魅惑の古都と伝統工芸の都市パレンバン観光おすすめ観光スポット5選

魅惑の古都と伝統工芸の都市パレンバン観光おすすめ観光スポット5選

スマトラ島の南部に位置する南スマトラ州の州都パレンバンは、西暦682年にシュリーヴィジャヤの王が建設したことに始まる、インドネシアの古都の一つです。しばしばサッカーの国際大会会場となっていることから、その名前を耳にしたことのある人もいるでしょう。市内をいくつもの川が流れる河港都市パレンバンは、漆器とソンケット(金糸織布)が特産!美しいインドネシアの伝統工芸品を目当てに、パレンバンを訪れる観光客も少なくありません。それでは、パレンバンのおすすめ観光スポットを5つご紹介します。

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魅惑の古都と伝統工芸の都市パレンバン観光おすすめ観光スポット5選

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1.アンペラ橋

ムシ川によって南北に分かたれているパレンバンの町。両岸を結ぶ全長1117mのアンペラ橋は、パレンバン市民の重要な足であると同時に、人気の観光スポットでもあります。

船の航行時に橋桁が上昇する昇開橋で、このタイプの橋としては、東南アジアで屈指の大きさを誇っています。日本が戦後に賠償の一環として建設したものでもあり、日本人にとっては違った意味で重要な観光名所といえるでしょう。

橋の周辺には、市場やレストランそして露店などもあり、地元の人々や観光客で賑わっています。夜にはライトアップされ、美しさも格別なものとなりますよ。

2.バラプトラ・デワ国立博物館

バラプトラデワ国立博物館は、パレンバンにある3つの国立博物館の1つです。パレンバンの伝統建築様式で建てられていて、パレンバンを代表する観光スポットとなっています。

この博物館には、約2千点以上に及ぶパレンバンの伝統的な品々やスマトラに生息する動物のはく製、パレンバンの伝統家屋のミニチュアなどが展示されています。ぜひ見ておきたいのは、古代の象の石像彫刻。数ある石像彫刻のなかでもとくに有名なものといわれています。

3.クトベサク要塞

出典: commons.wikimedia.org

アンペラ橋の西のたもと、ムシ川沿いに佇むクトベサク要塞は、古都パレンバンの歴史を物語る重要な観光スポットです。高さ10mの壁に囲まれた要塞は、18世紀にパレンバンを治めたスルタン・マフムード・バダルジン1世によって建設されました。

太平洋戦争中は日本軍のパレンバン指令本部とされ、現在はインドネシア軍の設備となっています。そのため、要塞内に立ち入ることはできませんが、累々と続く城壁を眺めていると、パレンバンがいかに要衝の都市であったかが感じ取れるでしょう。

4.ケマロ島

アンペラ橋下流約6kmにある三角州のような小島ケマロ島。アンペラ橋付近から小舟で30分ほど移動するので、その間ちょっとしたリバークルーズも楽しむこともできます。

このケマロ島の観光の目玉は、島の中央に位置する中国様式の見事な九重塔です。この島は、大昔中国の王子とシュリーヴィジャヤの王女のラブストーリーの舞台とされています。九層の塔のそばに生えている大木は「愛の木」と呼ばれ、そこを訪れると恋愛が成就すると言われているんですよ!そのため地元の若者も恋愛成就祈願に数多く訪れます。

日本から遠く離れたインドネシア・パレンバンの恋愛パワースポット。なにやらご利益がありそうですね。

5.ブキ・シグンタン

出典: id.wikipedia.org

シュリーヴィジャヤ王国の祖先が降臨したとされるブキ・シグンタンという丘は、パレンバンの神聖な観光地です。大昔からこの地は仏教徒の聖地とされ、丘陵の周辺に多くの修業僧がいた時代もあったそうです。現在でもブキ・シグンタン一帯は聖なる地とされていて、パレンバンのパワースポットになっています。

観光の際は歩いて丘にある古墓を見てまわり、小高い丘からの素晴らしい眺めを楽しみます。パレンバンのパワースポットを訪れて、聖なるパワーを充電してみませんか。

◎まとめ

スマトラ島は、他のインドネシアの有名な島々に比べると日本人観光客は少ないところです。基本的にインドネシア人には親日家が多く、日本人観光客には親切です。アンペラ橋などを通じて日本とのつながりもあり、インドネシアの地方都市のなかでは観光しやすいところといえるでしょう。ぜひ、今回ご紹介したスポットを参考にしてパレンバンの計画をしてみてはいかがですか?

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