照明や音、ビデオに工夫がされているので、楽しみながら学ぶことができます。

もちろん、子供を対象としたスペースも充実！衣装に着替えて演劇でスターを演じるコーナーや、リボンなどを使ってオリジナルの工作ができるコーナーは、とくに小さなお子さまに大人気！4歳未満の小さい子供には、牧場をテーマにしたプレイルームが用意されています。

ちなみにブエル・チルドレンズ・ミュージアムは、10年以上の間プエブロのベストミュージアムに選ばれ続けている人気観光スポットなんですよ。

4.プエブロ湖州立公園

アクティビティが好きな方には、プエブロ市街の西にあるプエブロ湖州立公園がオススメです。湖は4,600エーカー、陸上の広さも10,000エーカーと広大なプエブロ湖州立公園では、さまざまなアクティビティにチャレンジできます。

アーカンザス川を堰き止めて造られたプエブロ湖ではカヤックやセーリング、モーターボート、釣りなどが楽しめます。またアーカンザス川ではチュービングが、陸上でもサイクリングやウォーキング、ピクニックができますよ。

清らかなアーカンザス川や近隣の壮大な山々の景色を見ていると、自然と心が洗われると人気の観光スポットです。プエブロ湖州立公園は居心地がよく、一日ではとても遊び足りないでしょう。そんな方は、公園内のキャンプ場に宿泊することもできます。遠くに見える山に夕日が沈み一日が終わっていく様子を見ていると、なんとも言えない落ち着いた気持ちになるでしょう。

5.ローズマウント博物館

ビクトリア風のこの建物は、1893年にヘンリー・ハドソン・ホーリーというニューヨークの著名な建築家によって設計され、サッチャーという一家が住んでいました。歴史のあるとても美しい建物は国家歴史登録財にも登録され、主要な観光スポットとなりました。

まず驚くのが家の大きさ。なんと37部屋もあるのです！建築材にもこだわっていて、外装はコロラド産のピンク色の火山石で作られているんですよ。中に入ると、9割は当時のままだという家具や家財がとてもオシャレで歴史を感じさせます。冷蔵庫やインターフォンも当時のままで、プエブロの富裕層の昔の生活を垣間見ることができます。

館内は、ツアーガイドで巡ることになります。ここのガイドは、知識が豊富な人ばかりと観光客の評判も上々です。いろいろとプエブロの町について質問してみはいかがでしょうか。プエブロの地元に人たちの結婚式などにも使用される、雰囲気の良い観光スポットですよ。

6.プエブロ・ワイズブロット航空博物館

プエブロ空港からほど近いプエブロ・ワイズブロッド博物館は、飛行機好きにオススメの観光スポットです。プエブロ市長だったワイズブロッド氏が個人で収集したビンテージ飛行機を展示していて、第二次世界大戦時代を中心とした航空機を数多く見ることができます。ほかにも、劇場や図書館ギフトショップも併設されてています。

米軍の航空の歴史だけでなく、NASAに関する展示もありますよ。とくに、宇宙から帰ってきた宇宙船のタイヤは必見です！見るだけでなく実際に触れられるものも多いので、興味深く観光できるでしょう。

また、制服コレクションも人気の展示。第二次世界大戦中のパイロットの制服がずらりと並んでいて見応え充分です。飛行機のシュミレーターもあるので、乗り物好きにはたまらない観光施設です。ガイドをしてくれるボランティアもいるのですが、なかには実際に戦争を経験した方もいて、丁寧に案内してくれますよ。

◎まとめ

プエブロのおすすめ観光スポットを6か所ご紹介しました。プエブロは、有名な観光地コロラドスプリングスから約50マイル南下したところにあります。

コロラドスプリングスを訪れる予定のある方も、ぜひプエブロまで足を伸ばしてみてくださいね。

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