名称:Pantai Bosnik(Pantai Segara Indah)
住所:Desa Woniki Biak
ビアクは、ニューギニア北西部ビアク諸島最大の島です。ビアクは、太平洋戦争で多くの日本人が玉砕した地でもあります。戦没者慰霊のために訪れる人々はいますが、観光地としてはまだまだ未開発と言えましょう。
観光地としてはまだ、それほど整っていないビアク島ですが、実は世界でも有数の美しい海とサンゴ礁がある島なのです。ダイビングをする観光客は、素晴らしい海を求めてインドネシアの秘境・穴場と言われるビアク諸島までわざわざ足を運ぶのです。
ビアクの観光地はまだあまり紹介されていません。それだけに観光客は、自分のオリジナルの観光コースを開拓していくような感じになるでしょう。
目次
インドネシアの海の秘境!ビアクの観光スポット4選!
1.Pantai Bosnik(Pantai Segara Indah)
Pantai Segara Indahの別称でもあるPantai Bosnikは、ビアク周辺では最も美しいビーチと言われ、ビアクの人気観光スポットになっています。
Pantai Bosnikは、白い砂浜と透明度ある海水が大人気で、絶好の撮影ポイントでもあり多くの人が訪れます。地元の人々に混ざって観光客もちらほら。ビーチでは、のんびりとリラックスして過ごすのもよし、海水浴もよし、日光浴もよしです。思う存分南国のビーチを楽しんでくださいね。
さてこのPantai Bosnikは、戦争時、日本軍が上陸したビーチでもあるそうです。きれいな海を見ているとなんだかそんな生々しい戦争時代の話なんて信じられないかもしれませんが、せっかく観光するのならば、ちょっとだけ豆知識として覚えていてもいいかもしれませんね。
2.Museum Cendrawasih
Museum Cendrawasihは、ビアクにある博物館で、有名な観光スポットとして宣伝されています。この博物館の存在意義からすると観光スポットの宣伝に対しては賛否両論ありますが、とにかく有名な観光スポットです。
さてMuseum Cendrawasihは、一言で言ってしまえば戦争博物館のようなものです。第二次世界大戦時の軍事品、武器から日本の戦争に関連するものなどが現物で展示されています。博物館の受付がある建物は、rumstramと呼ばれるビアク族の伝統的建築様式なのでそれだけで一見の価値があるでしょう。
展示物は、博物館敷地の庭に展示されているので、野外博物館です。日よけ対策にはご注意を!
名称:Museum Cendrawasih
住所:Jl. Ahmad Yani Samofa Biak
3.Air Terjun Warsa(Air Terjin Wafsarak)
Wafsarakの滝は、Warsa地区にあるので通称Warsaの滝と呼ばれています。この美しい滝は、ビアク観光のハイライ!なのですが、ビアクの観光局の宣伝不足で、実はあまり観光客が訪れないビアクの隠れ観光スポットと言ってよいでしょう。
滝は、まだ手つかずの自然に囲まれ、滝の水は澄んだ青緑をしているのでその美しさがさらに引き立ちます。滝を傍から眺めた後は、滝の崖を登って散策し、遠くから滝全体を見るのも素敵ですよ。
滝を観光した後は、すぐ近くにビーチもあるので、そこまで足を延ばしてみるのもいいですね。
名称:Air Terjun Warsa(Air Terjin Wafsarak)
住所:Distrik Warsa Biak
4..第二次世界大戦慰霊碑
第二次世界大戦慰霊碑は、日本人洞窟近くにある慰霊碑です。ビアクの有名な観光スポットですが、なんだか観光スポットと言っていいものか、多少の戸惑いはありますが、多くの観光客が訪れています。
ビアクと戦争は切っても切り離せない歴史があるのでそこを避けては通れないのも事実。熱帯南国の青い海と白いビーチ。そこから昔の惨状は全く結びつかないけれど、そういうこともあったのだと思いを馳せて観光するのは悪いことではないですね。
ビアクを訪れた際には訪れてみても良い所ではないでしょうか。御線香を持参されるのもいいのではないでしょうか。
名称:第二次世界大戦慰霊碑(Monumen Perang Dunia Ke II)
住所:Kampung Paray/Anggraidi Distrik Biak
◎まとめ
まさにインドネシアの秘境といっても過言ではないビアク。今後は、海洋観光を中心としたゴルフ場設備のある大型ホテルが建てられたり、国内主要都市から直行便を飛ばす計画も進行中のようです。
そう遠くない将来に向けて観光業に高いポテンシャルが期待されるビアクに、一足先に訪れてみてはいかがでしょう?きっと地元に密着した濃い観光ができること請け合いですよ!
せっかくビアクまで足を運ぶのであれば、近隣のイリアンジャヤなどにも立ち寄れるような旅行計画が組めるとよいですね。