カウナカカイのおすすめ観光!ハワイ王国のゆったりとした雰囲気に浸ろう

カウナカカイのおすすめ観光!ハワイ王国のゆったりとした雰囲気に浸ろう

港町「カウナカカイ」はモロカイ島の中央にあり、生活に必要なサービス施設などが集約されているまさに島の中心といえる町。ここには信号がなく、メインストリートに建ち並ぶ建物のほとんどは1930年代から残っているものなんですよ。大昔にタイムスリップしたような気分に浸れるのも魅力的ですね。

またお店のほとんどはは家族経営の商店で、気さくな地元の人たちとの会話も素敵な旅の思い出になりそうです。カウナカカイがあるモロカイ島には多くのハワイ先住民が暮らし、大自然とハワイの伝統文化が脈々と守られておりかつてのハワイ王国の息吹を感じられる場所。そんなカウナカカイ観光のおすすめスポットをご紹介しましょう。

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カウナカカイのおすすめ観光!ハワイ王国のゆったりとした雰囲気に浸ろう

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1. カプアイワ・ココナッツ・グローブ

出典: Ralf Broskvar/shutterstock

「カプアイワ・ココナッツ・グローブ」はカウナカカイの海岸沿いにあるココナッツの群生地。もともとは1860年代にカメハメハ5世が土地開拓の一環として1000本以上植えたもので、現在はカウナカカイの観光名所となっています。

背の高いココナッツの林は、近くから見るとなかなかの迫力。ただしココナッツの実が突然落ちてくる危険があるので、林の中は立ち入り禁止になっています。近くのキオウェア・ビーチ・パークから見るのがいちばん安心でしょう。この木々の間から見える夕日は地元の人も絶賛するほどで、まさに絵画的な美しさです。

観光地化されすぎていないカウナカカイらしい、素のままのハワイを感じることができるカプアイワ・ココナッツ・グローブ。ぜひ訪れてみてくださいね。

2.モロカイ・プルメリア

ハワイを代表する花プルメリア。「モロカイ・プルメリア」はモロカイ島最大規模のプリメリア農園で、広大な敷地内で約10種類の最高品質のプルメリアが栽培されています。この農園のプルメリアは肉厚で色鮮やかな花びらが特徴で、地元の人たちだけでなく遠くオアフ島からも注文があるほどのクオリティーなんですよ。

ここでは農園ツアーに参加することができます。所要時間約1時間半で、プルメリアの栽培・収穫についてや花の首飾りフラワーレイの歴史について説明を聞きながら、農園内を散策したり、実際に農園で摘んだプルメリアを使ってレイ作りの体験も可能となっていますよ。農園観光ツアーは平日のみの開催です。

ハワイのいたるところで見かけるプルメリアですが、観光客が見学できるプリメリアの農園は希少。カウナカカイへ来たらぜひ訪れたい観光スポットのひとつです。

3.パポハク・ビーチ

カウナカカイのモロカイ島の西海岸にあるハワイ最長のビーチ「パポハク・ビーチ」。全長は約5キロにまで及び、浜の幅も広いところは約270メートルもあります。広大な砂浜が広がるビーチに高くて広い空、どこまでも青い海はまさにハワイらしい風景といえますね。

モロカイ島はフラダンス発祥の地。パポハク・ビーチでは毎年5月の第3週にフラを記念するフェスティバル、「モロカイ・カ・フラ・ピコ」が開催されます。フラダンスに歌、手芸品の展示や伝統行事などが行われる、素朴な手作り感が素敵なお祭りです。

数あるハワイ諸島のビーチの中でも有数の美しさともいわれるパポハク・ビーチ。またこのビーチは映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のロケ地としても知られています。映画をチェックしてから訪れると、さらに楽しめそうですね!

4.アワー・レディ・オブ・ソロー教会

モロカイ島のローマカソリック教会「アワー・レディ・オブ・ソロー教会(悲しみの聖母教会)」。ハンセン病の治療に尽力したベルギー人、ダミアン神父によって建てられました。

1800年代後半にハワイでハンセン病が大流行し、その患者たちがモロカイ島に隔離されていました。ダミアン神父は献身的にハンセン病の治療活動を行った人物として知られています。教会は1874年建造ですが保存状態が大変よく、山脈を背景に素晴らしい景観の静かな観光地として人気です。教会正面の広い敷地には大きな十字架が立っていて、訪れる観光客を迎えてくれます。行事があるとき、この十字架にレイが掛けられるのがハワイらしいですね。

教会の天井と壁は真っ白で、両サイドにある窓から日の光がたくさん入りとても明るく優しい雰囲気。この教会では現在も毎週日曜日朝7時からミサが行われており、観光客も自由に参加することができますよ。

5.カウナカカイ・ハーバー

カウナカカイの街から歩いてすぐのところにある「カウナカカイ・ハーバー」。桟橋のように海に向かって道路が続いていて、終点はフェリーターミナルになっています。ここはヨットハーバーも兼ねているので港にはヨットが停泊していますし、地元の人たちがのんびりと釣りを楽しんでいる様子が見られますよ。またハーバー先端は海側からカウナカカイ方面を一望できる絶好の観光スポットになっているんです。

人口が少ないモロカイ島ですが、マウイ島のラハイナ港とカウナカカイ港の間には定期船が運航していて、観光客やカウナカカイの地元の人たちの交通手段となり、物資の運航にも利用されている商業港となっています。カウナカカイの人たちの生活にとって重要な場所になっているカウナカカイ・ハーバーは観光としても一見の価値ありですね。

◎まとめ

もっともハワイらしい島ともいわれるカウナカカイ。伝統を大切にし、ハワイ王国時代と変わらないゆったりとした時間が流れている魅力あふれる島なんです。島の中心となっているカウナカカイの町は観光もしやすく、かといって観光地化されすぎていないトラディショナル・ハワイアンスタイルをたくさん感じることができる貴重な場所。素のハワイの姿を見たいのなら、ぜひ訪れてほしい観光スポットですね。

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