ウクライナ西部の都市リヴィウを旅しよう!おすすめ観光スポット7選

画像出典:Vera_Petrunina

ウクライナ西部の都市リヴィウを旅しよう!おすすめ観光スポット7選

リヴィウはウクライナ西部のリヴィウ州にある都市で、人口はおよそ80万人ほどです。市内には教会や美術館、ギャラリーなどがたくさんあり、ウクライナの文化の中心地とも言われています。旧市街地には歴史地区として世界遺産にも登録されているほど美しい街並みが残っています。

観光客も比較的少なく、静かで落ち着いた雰囲気があるので、ゆっくり散策や観光もできるのも魅力ですね。そんなリヴィウのおすすめ観光スポットを7選ご紹介します。

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ウクライナ西部の都市リヴィウを旅しよう!おすすめ観光スポット7選

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1.アルメニア教会

アルメニア教会

出典: Yuriy_Semak

リヴィウにある珍しい教会のひとつがアルメニア教会で、観光客にとても人気があります。アルメニアはウクライナから飛行機で2時間ぐらい離れたカフカース地方にある国なのに、なぜここにアルメニアの教会があるのでしょうか?中世、アルメニアはトルコから迫害されていた時代がありました。そのときにアルメニアの人々は、はるばるリヴィウまで逃げてきて、ここに教会を作ったといわれています。

中に入ると鮮やかなインテリアに驚かされます。壁にはキリストの絵も描かれていて、とても歴史的に重みのある観光スポットであることを感じさせますよ。中世の人々の思いが伝わってくるようなリヴィウの観光地を、ぜひ訪れてみて下さい。

2.リヴィウ市庁舎

出典: connect-UA / PIXTA(ピクスタ)

リヴィウ市庁舎の最上階には、リヴィウの市街地が一望できる眺めの良い場所があります。展望台があるので、リヴィウ旧市街の輪郭がはっきりと見えて感動的です。

3階まではエレベーターがありますが、そこから最上階までは狭いらせん階段をひたすら上っていきます。降りてくる観光客とすれ違うこともあるので、注意して下さいね。数百段ある階段を上るのは少々大変ですが、登るだけの価値はありますよ。

3.アルメニア通り

出典: Don LaVange

アルメニア教会前のアルメニア通りは、リヴィウ旧市街でもとくに雰囲気の良いところとして知られています。カフェやお土産屋さんなどが立ち並び、歩いているだけで楽しくなりますよ。

アルメニア通りの東端にはリヴィウ宗教史博物館が、西端的にはAndrey Sheptytsky国立博物館があるので、旧市街観光では必ず歩くことになるでしょう。

4.薬局博物館

出典: commons.wikimedia.org

薬局博物館はリヴィウのマーケット広場の角にある観光スポットです。1735年に設立された歴史ある薬局ですが、現在もなんと営業していて、実際に薬を買うことができます。館内には、薬の調剤に使った古い器具や薬品、料理や薬関係の書籍や処方箋など、興味深いものがたくさん展示されていますよ。

外見は小さめの博物館ですが、地下通路もあり意外と広いという印象をもつでしょう。リヴィウの歴史も学べて、楽しく観光できるのが魅力ですね。30分~1時間程度で見学できるので、リヴィウ観光で時間の空いたときにおすすめです。

5.リチャキフ墓地

リヴィウ市内の南東郊外にあるリチャキフ墓地は、とても広く、東ヨーロッパでもっとも美しい霊園ともいわれています。墓地なのに観光地?と思うかもしれませんが、ここには芸術的なお墓がたくさんあります。繊細な彫刻が施されているお墓が点在していて、まるで芸術作品のようです。

墓地を歩き回っていると、たくさんのお墓が同じ形で並べられている場所があることに気が付くでしょう。これは、戦争で亡くなったポーランド兵士のお墓です。こんなところにも戦争の傷跡があり、リヴィウの悲しい歴史を思い起こさせます。落ち着いた雰囲気で人も少なく、静かに祈りを捧げたくなるようなところです。リヴィウ観光の際は、ちょっと足を延ばして訪ねてみてはいかがでしょうか。

6.リノック広場

リヴィウ旧市街の中心部、市庁舎の南に位置するリノック広場は、リヴィウ観光の起点ともなるスポットです。トラムや市内周遊の観光ミニバスなども、ここから乗ることができます。

また、フリーマーケットが開かれていたり、大道芸人がパフォーマンスをしていたりと、観光客だけでなくリヴィウの地元の人でもにぎわう場所。近くには美術館や博物館も多いので、リヴィウ旧市街を歩くならまずはこのリノック広場を目指しましょう。

7.聖ユーラ大聖堂

出典: Vikart / PIXTA(ピクスタ)

リヴィウの西の郊外にある聖ユーラ大聖堂は、クリーム色の外壁が目立つ、とても美しい教会です。もともと13世紀に建てられた古い教会がありましたが、18世紀中ごろにバロック・ロココ様式で新築されました。リヴィウの歴史的建築物の一つで、とても見ごたえがあります。

ソ連時代にはロシア正教会の所有となっていましたが、ウクライナ独立後はウクライナ・カトリックのリヴィウ司教座がおかれています。由緒ある壮大な大聖堂からは、ときおり綺麗な鐘の音が聞こえてきますよ。

◎まとめ

「リヴィウ」とはライオンという意味で、13世紀ごろにキーウ大公ダヌィーロ・ロマーノヴィチの子レーヴの名から付けられました。そのためリヴィウ市内には、ライオンのモチーフがたくさん見られます。リヴィウ市内を観光しながら、ライオン探しをしてみるのも楽しそうですね。

また、リヴィウは素敵なカフェが多いことでも有名。観光の途中に、ちょっと休憩してみてはいかがでしょう。

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