美しい自然が魅力の牡丹江!外せない観光スポット6か所をご紹介

画像出典:drnan tu/flickr

美しい自然が魅力の牡丹江!外せない観光スポット6か所をご紹介

中国黒竜江省にある牡丹江市は、街の中心を川が流れています。なかにし礼の小説「赤い月」は、この牡丹江が舞台となっているため、名前を耳にした方もいるのではないでしょうか。牡丹江の「江」の字は、日本語の「川」を意味します。戦中は満州国として多民族が暮らしていたエリアです。そのため、日本とのつながりを感じられることでしょう。

市街地から近い「牡丹峰スキー場」や、800頭近い熊を飼育している「黒宝熊動物園」など日本にはない観光スポットが存在します。また、牡丹江を眺めながら日本との歴史に思いを馳せるのもいいでしょう。それでは、牡丹江の観光スポットを紹介していきます!

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美しい自然が魅力の牡丹江!外せない観光スポット6か所をご紹介

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1.鏡泊湖

牡丹江観光の1番の魅力は美しい自然。特に鏡泊湖は牡丹江が火山の噴火による地形の変動でできた湖です。中国政府から国家重点風景名勝区に選ばれ、観光地として整備されています。鏡泊湖には遊覧船が運航しており、湖上を涼しく航行するので、気分も爽快です。

鏡泊湖を観光するのにオススメのシーズンは夏!ここは避暑地として多くの観光客が訪れています。また、鏡泊湖と合わせて観光すべきなのが、近くにある吊水楼爆布です。やはり夏は水量が多く、迫力のある光景を眺めることができます。

もちろん、観光地・避暑地として有名な鏡泊湖なので、周辺にホテルなど宿泊施設もあります。鏡泊湖は、まさに牡丹江の観光では外せない観光スポットですよ。

2.東一条路 歩行街

牡丹江市のメインストリート。活気があり、ブランド店が並びショッピングを楽しむなら東一条路の歩行街が一番です!通りにはキノコやキクラゲ、牡丹江人参といった地域の特産物からソフトクリームや屋台などの「食」も楽しめる観光スポットです。通りは牡丹江駅から南東方向に伸び、歩行者天国となっています。

牡丹江最大のショッピングセンターも東一条路にあるため、観光客だけでなく、牡丹江市民もよく訪れます。週末や春節(旧正月)の前には通りでイベントが開催されるなど、家族連れやデートスポットとして知られています。

牡丹江で観光をするなら、まずは「東一条路」から攻めていくといいでしょう。付近には「太平路」があるので、時間のある方はそちらも散策してみるといいですね。

3.八女投江 革命烈士陵園

出典: drnan tu/flickr

革命烈士陵園は牡丹江沿いの江濱公園にある記念碑です。高さ13メートル、長さ8.8メートルの巨大な花崗岩の彫刻で1988年に完成しました。「八女投江」の文字は全国政協主席であったタン・インチャオ氏の書です。

この革命烈士陵園は、1938年10月に旧日本軍との戦闘の末、川に身を投げて自決した女性たちを讃えた場所。激しい戦闘の中、死をも恐れず立ち向かったようすは、映画『中華児女』や『八女投江』のタイトルで公開されました。そのため、観光する際には予備知識も蓄えておくといいでしょう。

周辺は牡丹江に面し、散歩するのにぴったりの観光エリアです。真冬は最高気温が0度に達しない日も多々あるので、防寒具、特に耳まで覆える帽子は必須アイテムです。公園で牡丹江を観光しつつ、立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね!

4.牡丹峰スキー場

牡丹江の南東、15キロのところにある冬のリゾート地。スキー場のある牡丹峰は国家自然保護区に指定され、中国国内でも街の中心から最も近いスキー場として知られています。

冬の牡丹峰は雪質も良く積雪日数は160日以上あり、牡丹江を代表する観光エリアとなっています!メインコースは全長1200メートル、幅90メートルと広く、伸び伸びとスキーが楽しめます。

施設内には休憩所とレストラン、小型の別荘などがあり、多くの観光客の要望に答えています。牡丹江の中心部から近いため、交通の便もよく費用も安価ですむと好評です。近くには「牡丹峰国家森林公園」もあるので、夏はそこを観光するといいかもしれませんね!

5.地下森林

吉林省にも地下森林で有名な観光スポットがありますが、黒竜江省牡丹江市にもあります。ここはかつて火山だった火口が、休火山になり、現在は深い森になりました。そのため、広く続く森林を上から眺めることができます!

もちろん、森林に入って、澄んだ空気を吸いながら、森林浴や散策を楽しむことも可能。自然の神秘が生んだ観光スポット、地下森林。牡丹江の観光で、ぜひ訪れてみてはどうでしょう。

6.北山公園

牡丹江駅の北側、新華路の突き当りにある観光スポットです。入り口には中華風の豪華な建物があり、観光客を出迎えてくれます。隣には北山体育場もあり、環境の良いエリアです。

公園内は小さな山があり、牡丹江市内を一望できます。夜になると市民が集まって、それぞれに楽しんでいます。市民の憩いの場でありながら、観光客ものんびりできる観光スポットです。

中国風のデザインが施された休憩スポットが点在し、中国にいることを実感させてくれる観光スポットです。牡丹江中心部で買い物や食事を楽しんだ後は、腹ごなしに北山公園を散策してみるのもいいかもしれませんね!

◎まとめ

牡丹江の中心部から郊外まで幅広く観光スポットを紹介しました。少しでも牡丹江について興味が沸いてきましたか?

牡丹江の冬は、-20℃を超えることもあります。訪れるなら夏が快適ですが、スキー場や雪化粧をした鏡泊湖など、冬ならではの観光スポットもありますよ。

初めて訪れるなら夏をオススメしますが、観光シーズンのため冬より若干ホテル代は上昇する傾向にあります。また、交通手段を事前にしっかりと調べておくといいでしょう。ただし、時間通りにバスや鉄道が運行することは少ないので、時間には余裕をもって旅行の計画を立てておくといいですよ。

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