名称:赤道記念碑
住所:Manuel Cordova Galarza, Quito, エクアドル
公式・関連サイトURL:http://www.mitaddelmundo.com/?option=com_content&view=article&id=14&Itemid=56
南米には多くの魅力的な観光地を多く抱える国があります。ガラパゴス諸島をかかえた小国エクアドルにも、多くの魅力的な観光地が存在します。今回紹介するエクアドルの首都キトの旧市街は、ユネスコ世界遺産として最初に登録された12件のうちの1つ。
青く澄みきった空に、教会などの白い建物が映える旧市街は街歩きに最高な場所。周辺地域にも多くの魅力的な観光地が存在しています。今回はその魅力的な街キト、並び周辺に存在している観光スポットを紹介します。
ここは標高2800mを超える高地。高山病に注意して、無理せずゆっくり観光をするようにしてください。
目次
エクアドルの首都・世界文化遺産の街キトのおすすめ観光スポット10選
目次を閉じる
1.赤道記念碑
エクアドルとはスペイン語で「赤道」を意味する国名です。ここエクアドルの首都キトは、そう、赤道直下に位置する街なのです。赤道直下でありながら標高が高い為あまり暑くなることはないんですよ。
そしてこのエクアドルの首都キトに観光で訪れた人のほぼ全てが観光として訪れる場所が、キト市の北約22kmにあるサン・アントニオ村の赤道記念碑だといっても過言ではありません。キトの人気観光スポットです。
チケット売り場でチケットを購入して敷地内に入場すると、この国で見ることのできるハチドリなどのモニュメントの付いたベンチがあります。それを見るだけでも楽しいものです。
更に進んでいくとこちらのメインとなる高さ約30m、頂上に地球をイメージした直径4.5mの球形がのった赤道記念碑があらわれます。そこからは北半球と南半球を分ける赤道をイメージする線が引かれています。
多くの観光客がこの線をまたいで写真をとるので、観光で訪れたのならぜひ同じように写真を撮ってみてください。
2.赤道博物館
出典: Yamil Salinas Martínez (CC BY-SA 2.0)
GPSが開発される以前は、キトの人気観光地赤道記念碑のある場所が赤道の通っている場所といわれていました。ですが、GPSの開発によって、実は本当の赤道のある場所は赤道博物館の敷地内であるとわかりました。
場所はキトの人気観光地、赤道記念碑から300mほどのこじんまりした場所。せっかくこの場所まで来たのならば、本物の赤道まで足を伸ばさない手はないのでしょうか?
敷地内は赤道記念碑ほど広くはないのですが、こちらでは赤道にちなんだ様々な実験ができ、実に楽しい観光場所です。南半球と北半球で水が流れていく際の渦の方向が逆であることを実際に体験できたり、釘の上に卵を立たすことができたり、赤道にそってまっすぐ歩くことができますよ。正確な赤道のある場所でしか経験することのできない、貴重な経験をいくつも行うことができます。
エクアドルのキト、特に赤道記念碑に観光にきたのならば必ずこの赤道博物館も訪問してください。
名称:赤道博物館
住所:Manuel Cordova Galarza, Quito, エクアドル
公式・関連サイトURL:http://museointinan.com.ec/
3.パネシージョの丘
キトの象徴ともいうことのできる有名な丘です。こちらの丘の上からは、キトの旧市街もノルテと言われる新市街も一望することができます。丘の上には大きな聖母像が立っており、その内部には簡単な博物館もあって上部にもあがることができます。また聖母像の周辺にはお土産や屋台などがいくつもあるので観光客だけでなく地元の人々など多くの人々の憩いの場所ともなっています。
丘の頂上までは麓から徒歩でも30分ほどで行けますが、治安上、日中であっても必ずタクシーを使うように。また聖母像は夜間ライトアップされキト旧市街からの眺めは最高です。
また昼夜を問わずスマホやカメラなどで観光地の写真を撮影する際は、良く注意したうえで撮影するようにしてください。不必要にスマホやカメラを外に出す行動は犯罪に巻き込まれる可能性がありますので控えるように心がけてください。
名称:パネシージョの丘
住所:Centro, Quito,エクアドル
公式・関連サイトURL:http://www.virgendelpanecillo.com/
4.バシリカ教会
出典: Maros M r a z (CC BY-SA 3.0)
世界文化遺産に登録されたキト旧市街には多くの魅力的な教会があり観光客に人気ですが、ここバシリカ教会はその旧市街の北の端に位置したとても大きな教会です。1892年に着工されて以来、現在も一部が未完成のままになっています。
守り神にイグアナやガラパゴスゾウガメなど、エクアドル固有の動物を施した非常に面白い造り。教会内部には美しいステンドグラスがあり、天気の良い日には日の光が当たりキラキラと光っています。
また教会内の専用のエレベーターを使って3階まで昇り、未完成になったままの聖堂の屋根裏部分をくぐって外階段を上ってください。そこからはキトの旧市街からパネシージョンの丘までの観光客に人気のスポットを一望できる素晴らしい景色を堪能する事ができます。教会の外にはちょっとした広場もあってそこからのキト市内の眺めも素晴らしいのでおすすめです。
旧市街に観光に来たなら絶対に外せない場所です。
名称:バシリカ教会
住所: キト EC170130 エクアドル
5.独立広場
エクアドルの首都キトの旧市街観光の際に、拠点となる場所がここ独立広場です。広場の中心には1830年8月の独立を記念した碑Monumento a los Heros de la Independenciaがあり、広場の西側には白く美しい大統領府が建っています。ここを中心に、キト旧市街の魅力的な教会などを観光することをおすすめします。
またその大統領府の周辺には多くのカフェやレストランがあり、旧市街の街並みを感じながら地元の人達と共にとるランチや休憩は素晴らしいものです。
中でも大統領府のすぐ近くにあるカフェGalletti coffee roastersはお洒落な店内で、美味しいコーヒーを飲みながらWifiも利用することができます。キト旧市街の観光の間の休憩を取る場所としておすすめです。
名称:独立広場
住所:Venezuela St. and St. Old Town,, Chile, Quito 170401 エクアドル
公式・関連サイトURL:http://www.quito.com.ec/que-visitar/centro-historico/plaza-grande-y-sus-alrededores
6.サン・フランシスコ教会・修道院
キトで最も威風のある教会で、アンデスのエル・エスコリアル宮殿とも呼ばれている教会です。スペインによる征服のすぐあとの1535年に建てられた、南米で古い歴史を持つ教会の1つです。
こちらの全面に広がっているのが石畳のサン・フランシスコ広場で、小さな子供を始めいつも多くの地元の人々と共に多くの観光客が集まっています。
またこの広場周辺には多くのバックパッカー御用達のキトの中でも特に安いホテルや、安い値段でそこそこ美味しいエクアドル料理を食べることのできるレストランなどが集まっています。
キト現地の人々が生活するように寝泊り、食事を堪能することのできる観光客にはおすすめの場所です。キト旧市街に観光に来たなら絶対に訪れてください。
名称:サン・フランシスコ教会・修道院
住所:Cuenca 477, Quito 170401,エクアドル
7.ラ・コンパニーア教会
出典: David Adam Kess (CC BY-SA 3.0)
多くの観光客がキト旧市街に訪れた際に行くサン・フランシスコ教会。その建設の後に着手されてといわれるのが、このラ・コンパニーア教会です。1605年から160年もの歳月をかけて建てられました。
教会の建物自体の彫刻も繊細で素晴らしいのですが、キト旧市街に観光に来た観光客に必見なのは、合計7トンもの金を使ってメッキで装飾された祭壇です。
そのため別名「黄金の教会」とも呼ばれています。また祭壇中央に飾られた聖人マリアナの絵は「奇跡の絵」とも呼ばれ以前は目が閉じていたこともあったとのこと。1987年の大地震によってダメージを受けたのですが、現在は修復をほどこされています。
キト旧市街に観光に来たのなら多くの他の教会と共に、忘れずに訪問してみてください。
名称:ラ・コンパニーア教会
住所:Garcia Moreno y Sucre, Quito 170401 エクアドル
公式・関連サイトURL:http://fundacioniglesiadelacompania.org.ec/portal/
8.メルカド・デ・インディヘナ
エクアドルの首都キトでお土産を買うのならば、ここ!キト新市街にある先住民の民芸品を中心に販売している、メルカド・デ・インディヘナが観光客には一番のおすすめです。
こちらにはアルパカの毛を使ったポンチョやショールなどの布製品、雑貨やアクセサリーなど、お土産に最適な品物が揃います。日本でも夏場に目にするパナマ帽などが多く販売されていますよ。
キト観光を満喫した後に、お土産をまとめて買うには最高の場所です。まだ日本では本当のパナマ帽のことを知る人は少ないので、キト観光に来たのならその点も含めてぜひともパナマ帽の購入も検討してください。
名称:メルカド・デ・インディヘナ
住所:Juan León Mera, Quito 170143 , エクアドル
9.プラサ・フォッチ
キト新市街(マリスカル地区)の中でもここプラサ・フォッチ(Plaza foch)には、エクアドルのチョコレートを販売する会社・Republica del cacaoやコロンビアのコーヒーメーカー・Juan Valdez caféなどのカフェがあります。
またエクアドル料理のレストランやアメリカンな雰囲気のレストランなどが集まっていて、夜になると地元の若者や観光客が多く集まってくるスポットです。
キト観光において旧市街はどうしても治安の面が問題があり夜の外出は躊躇しがちですが、ここであれば観光客も多い為比較的安心です。
ただしここキトは標高が2800mを超す高地。夜間はかなり冷え込むので、夜の街に繰り出す場合はしっかり寒さ対策を行うように。
また高地のためお酒の飲み過ぎは高山病を引き起こす可能性があるので、気をつけましょう。
名称:プラサ・フォッチ
住所:Mariscal Foch, Quito 170143 エクアドル
10.オタバロ
出典: Sputnikcccp (CC BY-SA 3.0)
キトの郊外にある観光地であるオタバロは土曜市で有名。オタバロ族と呼ばれるインディヘナ達が多く住む町です。
キトからはバスで約2時間もすれば行くことができるので、週末にかけてキトに滞在しているのならばおすすめ。このオタバロの土曜市は観光しない手はない場所ではないでしょうか?
民芸品やパナマ帽が売られています。青空市の一角にある常設市場に行けば、現地の人達が日頃から食べている肉や野菜などが満載。青空市の中にも飲食店が集まっている場所がありますが、ここもまた見ているだけでも楽しいものです数々の地元の料理があり、中には豚の丸焼きなどもあってこんがりと焼かれた豚の頭部がそのまま陳列させた様などは必見です。
また町の郊外では家畜(牛・豚・鶏など)を販売する動物市も開かれているのでそちらもぜひご覧ください。
ちょっとマニアックな観光地ですが楽しめますよ。
名称:オタバロ
住所:Otavalo, Quito, エクアドル
◎まとめ
以上がエクアドルの首都キト並びに周辺地域のおすすめ観光地の紹介でした。世界文化遺産に登録された素晴らしい街並みをほこる旧市街、また周辺地域にある赤道記念碑やエクアドルのインディヘナの集まる市場など、魅力的な観光スポットがたくさんあるのです。
エクアドル観光となるとガラパゴス諸島での珍しい動物を見に行く人が多いですが、こんな素敵な観光スポットをスルーしてしまうのはもったいないです。せっかく地球の裏側にあるエクアドルまで観光で行くのなら、ぜひこのキトを中心とした魅力あふれる地域も観光することをおすすめします。