名称:ニースの城跡 (城跡公園)
住所:Montee du Chateau par ascenceur, 06300
ニースといえば、フランスの旅行では絶対行きたい人気の観光スポット。カンヌ、モナコ、スペインまで続くコート・ダジュールの中心地で、ホテルも多く旅の拠点としてもおすすめ。周辺にはビーチはもちろん、シャガール美術館やマティス美術館など見逃せない観光スポットがたくさんあります。またニースは、一年中温暖な気候のため、冬でも観光客が多く、安いツアーもあるのでおすすめですよ。フランス・ニースで行きたいおすすめの観光スポットをご紹介します。
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フランスの人気リゾート地!ニースのおすすめ観光スポット13選
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1. 城壁公園
城壁公園からはニースの全体が高い場所から眺められるので、外せない観光スポットです。現在はお城はありませんが、美しいニースの海岸線や旧市街を大パノラマで見ることができます。エレベーターもあるのでぜひ訪れてみてください。
ブルーの海と旧市街地の統一感ある赤い屋根が、絵ハガキのような美しさ。絶景の写真が撮れる場所としても知られています。公園内には売店もありお土産も買うことができますよ。景色を眺めたりお土産を探したりゆっくりできる場所。日本では味わえない風景に出会えますよ。
2. 旧市街
ニースは、19世紀半ばまでイタリアのサルディニア王国に属していました。そのため街にはその当時の文化が色濃く残っています。統一感のある赤い屋根は童話に出てきそう。細い路地には雑貨屋やレストランやお土産屋があり、1日中回っても回りきれないほど見どころのある街です。
マセナ広場やニース城跡の小高い丘の間にあり海岸からも歩いていける場所なので、海を見た帰りの食事や買い物にもおすすめ。また城跡からニースを見た後、その景色の街でちょっとお酒など楽しむのもいいですね。
名称:旧市街
住所:VIEILLE VILLE Nice France
3. ニースのビーチ
出典: Aleksandar Todorovic/shutterstock
ニースのビーチには、無料のパブリックビーチと有料のプライベートビーチがあります。プライベートビーチには更衣室やシャワーが完備されチェア、マット、パラソル、タオルなども借りられますよ。パラソルの下でチェアーで寝そべってゆっくりするのがこのビーチでの定番。
またレストランやバーもあり食事やドリンクも楽しめます。ビーチを歩いたり、海をながめたり、泳いだりしてたっぷりニースの海を満喫したいですね。7kmにわたるビーチは砂浜ではなく小石なので、サンダルや厚手の敷物を準備しましょう。日が沈むのが遅い時期は夕食後に歩くのもおすすめ。世界的に有名なビーチなので時間をゆっくり取って楽しみたいですね。
名称:ニースのビーチ
住所:Nice France
4. ラスカリ宮殿
ラスカリ宮殿は17世紀にニースに住んでいた名門貴族、ラスカリ=ヴァンテミリア公が建てたバロック様式の邸宅。少し分かりにくい場所にありますが建物には表示があります。
外観は周りの建物に溶け込んで目立つ建物ではありませんが、内部の天井や壁には神話をモチーフにした絵画や豪華な装飾があり豪華。広間にはフレスコ画やタペストリー、窓枠や手摺、備え付けの家具、床まで貴族の邸宅らしい作りです。中世のニースを体感できる、おすすめの観光スポットです。
名称:ラスカリ宮殿
住所:15 Rue Droite、06300 Nice
公式・関連サイトURL:http://www.nice.fr/fr/culture/musees-et-galeries/palais-lascaris-le-palais
5. マセナ広場
出典: Sergey Dzyuba/shutterstock
ニースの中心でビーチからも旧市街からも近いマセナ広場。広場の中心には白いアポロン像が中心にある噴水があります。長いポールの上にはスペイン人アーティスト Jaume-plensa 作の7体の彫刻が。7つの大陸を表していると言われ夜にはライトアップされます。
ここを境に、北に向かえばデパートやスーパー、ブランドショップもあり、南の海岸の方に向かえば旧市街地に行けます。ニースの街の中心で、ヨーロッパ風の建物に囲まれワインやチュロス、クレープなど様々な屋台がありますよ。それらを飲んだり食べたりして広場でゆっくりしてみましょう。
名称:マセナ広場
住所:56 Boulevard Jean Jaures, 06300 Nice
6. シャガール美術館
ロシア出身の画家マルク・シャガールは革命や戦争を避けるためロシア、パリ、アメリカと住む場所を変えました。そして亡くなる前の20年間住んだ地がニースです。
シャガール美術館は『聖書のメッセージ』をシャガールが寄贈したことにより、1966年にオープンしました。聖書に関連した作品のみの展示。展示方法はロープもなくケースにも入っていないので、作品を間近に鑑賞できますよ。来客者の回る順番に旧約聖書のストーリーの絵が飾ってあり、音声ガイドもあります。庭もあり絵を見た後もゆっくり。シャガール作のステンドグラスも展示されており、その才能のすばらしさも見ることができます。
名称:シャガール美術館
住所:Avenue Docteur Menard 06000 Nice
公式・関連サイトURL:https://en.musees-nationaux-alpesmaritimes.fr/
7. サレヤ広場
出典: Dmytro Surkov/shutterstock
たくさんの観光客や地元の人でにぎやかなサレヤ広場。花市は毎日開かれ、曜日ごとに植物市場や骨董品フェアなどもあり、ニースの人の生活を感じるためにも訪れたい観光スポットです。花や果物、野菜の他にチーズやパン、香辛料、魚、肉、など様々なものが出ています。単に観光地だけではなく、ニースの日常を感じさせる場。観光でニースの生活を垣間見ることができますよ。
この広場の周りにはカフェやレストランもたくさんあります。ニースの人の生活がわかるサレヤ広場へ、ぜひ足を運んでみてくださいね。
名称:サレヤ広場
住所:est de la rue Droite, 06300 Nice
8. ジャンメンドウサン通り
ニースのメインストリートのジャンメンドウサン通り。ニース・ヴィル駅から海の近くまで続いて、たくさんのショップやモールがあります。ビーチでゆっくりしたり、美術館で絵を鑑賞した後はここでショッピングするっていうのもおすすめです。人気のレストランもここにたくさんあるので、ニースのグルメも楽しめます。
特に買い物をしなくても、ぶらぶら歩いてウインドウショッピングを楽しんでみてはいかがでしょうか?ニースの流行を感じられるかもしれませんね。
名称:ジャンメンドゥサン通り
住所:Avenue Jean Medecin, 06000 Nice, France
9. マティス美術館
晩年をニースで過ごしたマティス。マティス美術館は彼がどんな環境で過ごしたか、彼の生活を垣間見ることができます。1963年にオープンしたマティス美術館は、オリーブ畑の中にあり、隣にはローマの遺跡が佇んでいます。シャガール美術館も近いので一緒に回れますよ。
世界的に有名な画家のシャガールとマティスの美術館を回れるのは、フランス旅行ならでは。そして彼らが生活していた土地に美術館があり、彼らの見た景色や空気を感じることができます。やはり単に有名画家の作品の鑑賞だけでなく、生活した場所を見ることができると、彼らの絵画の原点が感じられることでしょう。
名称:マティス美術館
住所:Palais Fenelon 59360 Le Cateau-Cambresis FRANCE
公式・関連サイトURL:http://www.musee-matisse-nice.org/
10. ニースオペラ座
ニースオペラ座は旧市街に立つ、19世紀後半に建てられたピンクの大理石の建物です。旧市街の散策の時に簡単に寄れる場所ですよ。バレエの他にコンサートなども行われ、地元の人に愛されれいる場所です。夜はライトアップされ昼とはまた違った雰囲気に。オペラ座のライトアップされた外観を見るとニースに来たムードがたっぷりになります。
内部の装飾も豪華で、オペラやバレエの鑑賞も盛り上がりますよ。チケットもリーズナブルな価格のものがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
名称:ニースオペラ座
住所: 4 - 6 rue Saint Francois de Paule, 06364 Nice
公式・関連サイトURL:http://www.opera-nice.org/en
11. アルベール1世公園
アルベール1世公園はニースで最も古い公園の1つでマセナ広場の近くにあります。マセナ広場に行ったら一緒に回りたい観光スポット。第一次世界大戦の際に中立の立場を取っていたベルギーの領土を侵攻したドイツに対して、当時のベルギー王・アルベール1世は反発。そんな国王をたたえた公園です。
公園内には亜熱帯植物が植えられているので、南国ムードが満点。花壇や噴水、メリーゴーランドもあり、それに乗ってゆっくりニースの雰囲気を楽しむのもいいですね。ゆっくりした観光が似合うニースの雰囲気を感じられる場所です。
名称:アルベール1世公園
住所:2-16 Avenue de Verdun, 06000 Nice
12. プロムナード デ ザングレ
出典: Valery Bareta/shutterstock
天使の羽ともいわれているプロムナード デ ザングレ。約3.5キロにわたって続くビーチ沿いの幅広い遊歩道です。直訳すると「イギリス人」の散歩道」という意味ですが、住んでいたイギリス人たちの資金によって作られたのでこう呼ばれています。整備された開放感のある幅の広い遊歩道。プロムナード デ ザングレを歩くと長い海岸線も楽に歩けます。
また朝のプロムナード デ ザングレを散歩するのも、ニースの観光では人気がありますよ。プラスマセナをバックに海に出て、その通りを右に少し歩いた所に観光案内所もあるので、立ち寄ってみてくださいね。
名称:プロムナード デ ザングレ
住所:77 Promenade des Anglais 06000 Nice
13. ニース ノートルダム寺院
ニース ノートルダム寺院は、旧市街のジャンメンドウサン通りにあるニースで1番大きい教会です。1868年に建てられたローマ・カトリック・ネオ·ゴシック様式の大聖堂。内部は天井が高く、柱も太く、迫力と荘厳さが感じられます。夜はライトアップされるので、ぜひその姿を見てくださいね。
1番の特徴は、聖母の被昇天に基づいて作られた、バラ型の窓を持つ高さ約31mの2つの塔。内部も外部も荘厳な雰囲気なので、じっくり見たい観光スポットです。
名称:ニース ノートルダム寺院
住所:37 Bis Avenue Jean Medecin, 06000 Nice
公式・関連サイトURL:http://notredame-nice.com/
◎まとめ
フランスの旅行で外せないニースの観光スポットをご紹介しました。ビーチや旧市街、美術館など見どころ満載です。夏はもちろん、冬でも楽しめる観光スポットが充実しているので、時期を問わずおすすめ。ツアーを利用して効率よく回ったり、時間をかけて散策しても良いですね。迷った時は、ニース市内に観光案内所が2箇所あるので安心。ニースヴィル駅の建物内と、プロムナードデザングレにあるので、ぜひ利用してみてくださいね。