名称:グラスゴー大聖堂/Glasgow Cathedral
住所:Castle St., Glasgow G4 0QZ
公式・関連サイトURL:
スコットランドの都市、グラスゴー。かつては造船業で栄え、ロンドンやパリと並ぶ大都市でした。戦後、造船業は廃れ当時の面影は少なくなりました。グラスゴーは「芸術と文化の都市」として生まれ変わり、発展を続けています。
グラスゴーはイギリスでは人気の観光地。ロンドンからは電車で4時間ほどです。イギリス内ではロンドンに次いでファッションのショップがたくさんある都市になり、国内外から人気を集める観光地となっています。グラスゴーの魅力をご紹介します。
目次
芸術と文化の都市。スコットランド・グラスゴーの人気観光スポット20選
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1.グラスゴー大聖堂
グラスゴー大聖堂はイギリス屈指のゴシック建築の教会で、観光客に人気のスポット。12世紀から15世までに何度も改修を重ねて、現在のような姿になりました。厳しい宗教改革の中、スコットランドにある教会はほどんと破壊されてしまいましたが、このグラスゴーの大聖堂は奇跡的に免れ完璧な姿で残っています。
観光の見どころは、荘厳なステンドグラス。高いアーチや大きな窓も魅力的です。地下にも聖堂がある珍しい造りの教会で、グラスゴー大聖堂を作った聖マンゴーのお墓があります。無料ガイドツアーがあり、観光客にもおすすめ。
2.グラスゴー リバーサイド美術館
「グラスゴー リバーサイド美術館」は、2011年にクライド川沿いにできた美術館。交通博物館とも呼ばれ、グラスゴーの観光名所にもなっています。日本でも新国立競技場の初案を出した、ザハ・ハディド氏による建築で、その斬新なデザインが目を引きます。
実はこの美術館、2013年にはヨーロッパ一の博物館に選ばれたんですよ。館内にはいくつものギャラリーがあり、世界各地から集められた多くの乗り物が展示されています。世界最古の自転車やクラシックカーなど、展示の仕方も工夫が凝らされていてとても面白いですよ。
名称:グラスゴー リバーサイド美術館/The Riverside Museum of Transport and Travel
住所:100 Pointhouse Place, Glasgow G3 8RS
公式・関連サイトURL:https://www.visitbritain.com/jp/ja/ribasaidobo-wu-guan-riverside-museum
3.クイーンズパーク
1880年に造られた歴史ある公園で、スコットランドのメアリー女王を記念して名付けられました。亜熱帯庭園や爬虫類展示コーナー、バラ園などがあり、一年を通じて楽しめる観光スポットです。
また、この公園からはグラスゴーの市内を一望でき、晴れた日には遠くの山々まで見ることができます。サッカー場やクリケット場、テニス コートなど様々なレクリエーション施設があり、観光客だけではなく、グラスゴーの市民の憩いの場となっています。
名称:クイーンズパーク/Queens Park
住所:520 Langside Rd、Glasgow、Queen's Park, Glasgow City G42 9QL
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4.ハンタリアン博物館
グラスゴーの人気観光スポット「ハンタリアン博物館」は、グラスゴー大学内にあるスコットランド最古の博物館。恐竜の化石、古代ローマ・ギリシャ・エジプトの遺跡などが展示されていて、小さいけれど見どころの多い博物館として観光客にも人気です。
ハンタリアン博物館は1807年のオープン。ウィリアム・ハンター博士が寄贈した私蔵コレクションに端を発しています。その所蔵品は多岐にわたり、グラスゴー大学の敷地内に博物館のほか、美術館、動物学博物館、解剖学博物館、マッキントッシュ ハウスと分かれて展示されています。ぜひ観光に訪れてみてください。
名称:ハンタリアン博物館/The Hunterian Museum
住所:88 Hillhead St, Glasgow, Lanarkshire G12 8QQ
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5.マッキントッシュハウス
マッキントッシュは、1868年にグラスゴーで生まれ、美術や建築、デザインなど多方面にわたり活躍しました。マッキントッシュの生み出した作風は「グラスゴー・スタイル」として確立され、世界中の建築家やデザイナーに影響を与えています。
グラスゴー大学内には、マッキントッシュ夫妻が1906年から1914年まで暮らした自宅が残されています。各部屋の設計や内装、家具類はマッキントッシュ夫妻によるもの。マッキントッシュのファンでなくても、必見の観光スポットとなっています。
名称:マッキントッシュハウス/The Mackintosh House
住所:82 Hillhead Street, Glasgow, Scotland
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6.ケルビングローブ美術館・博物館
ケルビングローブ美術館・博物館は、1901年にオープンしたグラスゴーで人気の観光スポットです。スペインのバロック様式の建物が印象的。美術館にはフランスの印象派やグラスゴー派など多くのヨーロッパ美術品が展示されています。ダリの「十字架の聖ヨハネのキリスト」は観光客にも人気。
博物館では、ヨーロッパの美術品、陶磁、武具、銀器、自然史やスポーツ関連、彫刻など多彩な展示があり、見ごたえがあります。展示だけでなく、開館当時のオルガンでリサイタルも楽しめますよ。グレスゴー観光では人気のスポットです。
名称:ケルビングローブ美術館・博物館/Kelvingrove Art Gallery and Museum
住所:Argyle Street, Glasgow G3 8AG, Scotland
公式・関連サイトURL:https://www.visitbritain.com/jp/ja/kerubingurobumei-shu-guan-bo-wu-guan-kelvingrove-art-gallery-and-museum
7ジョージ広場
国王ジョージ3世にちなんで名づけれました。グラスゴーの中心部にある市議会堂前の広場で、周辺には歴史的な建物やおしゃれなレストランが多くあります。広場ではいろいろなイベントも行われますよ。
中でもひときわ目を引くのは、広場の東側に建つルネサンス様式の建物、グラスゴー市議会ビルです。かつてはスコットランド銀行でしたが、今ではおしゃれなカフェやレストランが入っていて、観光にもおすすめ。また、周辺には彫像も立っていて、観光スポットとして人気です。
名称:ジョージ広場/George Square
住所:George and St. Vincent Sts., Glasgow, Scotland
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8.グレンゴイン蒸留所
スコットランドと言えばウィスキー。NHKの朝ドラ「マッサン」を思い出す方も多いと思います。グラスゴーの人気観光スポット「グレンゴイン蒸留所」には観光客向けにガイドツアーがあり、行程を見学することができますよ。ウィスキーが好きな方には人気の観光ツアーです。
「グレンゴイン」は、シングルモルトのなかではもっとも有名な銘柄の一つですね。ツアーではまず試飲からスタート。ついで原料から蒸留までを見学することができます。ショップでは日本にはないウィスキーも売られていますよ。グラスゴーの観光の思い出としていかがですか?
名称:Glengoyne Distillery
住所:Dumgoyne, Near Killearn, Glasgow, G63 9LB
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9.ブキャナンストリート
「ブキャナンストリート」はグラスゴー最大の繁華街で人気の観光スポット。石畳が美しいショッピングストリートです。カフェやレストラン、ファッション系の店が立ち並びとても賑やか。チェーン系列の店が多いのですが、見ているだけでも楽しい観光スポットです。ここでグラスゴー観光土産も見つかるかもしれませんね。
グラスゴーの中心にあるため、いつも賑やかなストリート。ヨーロッパでよく見られる古い建築をきれいに改装しているものが多く、かわいい街並みも印象的です。ここにはマッキントッシュがデザインしたウィロー・ティルームという、有名なカフェがありますよ。
名称:.ブキャナンストリート/Buchanan St
住所:Buchanan St. Glasgow
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10.グラスゴーウエストエンド
グラスゴーウエストエンドは、グラスゴーの中心部からやや離れた場所にあるファッショナブルなエリア。このエリアにはグラスゴー大学を中心に、ケルヴィングローヴ美術館・博物館、公園などがあり、学生が多く住む古き良きイングランドの街並みが広がっている素敵な観光スポットです。
おいしいレストランやおしゃれなカフェもあり、観光の途中にゆっくりするのもおすすめ。観光の思い出として、パブでビールやフィッシュ&チップスを楽しむのもいいですね!かわいい雑貨屋さんもあり、グラスゴーのお土産を探すのも楽しいですよ。
名称:グラスゴーウエストエンド/West End
住所:West End Glasgow
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11.バレルコレクション美術博物館
バレルコレクション美術博物館は1944年、グラスゴーのポロック カントリー公園内にオープンしました。セザンヌの絵画やロダンの彫刻、東洋の陶磁まで、8,000 点を超える芸術品が勢ぞろい。
このコレクションは、運送業で財を成したグレスゴーの名士サー ウィリアム・バレルが市に私蔵コレクションを寄贈したのが始まりです。バレルが所有していた城のレプリカも展示されていて、観光客にとってもとても興味深い観光スポットとなっています。
グラスゴーでは人気の観光スポット。美術鑑賞のあとは、グラスゴーのポロック カントリー公園を散策するのもおすすめ。
名称:バレルコレクション美術博物館/The Burrell Collection
住所:Pollok Park, 2060 Pollokshaws Rd., Glasgow G43 1AT
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12.グラスゴー大学
「グラスゴー大学」は1451年に設立された500年以上の歴史を持つ大学です。アダムスミスやワットなどを輩出した、イギリスで4番目に古い大学で、グラスゴーの人気観光スポット。
風格ある重厚な建築物が観光の見どころです。一説によれば、ハリー・ポッターの著者、JKローリングがホグワーツ魔法学校のイメージに使ったとか。諸説があるとはいえ、納得できる雰囲気で観光も楽しいですね。
グラスゴー大学はイギリス初の工学部や、17世紀初期に創立された薬学部など伝統のある学部が多く、ノーベル賞受賞者を6人、英国首相を1人、そして初代スコットランド首相を輩出しているレベルの高い大学です。
名称:グラスコー大学/The University of Glasgow
住所:Glasgow, G12 8QQ, Scotland
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13.グラスゴー美術学校
「グラスゴー美術学校」は、グラスゴーを代表する建築家・マッキントッシュの出身校。グラスゴーには、マッキントッシュの作品が多く残されていますが、このグラスゴー美術学校はマッキントッシュが27歳の時にデザインしたものです。
建物の全体からディテールに至るまで あらゆるところにマッキントッシュらしさが現れている建物で、必須の観光スポットです。名門美術学校として、デザイナーやアーティストとなった卒業生が世界の舞台で活躍しています。校内は学生によるツアーが開催されているので、観光の途中にお立ち寄りください。
名称:グラスゴー美術学校/Glasgow School of Art , GSA
住所:11 Dulhousie St.., Glasgow G3 6QR
公式・関連サイトURL:https://www.visitbritain.com/jp/ja/gurasugosukuruobuatoglasgow-school-art
14.グラスゴー市庁舎
グラスゴー市庁舎は、ジョージ広場に位置するひときわ目立つ建物。スコットランドの建築家、ウイリアム・ヤングによって1888年に建てられた、グラスゴーでおすすめの観光スポットです。
1日2回、無料の内部見学ツアーも行っていて、グラスゴーを訪れた観光客にも人気。内部の見どころは、映画にも使用された世界で最も規模の大きな大理石の階段や4階のモザイク模様などがあります。
市庁舎前の広場にはスコットランドを代表する詩人ウォルター・スコットの像、蒸気機関を生み出したジェームス・ワット、ヴィクトリア女王やその夫のアルバート公などの銅像が並んでいます。こちらも観光におすすめです。
名称:Glasgow City Chambers
住所:80 George Square, Glasgow G2 1DU, Scotland
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15.ポロックカントリーパーク
グラスゴー中心部から列車で約10分、バスで20分ほどのところにある自然豊かな公園です。古代エジプト美術から印象派の絵画まで幅広い所蔵品で知られるバレル・コレクション美術博物館もこの公園内にあるので、合わせて観光に訪れてみてください。
園内には牧草地が広がり、馬に出逢えることも。遊歩道が整備されていて、マウンテンバイク用のトレイルもあります。グラスゴーを訪れた観光客にも人気のスポット。観光の合間にグラスゴーの自然も味わってみてくださいね。
名称:ポロックカントリーパーク/Pollok Country Park
住所:2060 Pollokshaws Road, Glasgow G43 1AT, Scotland
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16.グラスゴー科学センター
グラスゴー科学センターは、科学技術を学べる体験型の施設。2001年にグラスゴーのクライド川南岸にオープンした、人気の観光スポットです。大型スクリーンで銀河間旅行を疑似体験したり、人体模型で体の仕組みを学んだり、ライブラボで実験を体験したりと楽しい科学館!
IMAX シアターやプラネタリウム、クレーン操作を楽しめる貨物船の「ザ ビッグ エクスプローラー」、昆虫の展示など、様々な体験型の展示があり、ファミリーで楽しめる観光スポットです。グラスゴーを観光で訪れた際にはぜひお立ち寄りくださいね。
名称:Glasgow Science Centre
住所:50 Pacific Quay, Glasgow G51 1EA, Scotland
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17.ライトハウス
ライトハウスは、マッキントッシュが初期に設計したもので、グラスゴーの繁華街の中心にあります。ここはかつてグラスゴーヘラルド新聞社のビルとして使われていましたが、現在ではアートギャラリーになっています。
ギャラリーの一角にはマッキントッシュセンターがあり、マッキントッシュの生い立ちやヒルハウスの模型、彼がデザインした椅子などが展示されていて観光客にも人気。
ライトハウスには螺旋階段から登れるようになっていますよ。上からはグラスゴーの街の風景を360度眺めることができ観光にもおすすめです。
名称:.ライトハウス/Lighthouse Building
住所:11 Mitchell Lane, Glasgow, Scotland G1 3NU
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18.現代美術館(GoMA)
日本語では「ギャラリー・オブ・モダン・アート」とも訳されるグラスゴーの現代美術館は、グラスゴーやスコットランドをはじめ世界中のアーティストの作品を紹介しています。
この建物は、スコットランドの富裕なタバコ商人の邸宅として建てられ、その後スコットランド王立銀行、王立取引所を経て、1996 年にグラスゴーの現代美術館としてオープンしました。
フロアは3つに分かれ、写真や彫刻、版画、絵画など多彩な芸術作品を鑑賞できます。グラスゴーのアートを語る上で必須の観光スポット。カフェもあり、観光の途中に立ち寄ることもできますよ。
名称:現代美術館/Gallery of Modern Art
住所:Royal Exchange Sq., Glasgow G1 3AH
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19.ローモンド湖
スコットランド屈指の観光地「ローモンド湖」。グラスゴーの北23kmに位置し、長さ約39km、幅約8kmで表面積ではスコットランドで最大級の淡水湖です。周囲は国立公園になっておいて、大自然が堪能できる人気の観光スポットです。
スコットランド民謡「ロッホ・ローモンド」の歌でお馴染みの湖。行き方はグラスゴーから電車で40分~50分です。周辺にはドゥーン城やスターリング城、リンリスゴー宮殿などが点在していて、全部を観光で訪れるにはグラスゴーからのツアーがおすすめ。グラスゴーから日帰り旅行に最適のスポットです。
名称:Loch Lomond & The Trossachs National Park Headquarters
住所:Carrochan, Carrochan Road, Balloch G83 8EG
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20.ボタニック・ガーデンズ
グラスゴーの北西に位置する植物園で、グラスゴーのケルビン川沿いにあります。奥行きのある静かな公園で、グラスゴーの観光の途中にゆっくりと訪れてみてください。園内には野生のリスもたくさん走っています。蘭のコレクションで知られている温室もあり、観光客にも人気のスポットです。
ボタニックガーデンの開園時間は日の出・日の入りによって変動します。冬は午後4時半までで、春は6時頃まで、5月から7月は夜の9時まで延長されます。夏には野外劇場もオープン。グラスゴーの人と一緒に野外でミュージカルやコンサートを鑑賞するのも、グラスゴー観光のいい思い出になりますね。
名称:ボタニック・ガーデン/Botanic Gardens
住所:730 Great Western Rd, Glasgow G12 0UE
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◎まとめ
グラスゴーの観光スポットをご紹介しました。自然と文化の都市、グラスゴーにはまだまだ、たくさんの観光スポットがあります。アートスポットを訪れたり、自然豊かな公園を散策したり、グルメやお買物を楽しんだりと、グラスゴーではいろいろな楽しみ方がありますね。
様々な観光スポットを訪れて、グラスゴーの旅の思い出を作ってくださいね。素敵な旅で貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか。