文明の十字路イスタンブールを見尽くそう!お勧め観光スポット20選

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文明の十字路イスタンブールを見尽くそう!お勧め観光スポット20選

1410万人が住むイスタンブール市はボスポラス海峡を挟んでアジア大陸とヨーロッパ大陸に分かれていて、東洋と西洋が交じり合う文明の十字路と呼ばれています。同じイスタンブール市民でも、住む大陸が違うなんて面白いですよね!

ヨーロッパサイドは金角湾を挟んで新市街と旧市街に分かれています。主な観光地のほとんどが旧市街にあり、旧市街の歴史地区はまるごと世界遺産に登録されています。東京都の2.5倍の面積を持つイスタンブール市には魅力的な観光地がいっぱい!市内はトラムやバス、メトロなど公共交通機関も発達していて観光客でも利用しやすいんですよ。
イスタンブールの観光お勧めスポット20選をお届けします!参考にして下さいね。

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文明の十字路イスタンブールを見尽くそう!お勧め観光スポット20選

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1:ボスポラス海峡

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イスタンブール市をヨーロッパサイドとアジアサイドに分断するのがボスポラス海峡です。南北に長く、北は黒海、南はマルマラ海でマルマラ海とエーゲ海を繋ぐダーダネルス海峡と合わせて、地中海と黒海を繋ぐ交通の要衝になっています。ボスポラス海峡には3つの自動車専用橋があり、最初にアジアとヨーロッパを繋いだ橋は1973年に作られた、ボスポラス第一大橋です。この橋は、2016年7月15日の軍クーデター未遂事件で命を落とした人々の慰霊の為に7月15日橋という名前に改名されました。2013年には大成建設施工の鉄道用海底トンネルも開通しています。

ボスラス海峡には市民の足になっている定期船、小型クルーザーの観光船、豪華ディナークルーズ船など様々な船が運航しています。7月15日橋の真下を通ったり、砦や宮殿を見たりアジア側に渡ってみたりと色んなコースがあります。イスタンブールの思い出にクルーズ観光してみませんか?

2:ガラタ橋

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全長490m、金角湾に架けられたイスタンブールの新市街と旧市街を結ぶ跳ね橋で、そのユニークな佇まいからイスタンブールのシンボル的な存在になっています。橋は二階建てになっていて、一階部分はレストランとカフェ街。金角湾を行き来する船を眺めながらの食事やお茶が楽しめます。二階部分は一般道路で車、自転車、路面電車がひっきりなしに行き交う交通量の多い橋です。もちろん歩道もあるので、ガラタ橋名物のずらりと並ぶ釣り人達を冷やかしながら是非歩いて渡って観光して下さいね。

ガラタ橋と言えばサバサンド!ガラタ橋のエミノニュ側にはたくさんの屋台が出ていて、美味しそうな匂いに誘われた観光客や地元の人でいつも賑わっています。日本人に馴染みのあるサバの塩焼きとパンという組み合わせに、最初はちょっと違和感があるかも知れませんが、ぎゅっとレモンを絞って食べるとハマると言われているんですよ。ぜひお試しを!

3:グランドバザール

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お買い物好きな方にお勧めなのはイスタンブール最大の市場、グランドバザールです。その歴史は古く1461年に完成、内部には4500以上の店舗がひしめき合っています。トルコらしいモザイクランプや絨毯、チャイのセット、絵皿、アクセサリーや小物類などお土産になる物がいっぱいです。中でも目をひくのはナザールボンジュという魔よけの意味を持つ目玉のガラスです。家に飾る大きなサイズの物から手作りアクセのチャームにするような小さなサイズまであり、バラまきお土産用にピッタリです!

いつも観光客で賑わっているのでお値段も観光客プライス、気に入った物があれば頑張って交渉して見ましょう。言い値の半額を目標に駆け引きを楽しむのもいい思い出になるかも知れません。中にはちょっと悪質な宝石店などもあるので、あまり高価な物はバザールでは買わない方が賢明です。ブラブラ見て歩くだけでも楽しい、そんなグランドバザールです!

4:エジプシャンバザール

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トラムのエミノニュ駅からすぐの所にあるのがエジプシャンバザールで、香辛料を扱うお店が多い事から別名スパイスバザールとも呼ばれています。16世紀に作られた歴史ある市場で、トルコ人の台所と言われるだけあって、とにかく品ぞろえが豊富です。トルココーヒーやお茶の葉っぱ、トルコ菓子、ハチミツなどトルコ全土の食材がずらりと並んでいて見ているだけでもワクワクしてきます。珍しいスパイス類も量り売りなので少しだけでも買えるのが嬉しいですよね。フレンドリーな店員さんが多いので、大抵の物は味見させて貰えますよ。

エジプシャンバザールの辺りは下町エリアで裏手には庶民的な通りがあり、買い出しに来るトルコ人で賑わっています。山積みされた衣料品や雑貨類など時間がある方はトルコの普通の暮らしを垣間見れる場所なので是非のぞいて見て下さいね。

5:スレイマニエモスク

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グランドバザールから少し歩いた丘の上に壮麗な姿を見せてくれるのがスレイマニエモスクです。イスタンブール最大で、オスマン帝国が最大の領土を誇った時代のスルタン(皇帝)、スレイマン一世の命で1557年に建てられました。スルタンアハメットモスクに雰囲気は似ていますが、ミナレットの数は4本、威風堂々という言葉がピッタリくるような外観です。内部は白が基調な上に100以上の窓があるので、とても明るい雰囲気のモスクで観光スポットです。

設計を手掛けたのはオスマン帝国最高の建築家ミマール・シナンで彼が85歳の時に完成しました。モスクの周りには学校、病院、神学校、救済院などを配して、キュリエと呼ばれる一大公共施設群に統一したデザインを施しています。ミマール・シナンはその数々の功績を称えられて、スレイマニエモスクの敷地内のお墓に眠っています。

6:アヤソフィア

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ビザンチン帝国時代に教会として建てらたアヤソフィア。長い年月の間に火災や戦争による被害で幾度とない改修が行われ、今ある姿は537年に建てられた物です。非常に歴史のある建物はイスタンブールの観光スポット。15世紀のオスマン帝国時代には教会からモスクへと改装されました。イスラームでは偶像崇拝を禁止しているので、天井に描かれていたモザイク画は漆喰で塗り固めれ、イスラーム様式の装飾に変えられたのです。

時は流れて、トルコ共和国はアヤソフィアを、ビザンチン美術とイスラーム美術の混じり合った他に類を見ない珍しい建物だとして、博物館として開放する事にしたのです。はがされた漆喰の下から700年以上前に描かれたモザイク画やフレスコ画も蘇りました。

観光客がいつも行列を作っている一本の柱があります。地下の貯水池の影響で1本の大理石柱が湿っているのですが、この柱の穴に指を入れて360度ぐるっと回せたら願いが叶うという伝説があるんですよ。ぜひチャレンジを!

7:スルタンアフメットモスク(ブルーモスク)

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オスマン帝国のスルタン、アフメット1世が建設を命じた事から名前がつけられていますが、内部装飾に2万枚以上の青いイズニックタイルが使われていてその美しいブルーから、ブルーモスクという俗称で呼ばれています。タイルのモチーフがチューリップというのが可愛らしいですよね。260もの窓にはめられたステンドグラスも美しくて見とれてしまいます。

特徴的なのは6本のミナレット(お祈りの時間を告げる為の塔)です。普通モスクのミナレットは1本から多くても4本ですが、世界で唯一ブルーモスクにだけ6本もミナレットがあるのです。忘れてならないのは幻想的な夜のライトアップでたくさんの観光客が見学に訪れます。

タンクトップや半パンなど露出の高い服装では入場できないので気を付けましょう。女性は頭髪を覆うスカーフなどが必要です。また1日5回の礼拝時間には観光客は入場できないのでご注意下さいね。

8:ヒポドゥローム

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原型は3世紀頃にあった古代の競馬場で、長さ450m幅130m、12の門からなり、レース場を見おろす形で10万人以上収容できる観客席があったと伝えられています。広場には、コンスタンティヌス帝の時代に建てられた「コンスタンティヌスのオベリスク」エジプトのカルナック神殿から運ばれた「テオドシウスのオベリスク」ギリシャのアポロン神殿から運ばれた青銅製の「3匹の蛇の柱」が並んでいます。そんな時代に一体どうやって運んできたのか?古代の人の知恵とマンパワーは素晴らしい!と感じるイスタンブールの観光スポット。

ブルーモスクのすぐ西側にあり、カフェやお土産屋さんもあるので観光客だけではなく市民の憩いの場にもなっていますが、絨毯屋の悪質な客引きもウロウロしていてカモを狙っているので観光する際は気を付けて下さいね。

9:ドルマバブチェ宮殿

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オスマン帝国末期の1859年に完成したドルマバブチェ宮殿は豪華絢爛という言葉がピッタリ。オスマン帝国の繁栄が良くわかります。完成後にスルタンの家族達はトプカプ宮殿からここに住まいを移しました。285の部屋に43のホール、ロココやバロックといったヨーロッパ建築の手法をふんだんに取り入れていて、バカラクリスタルのシャンデリア、シルクの絨毯など贅沢三昧、金箔だけでも4トン使用しているそうです。ボスポラス海峡に面して建てられていて全貌を眺められるのは海からのみ。何と正面玄関も海に面しているんです。

内部は個人では見学できず、ガイド付きツアーで一緒に各部屋を回ります。残念ながら写真撮影は禁止なので目にしっかり焼き付けましょう。最後に訪れる部屋は1939年、トルコ建国の父と言われるトルコ共和国の初代大統領ケマル・アタチュルクが亡くなった寝室で、部屋の時計は彼が亡くなった9時5分をさしたまま止められています。イスタンブールに訪れた際、ぜひ立ち寄って観光してみてくださいね。

10:ガラタ塔

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その歴史は古く、6世紀ビザンチン帝国時代に灯台として作られ、のちに火の見櫓や牢獄とスタイルを変え損壊と修復を繰り返し、今の姿になったのは1967年だそうです。高さは67mでそんなに高くはないですが、高台に建てられているので見晴らしは最高です。

世界遺産に登録されている旧市街の「イスタンブールの歴史地区」の全てと金角湾、そして新市街とイスタンブール市内をぐるっと360度見渡せる場所で、絶対に外せない観光ポイントです。絵葉書やガイドブックには必ずここからの景色が載っています。特にお勧めなのがサンセット!夕日に染まるイスタンブールを見ようという観光客でかなり混み合いますが、忘れられない景色に出会えますよ!中にはカフェやレストランがあるので、ゆっくり景色を眺めながら食事やお茶が出来ます。観光シーズンにはエレベーター待ちの行列が出来て1時間以上待つ事もあるので時間に余裕を持って観光に出かけましょう!

11:トプカプ宮殿

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金角湾、マルマラ海、そしてボスポラス海峡が見渡せる絶景ポイントにそびえるのがオスマン帝国の栄華を物語るトプカプ宮殿です。ヨーロッパ諸国がキリスト教勢力に染まっていく時代に東ローマ帝国を制圧し、その都「コンスタンチノープル」を、「イスタンブール」の名に変えてオスマン帝国の首都に構えたのが、スルタン・アハマット二世です。1460年に着工し16年の歳月をかけて完成させました。その後、増改築を繰り返し400年もの間、オスマン帝国のスルタンの宮殿として、また政治の場としても使用されました。

最大の見どころは宝物殿にある財宝で、柄の部分に巨大なエメラルドが3つはめこまれ、黄金とダイヤモンドで装飾された「トプカプの短剣」や千個のダイヤをあしらった「黄金の燭台」に86カラットのダイヤを使用した「スプーン職人のダイヤモンド」など、ため息が出る物ばかりです!別料金がかかりますが、ハーレムの間も見逃せないイスタンブールの観光スポット!

12:地下宮殿

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4世紀にコンスタンティヌス帝の命で作られた地下貯水池で、当時あちこちに作られていた貯水池の中では最大規模で、宮殿を始め、周辺の建物に水を供給していました。19キロ離れた黒海近くから水をひいていたというから、当時の技術力に驚きますよね!その後人々に忘れ去られていましたが、16世紀に再発見され、トプカプ宮殿の水源として使われるようになりました。

140mx70mの広さの貯水池には高さ8mの大理石の柱が336本も並んでいて圧巻です。その姿が宮殿みたいなので、地下宮殿と呼ばれるようになりました。1987年に一般公開されるようになったのですが、その修復時に発見されたのが、見る者を石に変えてしまうという伝説のあるメデューサの頭部です。柱の土台として何故か横向き、逆さまに取り付けられているのが不気味な感じです。魔力を封じ込めたとか単なる高さ調整だとか諸説ありますが、今では地下宮殿の一番の写真ポイントになっています。

13:イスティクラル通り

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金角湾をまたいだイスタンブールの新市街側の中心地がタクシム広場です。この広場から一本の大通りがのびていて、イスタンブールのメインストリートと言えるイスティクラル通りです。旧市街とは全く違う雰囲気でモダンな雰囲気が漂っています。タクシム広場近くはファストフード店が並ぶごく普通のエリアですが、15分程歩くと、右手にチチェキパサージュというアールヌーボー様式の小さなレストラン街が現れます。そのほとんどがシーフードレストランなんですよ!それもそのはず、レストラン街を通り抜けた所に魚市場があります。

イスティクラル通りに戻ってしばらく歩くと今度は左手にフランス小路と呼ばれるカフェが軒を連ねたエリアが出てきます。昔のフランスを再現していてとっても雰囲気が良くてお勧めです。イスティクラル通りの最終地点はトゥネル広場です。ここには世界で一番短いと言われる地下鉄があるので話のタネに乗ってみるのも楽しいですね!

14:ルメリ・ヒサル

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1542年、オスマン帝国のメフメット二世が、東ローマ帝国陥落の作戦の為に、たったの四か月で作らせた「ローマの城」という意味を持つ要塞で、ボスポラス海峡の最も狭くなっている部分(660m)のヨーロッパサイドにあります。当時の東ローマ帝国の首都コンスタンチノーブルは今のイスタンブールの旧市街部分で海と城塞に囲まれた難攻不落の都市でした。

金角湾には東ローマ帝国が作った鉄製の太い鎖が張られてオスマン帝国艦隊を阻止していましたが、メフメット二世は艦隊を陸上から丘越えで金角湾に移動させるという奇策を決行して、コンスタンチノーブルを陥落させた「コンスタンチノーブルの戦い」の舞台です。塩野七生氏の著書「コンスタンチノーブルの陥落」にも、ルメリヒサルの話が出て来て面白いですよ。塔の内部に入る事はできませんが、要塞周辺からの眺めは最高な観光地なので是非足を運んで見て下さい!

15:国立考古学博物館

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イスタンブールを代表する考古学博物館で、そのコレクションは100万点以上!内部は考古学博物館・古代オリエント博物館・タイル博物館の三か所に分かれています。トルコ考古学の父と言われるオスマン・ハムディ氏の働きかけにより、価値ある遺跡の国外流出にストップをかけ、1891年にこの博物館を設立しました。以来、トルコ国内で発掘された遺跡の多くがここに集められるようになりました。

有料で日本語オーディオガイドをレンタル出来るので、じっくり解説を聞きながら周りたい方にはお勧めです。中庭に無造作に置かれた胸像が2000年前の物だったりして日本との展示方法の違いに驚かされる事でしょう。中でも有名なのは紀元前400年から500年前の石棺類で、「アレキサンダー大王の石棺」の見事なレリーフは必見です。近くのトプカプ宮殿ほどの観光客は少ないので、のんびりとした雰囲気で見学できるなんて贅沢ですよね!

16:エミルギャンパーク

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イスタンブールの街歩きに疲れたら、ちょっとのんびりしに郊外の公園に出かけて見ましょう。エミルギャンパークはイスタンブール市民の憩いの場で、休日にはお弁当を持った家族連れで賑わいます。高台から見るボスポラス海峡、アジアサイドの眺めは最高で、ウェディングフォトの人気スポットでもあるんですよ。4月にはトルコの国花であるチューリップ祭りが2005年から開かれていて、色とりどりのチューリップを楽しむ事ができます。120種類以上の植物が植えられていて、なんと桜もあるそうです。頂上にはお洒落なレストランがあるので休日のブランチを楽しむのもいいですね。

アクセス方法は、トラムT1の終点カラバシュ駅からバスに乗り換え、25E系統で約30分です。チューリップ祭りの時期以外は地元の人ばかりで観光客は殆どいませんが、地元の人に混じって暮らすように旅したい方にはピッタリの観光地ですよ。

17:ヴァレンス水道橋

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ローマ帝国のコンスタンティヌス1世の命によって作られ、378年皇帝ヴァレンスの時代に完成した水道橋で、ビザンチン帝国の時代を経てオスマン帝国の時代まで長きに渡り使われていたものです。イスタンブールの北西郊外の森にある水源からひかれた上水を、旧市街のスルタンアハメット地区にある地下貯水池へと中継する役割を果たしていました。全長は約1キロで今は880mが残っているそうで、何度か修復されているとは言え、頑強に、そして精密に石積みをした事が分かります。今から1600年以上も前に、こんな立派な水道橋を作る事が出来たコンスタンティヌス帝の権力が伺い知れる遺跡ですよね。

トラム、メトロのアクサライ駅から徒歩15分程度です。ローマ帝国の作った水道橋はあちこちに残されていますが、橋の下をびゅんびゅん普通に車が通っているのはちょっと珍しいので、時間がある方は是非間近で見てみて下さいね。

18:モザイク博物館

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スルタンアフメットモスクのの裏手にあるモザイク博物館には、1930年代にスルタンアフメット広場一帯を発掘調査した時に発見された数々のモザイクが展示されています。おそらく5世紀から6世紀のビザンチン帝国の皇帝ユスティアヌス一世の統治時代に宮殿の舗道の装飾に使われていた物だろうと推測されているそうです。

殆どの展示が床に置かれていて上に作られた回廊から見学するようになっています。アヤソフィアにあるモザイクは当然宗教的なテーマですが、こちらは当時の人々の生活がリアルに分かるようなテーマなので見ていて面白いんですよ。剣闘士がヒョウと戦っていたり、象とライオンを戦わせていたり、また羽の生えた想像上の動物なども描かれています。
アラスタバザールの中に入り口があり、少し分かりにくいので注意して下さいね。小さな博物館で観光客もあまりいないのでじっくりと見学できますよ!

19:カドキョイ

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せっかくイスタンブールに来たからにはアジア側にも渡ってみませんか?アジア側にはのどかな町が沢山ありますが、その中でも古き良きトルコの風情があり、お洒落スポットも出現していて買い物も楽しいと人気があるのがカドキョイの町です。人気があるのは上野のアメ横風な市場で、生鮮食料品はもちろんの事、ハチミツやドライフルーツ、自然食品などのお店が立ち並びます。老舗のトルコ菓子屋、ロカンタと呼ばれる食堂、コーヒーショップなどもあり、観光客相手ではなく、目の厳しいトルコ人相手なので厳選された品ばかりだと評判です。

カドキョイへのアクセスは、市民の足である定期船に乗れば30分くらいの船旅です。2013年に開通したマルマライ(鉄道)を使えばたったの4分でボスポラス海峡を渡れてしまいます。往復違う乗り物でミニトリップを楽しんでみて下さいね。

20:ミニアトゥルク

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イスタンブール金角湾沿いにあるミニアトゥルクにはトルコ国内の名所旧跡を見事にミニチュアで再現した模型が展示してあります。120か所の模型は1/25サイズでとても精巧に作られているんですよ。高強度な材料を使って製造作業には13社が関わったという本格的な物です。入場チケットを模型の前の機械にかざせば案内オーディオが流れる仕組みなのも楽しいですね。

模型だけではなく、トロイの木馬を模した大型滑り台や、ヘリコプターの操縦シュミレーション、ミニチュア迷路やプールなど子供が楽しめるアトラクションも沢山あるので家族連れにピッタリなテーマパークの観光スポットです。

◎まとめ

魅力的な観光地がいっぱいのイスタンブールにリピーターが多いのも納得ですよね。親日家が多く優しい人が多いトルコ。古いと新しい、が混在するイスタンブール観光は時間がいくらあっても足りないくらいです。

忘れてならないのは世界三大料理にあげられるトルコ料理ですよね!イスタンブールでは新鮮なシーフードは欠かせません。トルコ料理は種類も豊富で毎日何を食べようか?というのも旅の楽しみになるはずです。イスタンブールへはトルコ航空が成田から12時間半、直行便があるのは嬉しい観光地ですね!

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