ウクライナ有数の工業都市ドニプロをご紹介!

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ウクライナ有数の工業都市ドニプロをご紹介!

ドニプロはウクライナのドニプロ州ドにあり、ドニプロ川の河岸に位置します。面積は405平方kmで人口は約100万人の工業都市で、ドニプロの愛称で市民に親しまれています。首都キーウまでの直線距離は390 kmです。

ドネツィクと並んで、ウクライナ有数の工業の中心地であり、優秀な人材も多く、ソ連軍事時代は「ソ連の人材派遣の都市」とも呼ばれていました。その為かウクライナ独立後もウクライナの首相を4名も輩出しています!

また美しい噴水も多くウクライナで噴水の街と呼ばれることもあるとか。そんなドニプロの都市の独特な観光名所をご紹介します!

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ウクライナ有数の工業都市ドニプロをご紹介!

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1.メノラセンター

出典: commons.wikimedia.org

メノラセンターは 2012年10月21日にウクライナのユダヤ人文化センターとして、建築されました。メノラセンターには様々な施設があり、ホテル、コンサートホール、ギャラリー、レストラン、「ユダヤ人のホロコースト歴史博物館」などが併設されています。

建物はの大きさは32,000平方mでウクライナでも最大級の施設となっています!

毎日、沢山のイベントが開かれるので地元の人たちのコミュニティの場でもあります。建物の外観は階段のようになっていて、独特の雰囲気を醸し出しています。夜には施設の明かりがライトアップされているように見えるのでロマンチックですよ。

ドニプロに観光の際はまずはじめに、メノラセンターへ行き、ドニプロの町全体を眺めるのもオススメです!

2.救世主変貌大聖堂

出典: Adam Jones

救世主変容大聖堂は、ドニエプロペトロフスクで最も美しい大聖堂の一つです。 1837年に建設され、10月の革命が都市で最大となる前に建てられました。1830年に大聖堂は、当初の計画よりも小さい規模で建てられました。それでもドニプロの人たちにとって大聖堂は大切な信仰の場として愛されてきました。

しかし大聖堂は1930年に一部の参拝者により閉鎖に追い込まれます。その後、信仰とは無縁の博物館として大聖堂は残されました。1975年から1988年の間に地震と1888年の第二次世界大戦によって爆弾によって破壊。様々な過酷な歴史を持つ大聖堂ですが、現在は修復されドニプロの歴史を感じられる大切な遺産の一つとなっています!

3.ドニプロ歴史博物館

ドニプロ周辺の博物館科学の歴史は165年以上に及びます!

最初の博物館の1つは1849年に設立されました。1887年には歴史と考古学の私的博物館がオープンし、1902年には地域博物館が発足、 1905年にドニプロ歴史博物館の建物が建てられました。そして1929年に約5万点の展示品がここに保管されていました。

しかし第二次世界大戦で、博物館はそのコレクションの90%を失い、博物館の建物は崩壊しました。

戦争の後、博物館は復元され、1948年には約3千点の展示品が戻ってきたそうです。 現在は、教会の装飾品、芸術品、石造りの像が87点など歴史を紹介する貴重な博物館となっています!ぜひドニプロの観光の際はドニプロ歴史博物館へ訪れ、歴史に触れてみてください!

4.ホロコーストまつわる歴史博物館

出典: commons.wikimedia.org

ドニプロに観光へ来たのならメノラセンター3階にあるユダヤ人のホロコーストまつわる歴史博物館にぜひ訪れてみてください。

この博物館の主な目的は、ホロコーストの悲劇の深さを人々に伝えて、ナチスが権力を発揮した後に、世界が受けた戦争の悲惨さを展示しています。
ウクライナとユダヤ人の関係や、ユダヤ人が社会に多くの影響を与えてきた歴史について詳しく学ぶことができます。

最初のホール は世界中の様々な都市のユダヤ人の生活を紹介しています。第二の部屋は、博物館で最大のホロコースト 最大800平方メートルの展示エリアがありメインの展示室となっています。
600万人以上の死者を出したと言われるホロコーストの歴史を体験してみてはいかがでしょうか?

5.ファウンテンホワイトスワン

ドニプロは、ウクライナでも噴水が多く噴水の街と呼ばれることもあります。その中でも 最も有名なのは、2005年に建てられた光の音楽噴水「ホワイトスワン」ではないでしょうか?

ファウンテン ホワイトスワンは、ドニプロのドニエプル川の上にあります。 中央ジェットの高さは約50mにも達しドニプロの噴水の中でも最も高い噴水の一つとなっています。

ファウンテンホワイトスワンは、設置されたサイドジェットの動きによって、白鳥が羽ばたいた翼の様に見えることからその名がつけられたんですよ。夜には黄色の光でライトアップされ、幻想的な眺めが見られることでしょう!是非ドニプロのファウンテン ホワイトスワンを訪れて、幻想的な夜を味わってください。

6.ジオラマ「ドニエプル川の戦い」

出典: commons.wikimedia.org

「ドニエプル川の戦い」のジオラマは街の中心にあります。ドニプロが祖国の戦争勝利の30周年に建築しました。
このジオラマはウクライナでも最大の大きさを誇り、ジオラマと言ってもほとんど実物と変わりない、砲台などが並んでいます。

ドニエプル川の戦いは、世界の歴史の中で最も大規模な戦いの一つでした。 ドイツ・ファシストの侵略者から、ドニエプル川が広い水のバリアのような役割を持ち、侵略に抵抗できたと言われています。

少し、生々しい歴史ですがその戦争を経てドニプロの現在があるのだと感じます。観光とは少し違うかもしれませんが、街の中心にあるのでドニプロは立ち寄ってみてください!

◎まとめ

ドニプロはユダヤの人たちと深い関係のある土地です。第二次世界大戦によってつけられた傷跡は今でもこの街に色濃く残っています。
戦争の歴史やホロコーストの悲惨さを学ぶことができる貴重な都市ですので、観光だけではなくドニプロの歴史を深く学んでみてはいかがでしょうか?

ドニプロは噴水の街でもあるので、今回ご紹介した場所以外にも大乗様々な噴水が設置されています、そのどれもが美しく夜にはライトアップもされるものがあるので、公園で噴水を探して散策するのもおすすめです。

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