ノースカロライナ州グリーンズボロのオススメ観光スポットを紹介

グリーンズボロはアメリカ合衆国ノースカロライナ州中北部に位置する都市です。アメリカ独立戦争のギルフォード郡庁舎の戦いで指揮をとった、ナサニエルグリーン将軍から町の名前がつけられました。当時この土地は未開森林で、98ドルで売買されたといわれています。

その後この町は鉄道によって発展し、一時は「門の都市」と呼ばれ周囲にも繊維工場などができました。現在でも繊維産業は続いており、いくつかの大手会社が拠点をおいています。グリーンズボロは、今でも鉄道輸送の中継点。ワシントンDCとアトランタを経由し、ニューオリンズに向かうアムトラックの停車駅になっています。

1.グリーンズボロサイエンスセンター

グリーンズボロでも随一の観光スポットです！水族館と動物園があさわった施設ですが、ほかにも博物館、映画館やアクティビティも兼ね備えています。恐竜のレプリカや化石、へびやとかげ、サメなどたくさんの見どころがあります。珍しい動物も多く触れ合うこともできるので、子供は大興奮ですね！特に間近で見る事ができるトラと、テナガザルの赤ちゃんが人気です。

屋外で体験するアクティビティ、スカイワイルドも体験してください。森林の中で、木から木へとおぼつかない足場を頼りに移動します。その体験だけでもスリリングで楽しいのですが、これには動物と同じ目線を理解するという重要な意味が込められています。

楽しい観光を通じていつの間にか動物について学んでいる、グリーンズボロサイエンスセンターではそんな貴重な体験ができる観光施設なんです。グリーンズボロ中心部から北西に8km程の場所に位置した観光スポットへぜひ。

2.タンガーファミリー200年記念ガーデン

観光客だけでなく、グリーンズボロのローカルの人達も御用達の公園を散策してみてはいかがですか？ 7.5エーカーのこの公園は美しく手入れていて、様々な種類の花が咲き誇っています。一年中違った景色を楽しむことが出来ますよ。

至る所に彫刻やオブジェがあるため、自然だけでなくアートを観光することもできます。一番の見どころはウエディングガゼボと呼ばれる、アメリカの結婚式で夫婦が誓い合う見晴台。とても美しく、シャッターを切らずにはいられないでしょう。ここでは年中、グリーンズボロの地元の人達のウエディングパーティーや、ウエディングフォトの撮影が行われています。

グリーンズボロの中心地からも車で10分程度と近いので、早朝に一日の観光の始まりにお散歩をするのにちょうどいい場所ですよ。

3.ミリアム P. ブレナー子供博物館

グリーンズボロチルドレンズミュージアムでは子どもたちが様々な体験を通じで学ぶことができる観光スポットです。マーケットコーナーでは子供サイズのカートを押し、本物のレジスターでベーカリー、シーフード、肉など食品の買い物をすることができます。

その他にもピザ屋さんになりきって注文、提供をしたり、医者や看護師になりきって新生児のお世話をしたりと、なりきりコーナーが盛り沢山です。

特に女の子にオススメなのがカワイイドレスを着て、ステージで踊ってアイドルになれるコーナーです。ご両親のシャッターが止まりませんね。男の子には、本物のパトカーや消防車、トラックに乗って運転するフリができるコーナーがいいですね。

また、グリーンズボロチルドレンズミュージアムはアメリカ合衆国で初の、実際に食べることができるフィールドが設けられた場所だと言われています。食べ物を通じ、自然や命を教える役割を果たしている観光施設でもあります。

グリーンズボロのダウンタウンに位置するのでアクセスも抜群です。お子さんを連れて観光に行ってみてはいかがでしょうか。

4.アンティークマーケットプレイス

アンティーク好きの方には必見の場所です！45,000スクエアフィートのマーケットには常時150件ものショップがひしめき合っています。

グリーンズボロのみならず、ノースカロライナ州でも一番と言われているアンティークマーケットです。そのコレクションの幅も広く、ジュエリー、シルバー、陶器、磁器、芸術品、あらゆる種類のものがあります。他では見つからないレア・アイテムを探し出すことができるかもしれませんね！

また、ここではアンティークものだけでなく、新品の家具も問屋価格で売られています。

観光の思い出に銀食器を買って帰るのもステキですね。グリーンズボロの中心部から西に10km程、ピエモントトライアド空港のすぐ南に位置します。

グリーンズボロ観光の際に寄ってみてはいかがでしょうか。

5.インターナショナルシビルライツセンター＆ミュージアム

2010年2月にオープンしたこの博物館は、かつてアメリカの市民権運動に参加した人々の行動や歴史を忘れないという目的のもと、設立された観光施設です。ここでは有料で館内ガイドをしてもらうことができます。ツアーは1960年代の隔離政策のビデオ紹介から始まり、「恥の広場」では米国全土のあらゆる人種の市民権抗議者に対する暴力の展示が続きます。

その後はグリーンズボロの鉄道車庫に設置されていた、「有色人種入場口」のレプリカを通過します。ここはかつて、教会や学校、政治や裁判での市民権の役割について運動が起こっていた場所だそうです。ツアーガイドの知識が豊富で有力情報を教えてくれる、と観光客の間でも評判なので是非ツアーに参加してみてください。

2,800平方メートルあるこの博物館では膨大な資料が保管されています。グリーンズボロのみならず、アメリカの歴史を学ぶことが観光スポットですよ。

◎まとめ

グリーンズボロは歴史博物館やアンティークショップが充実していて、アメリカの歴史を感じることができる町です。アムトラックが通っているので、特に電車の旅を予定している方は、ぜひグリーンズボロにも立ち寄ってくださいね。

ノースカロライナ州グリーンズボロのオススメ観光スポットを紹介