名称:Statue City Cruises(スタチュー・クルーズ)
公式・関連サイトURL:https://www.cityexperiences.com/new-york/city-cruises/statue/
自由の女神像(Statue of Liberty)は、アメリカの象徴であり、ニューヨークを代表するランドマーク。ニューヨーク州で唯一の世界遺産でもあり、観光で訪れるならぜひ一度はその姿を目に焼き付けたいスポットです。
そんなニューヨーク観光で外せない世界遺産・自由の女神像を、存分に楽しむための観光情報やチケット予約、アクセス方法などを詳しくご紹介します。
目次
自由の女神像|アメリカ・ニューヨークの世界遺産を観光!
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【自由の女神像】とは?

自由の女神像は、アメリカ独立100周年を記念して1886年にフランスからニューヨークへ贈られました。正式名称は「世界を照らす自由」。完成に必要な資金を集めるため、頭部をパリ万博で展示し、市民から募金を募るという、現在のクラウドファンディングに似た形式が採用されました。
日本語で「自由」に相当する英語には "Freedom" と "Liberty" の2つがあります。この場合の「自由」は後者の "Liberty" で、「人民が権力者との闘争を経て獲得した自由」という意味が込められています。"Statue of Liberty" という名称が、政治的自由や民主主義の象徴として広く知られる由来です。
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女神像の左手にある銘板には、アメリカ合衆国が独立した日「JULY IV MDCCLXXVI(1776年7月4日)」がローマ数字で刻まれています。足元に置かれた鎖や足かせは、政治的抑圧や不自由さの象徴。左足でそれらを踏みつけ、一歩前へ進む姿には、自由の女神が未来へ向けて希望を抱き進む意志が表現されています。
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銅製の女神像は緑青により青銅色になっていますが、トーチ(たいまつ)は黄金に輝いています。
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【自由の女神像】の魅力
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自由の女神像は、その圧倒的な存在感が魅力。台座を含めた高さは約93m、像だけでも約46mという壮大なスケールを誇ります。巨大な像がニューヨーク湾にそびえ立ち、その雄姿は遠くからでも望むことができます。
リバティ島へ向かうフェリーから眺める風景も格別です。像を間近で写真に収めるのはもちろん、どの角度から撮影しても絵になる自由の女神像。自由の女神像越しに眺めるマンハッタンの景色を、多くの映画や写真で目にしたことがあるかもしれません。周囲の景観や季節ごとに異なる雰囲気はフォトジェニックで、訪れる人々を魅了し続けています。
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展望エリアとしても見学できる自由の女神像の王冠(クラウン)は、ニューヨーク湾やマンハッタンのスカイラインを見渡せる特別なスポット。像の中で最も高い位置にあり、ここからの眺めは訪れた人だけが体験できる贅沢なひとときです。
また、台座内部の博物館では、像の設計者フレデリック・オーギュスト・バルトルディや、設計の秘話、制作過程を詳しく知ることができます。自由の女神像が持つ歴史的背景に触れることで、自由や平等の意義を改めて感じられるでしょう。
自由の女神像は、美しい景観とともに歴史と文化を学べる貴重な体験を提供するニューヨークの必見スポット。ニューヨーク観光のハイライトとして、ぜひ訪れてみてください。
【自由の女神像】観光ポイント①:台座展望台・博物館
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自由の女神像は遠目からでも絵になる存在ですが、リバティ島に上陸した際は、ぜひ像の内部にも足を運んでみてください。
まず1つ目のおすすめポイントは、台座です。台座の展望テラスへは153段の階段を登る必要がありますが、階段が辛い方はエレベーターを利用できます。
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台座展望台からの眺めは素晴らしく、マンハッタンの高層ビル群やブルックリン橋を一望できます。展望台を一周して、360度のパノラマ絶景をお楽しみください。
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また、台座内部には、世界遺産に登録された自由の女神像に関する博物館も併設されています。
台座内に入るには、事前予約が必要なチケットが必要です。チケットの予約方法については後述しますので、参考にしてください。
【自由の女神像】観光ポイント②:王冠(クラウン)展望台
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自由の女神の冠にある7つの突起は、7つの大陸と7つの海という意味があり、"自由(Libaty)が世界に広がっていくように"、との願いが込められています。
予約が可能であれば、ぜひ「王冠(クラウン)展望台」まで上がってみましょう!
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台座展望台から「王冠(クラウン)展望台」へ進むゲートで、手首に巻いたへのパスを見せます。ここから王冠へは160段ほどの螺旋階段を上りますが、両側に手すりが設置されていて、途中に踊り場が数か所設けられているので、自分のペースで休憩しながらゆっくり上がれますよ。
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王冠(クラウン)展望台に到達した体験は、ここからしか見ることができない絶景を堪能できる貴重な機会です!
【自由の女神像】チケットの予約方法
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自由の女神像があるリバティ島へは、「Statue City Cruises(スタチュー・クルーズ)」のフェリーでのみ上陸することができます。
王冠(クラウン)や台座まで行ける入場チケットは、Statue City Cruisesの公式サイトで予約します。非常に人気がありすぐに売り切れてしまうので、予定が決まればできるだけ早めに手配しましょう。
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約半年先まで、日時指定で予約できます。予約画面へ進むと、各時間ごとの予約可能人数が表示されているので、空き枠がある時間で予約してください。
※画像は、2025年1月6日15時現在の空き状況です
乗船場所は、ニューヨーク(バッテリー パーク)、または、ニュージャージー州(リバティ州立公園)のどちらかです。出発地と帰着地は同じでなくても構いません。
◆チケットの参考価格
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王冠までと台座までは同料金で、リバティ島への上陸のみのチケットは僅かに安いだけという料金設定になっています。ぜひ、王冠までのチケットを手に入れてくださいね!
また、ニューヨーク(バッテリー・パーク)とニュージャージー州(リバティ州立公園)からの料金は同じです。
【フェリー往復+王冠】【フェリー往復+台座】
・大人 25.80ドル
・シニア(62歳以上) 22.80ドル
・子供(4~12才) 16.80ドル
【フェリー往復+リバティ島・エリス島入場】
・大人 25.50ドル
・シニア(62歳以上) 22.50ドル
・子供(4~12才) 16.50ドル
※2025年1月現在の料金です
※出発の24時間前まで、無料でキャンセル可能
※料金は、リバティ島とエリス島への入場料込み
【自由の女神像】へのアクセス
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リバティ島は、ニューヨークのマンハッタンとニュージャージー州の間のニューヨークハーバーにあるため、その両方からフェリーが出ています。
◆ニューヨーク側からのフェリー乗り場(バッテリーパーク)
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ニューヨーク側のフェリー乗り場は、バッテリーパーク船着場。バッテリーパークは、地下鉄の「ボーリング・グリーン駅」、または「サウス・フェリー/ホワイトホール・ストリート駅」が最寄りです。
◆ニュージャージー州側からのフェリー乗り場
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自由の女神へ向かうフェリーのニュージャージー州側乗り場は、リバティ州立公園(Liberty State Park)にあります。ここはニューヨーク側のバッテリー公園と並ぶ公式な出発地の一つで、多くの観光客が利用しています。
リバティ島には何がある?
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自由の女神像がそびえ立つリバティ島には、多くの人々に愛される観光地として高い人気を誇る島です。島内を散策して様々な角度から像を眺めることができるほか、像の内部に入って観光したり、その歴史を学んだりすることができます。
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自由の女神像に関する詳細な展示が楽しめる「リバティ島博物館(Statue of Liberty Museum)」も、2019年にオープンしました。初期の模型やオリジナルのトーチ(たいまつ)も展示されており、像の制作背景やその意義に触れることができます。
リバティ島での滞在には時間制限がありません。軽食を楽しめるカフェや、自由の女神像に関連したアイテムが揃うギフトショップもあり、心ゆくまでお楽しみいただけます。
【自由の女神像】フェリー乗船の流れ、無料サービス、注意点

最後に、リバティ島へのフェリー乗船の流れ、無料サービス、注意点をご案内します。
◆リバティ島へのフェリーに乗船
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王冠(クラウン)まで上がるチケットを予約した方は、チケットステーションでリストバンドとチケットを受け取ってから乗船場所へ向かってください。チケット予約をした方と当日乗船券を購入した方はそれぞれ異なる列に並びます。
フェリーに乗る人は全員、セキュリティチェックを受けてからフェリーに乗船します。フェリー乗り場にはスーツケースなどを預ける場所がないため、リュック程度の身軽な荷物で訪れるのがおすすめです。
フェリーの1階には売店があります。お天気が良ければ、階段を上がった2階と3階の屋外デッキから、マンハッタンやエリス島、自由の女神像などの絶景を眺めながらクルージングをお楽しみください。
◆無料の音声ガイドを借りよう!
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リバティ島に下船後、直進して右手にある受付で、音声案内ガイドを無料でレンタルできます。日本語にも設定できるので、ぜひご利用ください。
◆【自由の女神像】内部観光の注意事項
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自由の女神像内に入る際は、入場前にバッグ類をコインロッカーに預ける必要があります。コインロッカーには25セント硬貨が必要ですので、事前に準備しておきましょう。
スマホやカメラ、財布、パスポートなどは持ち込みOKです!
◎アメリカのシンボル【自由の女神像】をこの目で見てみよう
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世界遺産に登録されている「自由の女神像」をご紹介しました。自由の女神像はニューヨークだけでなく、アメリカ全体の象徴として世界中で知られています。一度は自分の目で直接見てみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
展望台に登ったり、自由の女神像をバックに写真を撮ったりと、感動的な思い出を作れること間違いなしです。何よりも、写真で見るのとはまったく違う迫力を実感できます。百聞は一見に如かず!ニューヨークを観光する奈良、ぜひ自由の国を象徴するランドマークを満喫してみてください。
名称:自由の女神像 / Statue of Liberty
住所:Liberty Island, New York, アメリカ合衆国
公式・関連サイトURL:https://www.nps.gov/stli/index.htm
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