自然の神秘を肌で感じる!グランドキャニオンのおすすめ観光スポット11選

自然の神秘を肌で感じる!グランドキャニオンのおすすめ観光スポット11選

世界遺産グランドキャニオン。この渓谷の起源は今から7,000万年前まで遡ります。今も流れるコロラド川が高原を長い年月をかけて侵食し現在の地形となりました。

峡谷の深さは最深地点で約1,800mに到達。コロラド川を隔てて北側はノースリム、南側はサウスリムと呼ばれています。写真や文章では表現しきれない壮大な景観を一生に一度目にしたい、肌で感じたいと世界中から観光客が訪れる場所です。そんなグランドキャニオンの魅力と観光スポットを紹介します。

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自然の神秘を肌で感じる!グランドキャニオンのおすすめ観光スポット11選

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1.グランドキャニオン・スカイウォーク

出典: pixabay.com

2007年オープンしたグランドキャニオンスカイウォークは、グランドキャニオンの西端(グランドキャニオンウエスト)にあります。渓谷から1,200m下の谷底をのぞくことができる絶壁に備え付けられたガラス製のU字型ブリッジで、歩けば思わず足がすくんでしまう人気の絶景スポットです。ラスベガスからは約3時間、フェニックスからは6時間、グランドキャニオンのサウスリムからは4~5時間で行くことができます。

スカイウォーク内はカメラや携帯電話も持ち込みが許可されていないので、手荷物と一緒にロッカーに預ける必要があります。その代わり、プロのカメラマンが絶景を楽しむ様子を撮影してくれます。写真はギフトショップで購入できるので、旅の記念にぜひ購入したいですね。一生に一度行ってみたいスポットです。

2.マーサ・ポイント

サウスリムにあるマーサ・ポイントは日の出が見られる絶好のポイントです。夜中から夜明けにかけて次第にグランドキャニオンの渓谷の姿が現れる景色は多くの人々を魅了します。

現地へ行く場合は車でのアクセスになるので、夜が明ける前から駐車場で待機しましょう。展望台は人の流れがスムーズなので、タイミングを逃すことなく最高の景色を堪能することができます。バケーション時期は通常より多くの人々が訪れるので、少し早い時間に現地入りすることをオススメします。

マーサポイントは夕日も綺麗だと評判なので、夕焼けを堪能したい方は時間をずらして夕暮れ時に訪れるのも良いですね!マーサポイントにはきちんと柵が設けられているので、安心して観光できますよ。

日中は40度くらいまで気温の上がるグランド・キャニオンですが、夜から朝方は冷え込みます。いいコンディションで景色を堪能するためにも、ブランケットやダウン等、寒さ対策が必須です。

3.グランドビューポイント

マーサ・ポイントから約16kmの距離にあるグランドビューポイント。ここでは、訪れる人々が口を揃えて「最高!」と評価する日の出を見ることができます。時間を忘れて壮大な景色に浸れますよ。

グランドビューポイントへはシャトルバスなどの交通サービスがないので、各々の車で向かわなくてはなりません。その代り混雑することもなくのんびり観光できます。トイレがあるので休憩にも最適です。周囲に柵がないので 観光の際は足元に気を付けながら楽しみましょう。

4.グランドキャニオンアイマックスシアター

グランド・キャニオンの紹介ムービーが鑑賞できるアイマックスシアターが、グランドキャニオン・ビレッジから約8km南にある「ツサヤン」という場所にあります。

上映時間は1作品30分程。21mのスクリーンに映し出される迫力のある映像とともに、コロラド川の探索やグランドキャニオンの歴史を学ぶことができます。ここで情報を収集し、近所にあるファーストフード店で休憩しながらグランドキャニオン観光の計画を立ててはいかがでしょうか。

5.デザートビュー

出典: Grand Cayon National Park

サウスリムの一番東に位置するデザートビューには、トレードマークのウォッチタワー(展望台タワー)があります。ここにはインフォメーションセンターやストア、キャンプ場があります。

ツアーで立ち寄る機会は少ないですが、個人でグランドキャニオンを移動をする際には是非寄りたいスポットです。比較的観光客が少ないため、コロラド川をゆっくり見下ろすことができます。グランド・キャニオンの渓谷の深さを眺めながら、壮大な風景に感動しましょう。

ウォッチタワーは夕日を眺めるにもオススメのスポットです。サウスリムの玄関口「グランド キャニオン・ビレッジ」の中とはまた違った光景が楽しめます。

6.ヤバパイ地質博物館

出典: Grand Canyon National Park

ヤバパイ地質博物館は、グランドキャニオンビジターセンターとグランドキャニオンビレッジの間にあるヤバパイポイントにあります。訪れた観光客にグランドキャニオンを理解してもらうという目的のもと建設されました。

展示には立体的な地図が用いられ、岩層の堆積、コロラド高原の隆起やグランドキャニオンが削られた奇跡などについて知ることができます。3Dや細工されたアートワークを使用し、展示方法が工夫されているため、複雑な地質が理解しやすいと評判です。グランドキャニオンの規模を改めて実感することができますよ。

グランドキャニオンを一望できる他、本屋やギフトショップが併設されているので、是非立ち寄ってみてくださいね!

7.ラバトリップ

出典: PROFelix's Endless Journey

ラバに乗ってトレイルを散策することができます。ちなみにラバとは、ロバと馬を掛け合わせた動物のことです。

サウムリムやファントムランチ、ブライトエンジェルトレイル、ノースリムなど、随所でこのラバに乗ることができます。実際に乗ってみると想像以上の高さで、急勾配や細い崖っぷちを昇り降りするアクティビティはスリル満点!人気のツアーなので予約は一年以上待ちですが、根気よく待ってでも体験する価値はありますよ。

体重や身長の制限があるので注意しましょう。さらに高所恐怖症や英語に自信の無い方は体験できないなど条件が多いので、必ず事前に問い合わせをしてチェックしましょう。

8.エル・トバー・ホテル

出典: Grand Cayon National Park

100年以上前の開業当時、世界で一番高価なログハウスだったエル・トバーホテル。国定歴史建造部に指定されています。オールドデイズなアメリカが表現されているロッジは、昔ながらの雰囲気があって、つい写真に納めたくなるホテルです。

レストランやネイティブアメリカンの民芸品が売られいてるコーナーがあり、音楽演奏も行われたりとアメリカンな雰囲気を楽しむことができます。部屋数が少ないため、宿泊を検討されている方は早めのご予約を。宿泊予定がなくても是非訪れたいスポットです。

9.ツサヤン遺跡

出典: www.flickr.com

ツサヤンとは、スペイン語で「ポピ・インディアンの土地」という意味です。約800年前、ネイティブ・アメリカンが住んでいた地域として知られています。ピーク時には30人程の先住民が30年間程住んでいたという記録も残っています。

ツヤサン遺跡には古代の部屋がある遺跡を見て回れるトレイルがあり、お祭りや儀式が行われていた部屋や収納スペースを見ることができます。博物館もあり、そこではネイティブアメリカンの民芸品を見ることができます。よりディーブなグランドキャニオンの歴史に触れたい方は訪れてみましょう。

サンフランシスコ連峰の美しい雄姿も見られるので、こちらもお忘れなく。

10.ブライトエンジェルトレイル

出典: upload.wikimedia.org

ブライトエンジェルトレイルは、数あるグランドキャニオントレイルの中でも人気の高いコースの一つです。比較的トライしやすいと言われているため、沢山のハイカーが訪れます。

コースを15km程進むと1,340m下にある谷底に着き、そこから山肌を歩きながら渓谷の下を流れるコロラド川を間近で見ることができます。下っていくに従って茶色だった岩肌が緑色に変わり、その移ろいからグランドキャニオンの自然の営みを感じます。帰りは険しいしい登りになるため、足元に注意しながら進みましょう。冬場は足場が凍結することもあるので、天候に合わせた準備が必要です。

コースの途中(1,000km程下った所)にキャンプ場があります。テントを張って荷物を置いてから、ここを起点に周辺でのトレイルを楽しむこともできます。

11.リパンポイント

出典: www.flickr.com

人によってお気に入りのスポットが異なるグランドキャニオンですが、サウスリムの東側にある「リパンポイント」をお気に入りに挙げる人も沢山います。なぜなら「これぞグランドキャニオン」という迫力ある景色を見ることができるからです。

リパンポイントは標高が高く周りに景色を邪魔するものがないので、ダイナミックな岩肌を存分に堪能することができます。見下ろせばコロラド川のうねりをハッキリと見ることができ、長い年月をかけて育まれた雄大な景色とその歴史を感じることができます。日の出の時間帯が特に美しくオススメです。

アクセスですが、シャトルバスが運行していないので、個人の車もしくはツアーに参加して訪れましょう。

◎まとめ

自分の存在が小さく感じてしまうほど、壮大でダイナミックなグランドキャニオン。歴史を紡いできた地球の偉大さに圧倒されます。新鮮な空気を全身で感じ、自然の神秘に肌で触れ、心も身体も解放されて、生きている喜びを感じる貴重な機会となるはずです。旅行好きでなくとも一生に一度訪れたい絶景スポットです。

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