厳島神社・宮島の観光情報|日本の美しい世界遺産

画像出典:Luciano Mortula - LGM/shutterstock

厳島神社・宮島の観光情報|日本の美しい世界遺産

広島県廿日市市(はつかいちし)には、神の島と崇められてきた場所「宮島」があります。瀬戸内海に浮かぶこの島は、多くの瀬戸内海の島々を背景に楽しめる魅力的な観光スポット。その宮島に佇む荘厳な神社が、世界遺産としても有名な厳島神社(いつくしまじんじゃ)です。今回は、宮島が誇る世界遺産、厳島神社についてご紹介します。

目次

厳島神社・宮島の観光情報|日本の美しい世界遺産

厳島神社の観光情報とは?

出典: Sean Pavone/shutterstock

厳島神社は、海中にそびえ立つ鮮やかな朱色の大鳥居と共に祭神を祀ってある歴史深い神社。創建は推古元年(593年)ですが、後に平清盛によって現在のように造営されました。一度焼失するという不幸に見舞われましたが、その後、創建当初の様式に忠実に再建されたこともあり、世界遺産へと登録されました。

海の中に建つ鮮やかな朱塗りと檜皮葺きの厳かな屋根が目立つ神社が海上に建つ姿は、実に風光明媚(ふうこうめいび)!見事なまでに自然と調和された姿には心奪われるでしょう。日本屈指の美しさを放つ神社として有名なのも納得しますよ。日本三景の一つとも知られ、趣ある日本の美をを見たい方におすすめの観光スポット。神々が宿る島と伝えられる宮島の世界遺産は見逃せませんよ。

厳島神社へのアクセス

広島駅からJR山陽本線を利用し宮島口駅まで行きます。そこから歩いて宮島口の桟橋まで向かい、宮島口フェリー乗り場で、船に乗り換えます。後は、連絡船に乗り宮島まで渡り世界遺産の迫力を思う存分堪能してみてください。また、島に近づけば船からも世界遺産厳島神社の姿が見えるので、船からの景色も楽しんでみてもいいかもしれませんね。

厳島神社のおすすめポイント2

1. 大鳥居

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宮島の世界遺産厳島神社へ訪れたのなら、必ず見ておきたい観光スポットが大鳥居。鮮やかな朱色が目立つ大鳥居は宮島のシンボルとして海の上にそびえ立っています。この大鳥居は、満潮時は海中に浮かんでいるように見え、厳島神社の玄関口。船でこちらの大鳥居をくぐり抜けるわけではないのですが、船から最初に目に映るでしょう。

高さ約16m、柱間約11mもある巨大な鳥居は、海の中で固定されているわけではなく、鳥居本体の重さのみで立っているのです。満潮時は近づけませんが、潮が引くとその鳥居本体に触れるほど近くに行くことが可能。近くで見たい方は潮が引くまで待って、その迫力に圧倒されてみてください。

2. 本殿

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宮島の世界遺産厳島神社の見どころは、やはり美しい本殿!全国にある厳島神社の総本社として、格式高い美をここ宮島で放っています。本殿には、宗像女神が祀られており、現在の本殿は毛利元就によって改築されたもの。屋根は切妻屋根と両流屋根でつくられており、檜皮葺の荘厳な美は、本殿自体の魅力をさらに上げています。

ちなみに檜皮葺とは、その名の通り檜(ヒノキ)の皮でつくられた屋根のことで、伝統的な日本の造り。平安時代にその極みに達したとされる寝殿造りの特徴でもあります。檜の皮は今は貴重で、一般的な住宅に使用するのは、まずありえないと言ってもいいでしょう。細かいところにも注目しながら観光してみるとより楽しめますよ。

◎まとめ

悠久の時を越えて、その美しさを改めて感じることができる世界遺産の「厳島神社」。神の島と崇められるほどの厳かな空気に満ちているので、荘厳な美に心躍る観光ができるでしょう。

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