名称:Masjid Sultan Suriansyah(Sultan Mosque Suriansyah)
住所:Jl. Kuin Utara No.20 Kuin Utara, Banjarmasin Utara, Kota Banjarmasin, kelurahan
公式・関連サイトURL:https://bit.ly/2T0xQJy
カリマンタン島南カリマンタン州の州都バンジャルマシンは、別名「東洋のベニス」や「川の都市」とも呼ばれている街。バリト川の沿岸にあり、町全体がその支流の2本の川に囲まれた三角州のようになっているのが、別称の由来です。世界第3位の面積をもつ島カリマンタンにはいくつか大きな都市がありますが、バンジャルマシンはそのなかでもとくに観光スポットが充実しています。最大の見どころは水上マーケット!川に囲まれて生活するバンジャルマシンの人にとって、水上マーケットは切っても切り離せないものです。これぞまさにアジア!という観光が楽しめるスポットでもあります。それでは、首都ジャカルタからもアクセスが良いバンジャルマシンの観光スポットをご紹介しましょう。
目次
「川の都市」「東洋のベニス」バンジャルマシンの観光の見どころ5選!
目次を閉じる
1. マスジット・スルタン・スリアンシャ・モスク
マスジット・スルタン・スリアンシャは南カリマンタン最古のモスクで、バンジャルマシン観光の見どころの1つです。
このモスクでは、古い伝統建築様式の建物に注目してください。モスクというと丸い玉ねぎのような頭がついた青や緑のモザイク壁を想像しますが、こちらは少し違います。ヒンズー教やジャワ建築の影響を受けた建物といえば、納得がいくでしょう。
モスクの中には、伝統的なボルネオ彫刻が刻まれた説教壇があり、こちらも見逃せないポイント。バンジャルマシンの北西部に位置していますが、アクセスが良いのも観光の利点です。
2. 水上マーケット
バンジャルマシンは、東洋のベニスと呼ばれる水の都。バンジャルマシンの生活は川なくしては成り立ちません。水上マーケットがその証です。
バンジャルマシンでは水上マーケットが開かれる水辺がいくつかあり、いずれも大人気の観光スポット!売りたい商品を小舟に積んで、川の上で売買が行われる様子は見ているだけでも観光の思い出になります。アジアの熱気と活気を感じられる観光名所といえるでしょう。
バンジャルマシンの水上マーケットは、世界有数の島国インドネシアでも随一の規模を誇っています。早朝が一番活気があって面白い時間帯なので、観光の際はぜひ早起きして出かけてみましょう。
名称:Pasar Terapung
住所:Jl. Kapt Tendean No.20 Gadang Banjarmasin
3. ワサカ博物館
バンジャルマシン市街の北東部にあるワサカ博物館は、マルタプラ川のほとりに立つ観光スポット。バンジャルマシンの伝統的建築様式の家屋が基になっている建物で、観光記念の写真撮影にもピッタリです。
展示物は、南カリマンタンの革命闘争の歴史にまつわるものにフォーカスされています。また、革命時代に隠れ手紙の配達に使われたという古い自転車が展示されていて、この博物館の大きな見どころとなっています。
博物館見学の後は、のんびりとマルタプラ川の風景を眺め、休憩するのもいいかもしれませんね。
名称:Museum Wasaka
住所:Jl. Sungai Jingah, Sungai Jingah, Banjarmasin Utara, kelurahan 70122
公式・関連サイトURL:http://wisata-tanahair.com/
4. ケンバン島
出典: Budi Nusyirwan /flickr(フリッカー)
バリト川の中央に位置するケンバン島は、自然に形成された無人の中州です。人は住んでいませんが、ロングテールマカク(サル)やテングザルが住民としてお出迎えしてくれます。
そのため、ケンバン島は別名サルの王国とも呼ばれているとか。バンジャルマシンの中心部から約1.5Kmほど離れていて、ボートで川を渡ってアクセスします。ボートでの短いリバークルーズも楽しめ、日本では珍しい南国のサルに出会えて、充実した観光ができるでしょう。
中州に渡ると、敷地内には木製の遊歩道があるので、それに沿って散策するのがおすすめです。水上マーケットの観光と合わせて訪れるのがスタンダードですよ。
名称:Pulau Kembang
住所:Pulau Alalak, Alalak, Barito Kuala Regency
公式・関連サイトURL:http://www.wisatabanjarmasin.com/pulau-kembang/
5. マルタプラ・ダイヤモンド市場
バンジャルマシンの東にある町マルタプラは、「宝石都市」として世界的に有名です。このマルタプラでは、ダイヤモンドをはじめさまざまな鉱石が採掘され、宝石を求めて世界中から取引業者が買い付けにくるので有名です。
マルタプラのダイヤモンド市場は、宝石業者だけではなく、世界各国の観光客も見学に訪れるバンジャルマシン近郊の観光スポットでもあります。バンジャルマシンから約45km程度のところにある町なので、日帰りでも十分に観光できますね。
このダイヤモンド市場には、90近い宝石店が集まっていて、いつもたくさんの人で混み合っています。実際に購入しなくても、宝石を眺めているだけで十分目の保養になります。もちろんお気に入りがあったら買ってもOKですよ。
ダイヤモンド以外の宝石もたくさん売られているので、バンジャルマシン旅行の観光みやげに珍しい石というのもいいですね。ぜひマイ・パワーストーンをみつけてみてください。
名称:Pasar Batuah Martapura
住所:Jl. Jendral Ahmad Yani, Martapura, Cindai Alus, Martapura, Banjar, kelurahan 71213
◎まとめ
バンジャルマシンはカリマンタン島の地方都市ではありますが、インドネシアでは有名な観光都市です。国内外の観光客が旅のディスティネーションに訪れ、日本人DJがパフォーマンスしたこともあるんですよ。バンジャルマシンの町が気になったら、ぜひ観光の際の情報に役立てください。