名称:落水荘
住所:1491 Mill Run Road, Mill Run, PA 15464
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ピッツバーグは、合衆国ペンシルベニア州西部に位置する町です。NFLチーム「スティーラーズ」にも現れている様に、かつでは鉄鋼で栄えた都市でした。鉄鋼王とよばれるアンドリュー・カーネギーもこの地で事業を成功させています。ピッツバーグ内にはカーネギーが創立した大学や博物館があり、人気の観光スポット。
また、アンディー・ウォーホルもピッツバーグ生まれだと言われており、彼の膨大なコレクションを展示した美術館もあります。商業地として有名なピッツバーグはあまり観光地としては知られていませんが、見どころ満載。中でも特にオススメのスポットをご紹介します。
目次
ピッツバーグおすすめの観光スポット&見どころ7選 鉄鋼の町を歩こう!
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1.落水荘
落水荘は、ピッツバーグで見逃せない観光スポットです。近代建築の三大巨匠と言われ、帝国ホテルを建築したことでも知られるフランク・ロイド・ライトの住宅建築の代表作と言われています。この建築物はとても有名でレゴでも販売されています。
特徴は何と言っても滝の上に住宅が建っていること。何でもアメリカのデパートのオーナーから、滝を眺めて暮らしたいとリクエストされ、なんと大きな滝の真上に家を作りました。まるで家から滝が流れているかの様に見えるこの建物は今や人気の観光地となっていて、ツアーが行われています。ホームページから予約できるこのツアーは大変人気なので早めの予約をオススメ。
ピッツバーグからは、車で約1時間半ほどの場所にあり、ここから車で10分程行った場所にはケンタック・ノブというライトが手がけた住宅があります。建築が好きな方はこちらも併せて観光してみてくださいね。
2.アンディーウォーホル美術館
アンディーウォーホルはここ、ピッツバーグの町で生まれたと言われています。ゆかりの地にあるこの美術館は、ウォーホルファンにとっては聖地。
約900点のペインティングに加え、100点以上の彫刻、2000枚以上の紙に描かれた作品、4000枚もの写真と充実のコレクションです。ウォーホルの学生時代の作品やスケッチブックまでもが公開されていますよ。
年代順に分かりやすく展示されているので彼の作品がどの様に変化していったのか、よく理解できると観光客の評判もいいです。ちなみに美術館の2階はウォーホルが大好きだったハイヒールの保管場所にもなっています。
ガイドツアーに参加すると、上の階から丁寧に説明してくれますよ。好きな絵をTシャツにプリントしてくれるというサービスもあるので、ピッツバーグ観光のお土産になりますね。
名称:アンディーウォーホル美術館
住所:117 Sandusky Street, Pittsburgh, PA 15212
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3.カーネギー自然史博物館
ピッツバーグは、鉄鋼王と呼ばれたあの有名なカーネギーにもゆかりのある地です。カーネギーはピッツバーグで事業を成功させ、世界に知られる事業家となりました。数々の教育施設や文化施設に寄付した慈善家としても知られるカーネギーは、ここピッツバーグにも大学や博物館、美術館などを設立。今ではどれも人気の観光スポットになっています。
その一つであるカーネギー自然史博物館は、アメリカの五大自然史博物館にも数えられている必須の観光スポットです。目玉は世界で最も質の高いと言われている恐竜コレクション!迫力満点の化石は今にも動き出しそうですよ。未だに名前もつけられていない恐竜も展示されています。
他にも観光客が勧めるのは鉱物や宝石のコーナー。とっても美しいと評判なので見てみてくださいね。
名称:カーネギー自然史博物館
住所:4400 Forbes Avenue, Pittsburgh, PA 15213
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4.ナショナリティ・ルーム
ナショナリティ・ルームは、ピッツバーグ大学の大聖堂内にある教室です。ここはアメリカに移住してきた移民たちの文化を学ぶという目的のもと建設され、実際に教室として使用されています。あまりの美しさに、今ではピッツバーグの観光スポットとなっています。
スイス、インド等様々な国をテーマにした教室が並びます。必見なのはオーストリア。とても豪華でまるで中世のお城の中にいるかのようです。
一つひとつの教室を周ると、世界の文化が感じられます。また教室だけでなく吹き抜けの荘厳なホールも必見。映画に入り込んだような世界で、こんな教室で授業が受けられると考えるだけでもウキウキしますね。
名称:ナショナリティ・ルーム
住所:4200 Fifth Avenue, University of Pittsburgh, Pittsburgh, PA 15260
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5.モノンガヒラ・インクライン
このケーブルカーは、1870年から運転しており、アメリカでも最古のケーブルカーの一つだと言われています。かつてピッツバーグの産業があまりに急速に拡大し市民の足が必要になったため、ピッツバーグのダウンタウン近くのマウントワシントンという山に開通させました。
モノンガヒラ・インクラインは現在でも市民の通勤としても使われていますが、ピッツバーグのダウンタウンを見下ろす美しい景色が見られるので観光客にも利用されています。
山頂には沢山のレストランやバー、ベーカリーやチョコレートショップなども建ち並んでいて、こちらも観光スポットです。夜景とディナーをセットで楽しめるので、特に夜に登るのがオススメ。一日の観光の締めくくりに寄ってみてくださいね。
名称:モノンガヒラ・インクライン
住所:Grandview Towers, Carson Street, Pittsburgh, PA 15211-1000
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6.カーネギー科学センター
カーネギー科学センターは、お子様から大人まで夢中になってしまうピッツバーグ絶好の観光施設です。ここでの必見スポットは、巨大な鉄道のジオラマ。1880年代〜1930年代後半のペンシルベニア西部を再現したこのジオラマは、細部までこだわっていて当時の人達の生活の様子がよくわかります。
ピッツバーグの町並みも再現されており、落水荘やモノンガヒラ・インクラインなど、観光スポットも沢山ありますよ。夜になったり、明るくなったりととてもリアルで、見ているだけでその町並みに吸い込まれそうなります。3Dプリンターを使った、初めての鉄道モデルとしてその世界ではかなり有名です。
他にもロボットを操作してゲームをしたり、模型を作ることもできます。さらに宇宙船の船外活動を体験したり、本物の潜水艦の中に入ることもできるので、時間を忘れてしまう観光施設ですよ。
名称:カーネギー科学センター
住所:1 Allegheny Ave, Pittsburgh, PA 15212-5895
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7.ピッツバーグ動物園&PPG水族館
ピッツバーグ市民だけでなく、日本からの観光客にも評判のピッツバーグ動物園&PPG水族館。広い園内では、展示スペースもかなり余裕があり、悠々としている動物を見ているだけで癒やされます。
ここでは大きくて丸い耳がキュートなリカオンや、まるでたぬきのようなメガネグマなどの絶滅危惧種を見ることが出来ますよ。檻の中に入り、カンガルーや鹿に触れられるスポットもあるのでお見逃しなく。
またピッツバーグ動物園には、水族館が併設されており、ピラニアやしろくま、サメが展示されています。ペンギンのパレードなど、期間限定のイベントを行っているので観光の前にチェックして行きましょう。
名称:ピッツバーグ動物園&PPG水族館
住所:7340 Butler St, Pittsburgh, PA 15206
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◎まとめ
ピッツバーグの魅力的な観光スポットをご紹介しました。歴史を感じさせる観光スポットだけでなく、博物館や大学など、巡っているだけでアカデミックな気分にさせてくれる施設が随所にあります。是非ピッツバーグを訪れて下さいね。特に夏は涼しく過ごしやすく快適な旅ができますよ。