全米第2位のハイテク都市・オースティン!芸術と自然が彩る観光へ出掛けよう

全米第2位のハイテク都市・オースティン!芸術と自然が彩る観光へ出掛けよう

オースティンはテキサス州の州都。テキサス州で思い浮かべるのは水牛の角(ロングホーン)、カントリーミュージック、カーボーイ、ステーキなどですが、オースティンはたくさんの観光スポットにあふれた都市なのです。中でもミュージックは有名で、「世界のライブ音楽の首都」と言われているほど。

ナイトライブ、芸術、博物館はもとより、オースティンの近郊には湖、滝、公園と自然がいっぱい!外で遊べるアトラクションも数多く緯度もハワイのホノルル以外に最も南に位置する州都のため年間通して過ごしやすい気候。テキサス州でももっとも人々が訪れる観光地です。

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全米第2位のハイテク都市・オースティン!芸術と自然が彩る観光へ出掛けよう

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1.アン・リチャーズ・コングレスアベニュ―橋

オースティン市内のアン・リチャーズ・コングレスアベニュ―橋から見るコウモリの飛行は、有名な観光スポットの一つです。まるで龍が空を泳いでいるかのごとく無数のコウモリが飛行する姿を見る為に人々は橋に列をなしコウモリ飛行を楽しみます。

3月の後半から11月の頭にかけて、コウモリは餌とする虫を捕るために夕方、橋の下からオースティン市の南にあるレディバード湖に飛行を始めます。なんとコウモリは橋の下に巨大な巣をつくり都会暮らしをしています。

ベストシーズンのコウモリ飛行は8月で、その数なんと100万匹とも!そしてコウモリは夜中に1万kg近くの虫を食べるといわれています。8月になるとコウモリ飛行を見る観光者はもちろん地元オースティン市民もコウモリ飛行を見る為に橋の上に列をなします。

日が沈む30分前、橋の南側がベスト観光スポットです。このコウモリにちなんでここでしか買えないコウモリグッツも売っているので観光のお土産に!

2.ジルカー公園

オースティンのダウンタウンの近くにあるジルカー公園。1.5平方km規模の大きな公園で、1日中遊べるアクティビティーが満載です。観光スポットも沢山あり地元オースティンの人達もここでのアクティビティを楽しんでいます。走ったり、泳いだり、カヌーに乗ったり。

まずは園内を周回するミニ列車「ジルカーゼファー」に乗って園内を回って観光!トレイルの素晴らしい景色を楽しめます。子供達の遊び場、自転車やカヌーのレンタルも至る所にあるので、観光者は外でのアクティビティーを1日中公園内で楽しむ事ができます。

また、公園内はアクティビティーの他にもアウラウフ彫刻ガーデン、植物園などの芸術もゆっくり観光でき、芸術にふれることのできる観光スポットでもあるんですよ!広い公園を利用して秋には音楽フェスティバル、コンサートなどお祭りが開催されたり、年中賑わっている公園です。

3.バートンスプリング

オースティンのジルカー公園内にあるバートンスプリングプールは、広さ約12000平方mの巨大な公共プールです。地下水が湧き出ている天然温泉のプールとなっています。とはいっても、日本のいわゆる温泉とは違ってかなり冷たいです。水深は一番深い所で約6m。水温は平均20度前後と年間通して泳ぐ事ができます。

公園は70年代のヒッピー時代から人々に愛され多くの人々が集まるオースティンの人気観光スポット。俳優ロバートレットフォードが幼少期にここで泳ぎを覚えたのは有名な話し。近年では年間80万人もの人々が集まる憩いの公園としてオースティンでは愛され続けています。

また絶滅危機と言われているオオサンショウウオもこのプールに生存確認されています。プールは毎週木曜日清掃と水質確認の為利用できませんが、年間通して利用する事ができる為、観光で訪れる人も沢山!正面玄関にある「ザスプラッシュ」で展示されている歴史館は必見する価値ありです。

4.テキサス州議会議事堂

オースティンのダウンタウンの中心にある州議会議事堂。全米50州の州議会議事堂のなかでは最大の床面積で、その広さとイタリアのネオルネサンス調の庁舎は国定歴史建造物に指定されるほど。まさに、オースティンが誇る美しく歴史ある建築物です。

観光スポットとして楽しめるのは外観だけではありません。州議会議事堂の中も見学が無料で行われているので、テキサス州議会議事堂の歴史的な背景を学ぶ観光ができます。

中を入ると円形の大広間には歴代のテキサス州知事の肖像画が飾られ美しい彫刻が施されています。中でもテキサス州知事だったジョージ・W・ブッシュ前大統領の肖像画は観光客の目を引きますよ。

ガイド付きツアーもありますが、1階の案内所で館内の日本語のパンフレットももらえるのでゆっくり時間にとらわれる事なく自分自身で観光するのも良いかもしれません。

5.トラヴィス湖

オースティン市を含むトラヴィス郡には、3つの大きな湖(トラヴィス湖、オースティン湖、レディバード湖)があります。トラヴィス湖はオースティンの北西約30kmほどの所に位置し、湖、森林、丘、草原と美しい自然環境をつくりあげています。

透明なアクアマリーンの湖の周りはオースティンの近郊にもかかわらず自然豊かでウォーターアクティビティーが盛ん。レンタルボード、ジェットスキー、ウェイクボード、ウィンドーサーフィン、釣りなどの施設が盛りだくさんです。

トラヴィス湖の周りには数多くの公園もあり中でもぺースベンド公園は石炭岩の崖や岩の渓谷、自転車専用トレイル、自然遊歩道など約14kmにわたって起伏のとんだ自然を観光する事ができ、ウォーターアクティビティーのみならず楽しめます。ホテルの施設はもちろんの事、キャンプサイトも充実しているのでアウトドア派には訪れたい観光地です。

6.ウェストケイブ保護地区

オースティンのダウンタウンから南西に約50km。30万平方mほどのこの自然保護区は洞窟や渓谷で構成されており、多くの絶滅の危機に瀕している植物や鳥類が生息しています。

ここでの観光は、まず牧草地の広い草原を横切り最後に洞窟へ到着します。その後シダに囲まれたクリスタルクリア―プールへ。渓谷と渓谷の間を流れるトラバーチンの滝はまるで水のカーテン!テキサス州内でも最も美しく壮大な滝はめったに見る事ができない名所とされていますよ。

ここでの観光は美しい自然保護区の為ボランティアのガイド付き(英語)のツアーでしかこの洞窟に行く事ができません。ハイキング観光は往復1.5km程度で、約2時間弱の観光となります。きっと驚きのハイキングとなること間違いなしです!

7.テキサス州立大学オースティン校

アイビーリーグの州立大学のひとつがここオースティンにあります。キャンパスは州立大学でももっとも大きく、テキサス州議会議事堂から1.6kmほどの距離。オースティンのシンボル的なメインビルディングのキャンパスタワーの高さはなんと約95mです!

時計台がそびえ立っている象徴的な建築物の一つとして多くの観光客も訪れます。タワーだけではなく多くの学生達と交わってぷらっと広大なキャンパスを散歩するのもおすすめです。

キャンパスにはブラントン美術館、カクタスカフェ(ライブ、ミュージック、パフォーマンスセンター)、テキサスメモリアルスタジアム、歴史博物館や図書館。また大学グッツはもちろん服屋さん、カフェが沢山立ち並ぶ通りでウインドウショッピングするのも楽しいです。「本当に大学のキャンパス内を観光しているのかな?」と疑問に思ってしまうほどの広大なキャンパスです。

8.レディバード湖

レディバード湖は、コロラド川の貯水湖として作られた人口湖。オースティンのダウンタウンからコロラド川沿いのトレイルを徒歩20分たらずで到着します。湖の周りのトレイルは舗装されておりほぼ平たんで、湖の周面は約16kmほどです。

自転車に乗っている人、ジョギングしている人、湖でカヌーやスタンディングボードを楽しむ人と、ここでは時間がゆっくり流れています。ダウンタウン観光からちょっとひと休み、なんていいですよね。

周りにはジルカー公園をはじめバートンスプリングプール、故大統領夫人レディバードジョンソンが作った庭園、コウモリ飛行が見れるアンリチャードコングレスヴェニュー橋もこの湖をまたがっています。緑と水に囲まれた湖のほとりでリラックスできる憩いの観光スポットです。

9.サーキット・オブ・ジ・アメリカズ

オースティン近郊にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、F1アメリカ選手権、モーターサイクルロードレース選手権(モトGP)、世界耐久選手権等が開催される2010年に設立されたまだ新しいサーキット場です。

全長約5.5km、右コーナーの数は9、左コーナーの数は11を有し最大高低差は41mです。ベルギーにあるスパフランコルシャン、日本にある鈴鹿サーキットに次ぐ3番目の高低差があるサーキットとなっています。

レースは時計とは反対周りに56周して争われます。比較的新しくダイナミックなコースなので、ここをお気に入りの一つに入れるレーサーも多いほど!

レースが近づくとさまざまなイベントが開催され、F1開催の際は女性人気ミュージシャンがパフォーマンスしたりとオースティンはレース観戦観光者等で賑わいます。

10.マウントボンネル公園

オースティンはさほど大きな山というものはありませんが、マウントボンネルは海面から約240mあがった石灰岩でできており、オースティンで一番標高があります。

車で行ける所まで、行きそこから石段を70段ほど登れば登頂!オースティン湖とその周りに広がる緑、湖畔に立ち並ぶ豪邸、オースティンダウンタウンも上から全貌できるパノラマビューは必見です。

1850年代頃から、もっとも古い観光地として地元の人達が訪れており、今でも観光者、家族ずれ、カップル、はなまたちょっとしたランナーもトレイルをジョギングしに訪れます。

またピクニック用のエリアや写真を撮ることができるビューポイントもあり、ここから見るサンセットや夜の夜景はとても美しく恋人達の聖地ともささやかれているほどです。

11.ドリスキルホテル

ドリスキルホテルは、オースティンのダウンタウンにあるロマネスク様式のホテル。1886年にジェスドリスキ氏の劇場として建てられて以降、およそ1世紀以上に渡り豪華ホテルとして多くの観光客が訪れます。

建物内に入ると、まるで時間がタイムスリップして昔のアメリカにいるかのごとく歴史の重みを感じること間違いなし!またホテルはオースティンの世界的に有名な音楽通り6番街、ショッピングセンター、劇場、オペラ座など徒歩圏内でいける所に位置しているので、常にたくさんの観光客で賑わいをみせていますよ。

またドリスキルホテル内にあるレストラン「ドリスキルグリル」は、アメリカ発のレストランガイド『ゼガットサーベイ』でホテルレストランのトップ25に含まれ数々の賞を受賞しています。ワインセレクションも豊富で、ここのレストランのソムリエも数々の賞を取っておりおいしいワインも!少々お値段もはりますが、とても素敵なホテルレストランです。

12.シックスストリート

ダウンタウンの中心に位置する6番街は、その歴史とエンターテイメント性で「世界のライブ音楽の首都」として全米でも有名な通りです。日が落ちる頃ライブバーやダンスクラブが軒を揃えるシックスストリートは、週末は歩行者天国となります。

カントリー、ジャズ、ブルースとありとあらゆるジャンルの曲がながれ昔ながらのアメリカを感じるようです。そして音色はオースティンの街に響き渡り、地元の人々や観光客を楽しませます。ダーツバーやビリヤードバーなどの種類も豊富で、いろんなバーを梯子して夜のシックスストリート観光!なんていうのもおすすめです。

また、世界ミュージックフェスティバル、サウスバイサウスウエストの会場となるのもここシックスストリートです。ストリート両側に軒を並べる40近いクラブやバーからは早朝まで止まる事なくミュージックが響きわたり、まさに音楽首都オースティンを象徴する観光スポットです。

13.ホープ屋外ギャラリー

かってここはマンションになる予定でしたが、途中でこの建築プロジェクトが放棄され荒地となってしまっていました。その中途半場な建築コンクリートを利用して、世界的に有名なストリートアーティストであるシェパード・フェリーが描いた作品から始まったのがホープ屋外ギャラリーです。

その後オースティンの街中の無名アーティストがここに足を運び、壁におもいおもいの絵を描ていきました。現在ではその個性豊かで色鮮やかな作品たちが隙間がないほどコンクリートを埋めつくして、全米でも最大の屋外ギャラリーの一つとして有名になりました。

ここではモネやピカソのような芸術作品こそ見れませんが、チョークやスプレー缶で描かれた個性的な芸術を表現した壁画、ストリートアートなど素晴らしいモダンアートであふれています。まさにアメリカらしい芸術作品をここで見るができますよ。

まだまだ人々が集まらない街の一角の活性化を進めたホープ屋外ギャラリーは、オースティンの注目観光スポットとして近年多くの観光者が訪れ、その壁画アートを楽しんでいます。

14.リンドン・べインズ・ジョンソン図書館と博物館

リンドン・べインズ・ジョンソン図書館は、第36代アメリカ大統領であるリンドン・べインズ・ジョンソンの在任期の資料を公開する図書館です。

テキサス州立大学オースティン校の敷地内にありますが、実際には連邦政府が運営しており、テキサス州立大学オースティン校からは独立しています。

中にはジョンソン大統領任期中にあったような執務室のレプリカや大統領が乗っていたリムジンも!展示品には大統領とその家族が収集していた物や家庭家宝、キャンペーン記念品や賞、外国の高官からの贈り物など見ることができます。

また、ベビールースのサイン入り野球ボールやビートルズの展示会などもあります。毎年12万人近くの観光客がおとずれ、アメリカの大統領文化やテキサスの歴史にふれていきます。週末とアメリカの祝日は閉館となりますが、月曜日から金曜日までの9時から5時のあいだは開館しており、じっくりと観光することができますよ。

15.マッキンニーフォールズ州立公園

マッキンニーフォールズは、オースティンのダウンタウンから約20kmほどの距離にある州立公園。自然にあふれ、落ち着いた雰囲気をただよわせています。

マッキンニーフォールズ州立公園の最大の魅力は、オニオンクリーク沿いの上部下部の滝です。オニオンクリークから流れ込んだ水は木々に囲まれた自然のプールを作り上げ、水泳や釣りを楽しんだり、滝の流れる音に耳をかたむけたり、週末になると家族連れやカップルで賑わう人気のアウトドア観光スポットとなります。

もちろんキャンプサイトもあり設備はとても整っています。得に釣りはライセンスが不要!オオクチバスやナマズなどがよく釣れますが、釣れる魚の数が制限されていいるため、釣りすぎに注意して下さい。

在来植物も数多く生い茂り、数種類のカシやスギが多く見れます。ベストシーズンは春、野原に花が咲きとても綺麗な風景をみる事もできます。オースティンから近い観光スポットのため、多くのアウトドア観光者で賑わいをみせますよ。

16.ハミルトンプール保護区

オースティン近郊のハミルトンプールは、数千年にわたる大規模な浸水によって地下に流れる川の洞窟が崩壊してできたもの。渓谷を囲むとてもユニークな自然がつくりあげたプールです。

高さ15mほどの滝、緑豊かな植物群落などがたくさんあり、暑い時期はこのプールで泳いだり、岩にのぼってプールに飛び込んだり!美しいヒスイのような緑色のプールに流れ落ちる滝に打たれるのもありですよ。しかしながら、観光時期でも水質の状態で遊泳を禁止する事もあるので事前にチェックが必要です。

また雨が少なく水が少ないと流れ落ちる滝もちょっと勢いがなくなってしまいますが、水泳ができなくても周りにはハイキングトレイル、ピクニック、植物や自然観察もできます。保護区となっているため保護区内の規定も多いですが、オースティンから南に37kmほどの所に位置し、地元の人達はもとより観光客も数多く訪れます。

17.レディバードジョンソンワイルドフラワーセンター

オースティンのテキサス大学が運営するレイディバードジョンソンワイルドフラワーセンターは、テキサスの植物や自然の景観を保護する為に女優のヘレン・ヘイズと共に故大統領夫人レディバードジョンソンによって設立されました。

センターには650ものネイティブテキサスの植物が展示されて、自然の植物や生息地に関する断続的な研究をサポートしています。トレイル沿いには美しい花々が、中庭にはギフトショップやカフェがあるのでここでゆっくりお茶を飲みながらくつろぐのも気持ちがいいですよ!

中庭からは色んな道に分れているので自分の好きな道を選んで観光するのもおすすめです。イチオシは展望タワーに上りセンター全体を一望する景色。特に草原全体が色鮮やかにそまるテキサスの野の花が満開を迎える季節の観光はとても美しく花の香がガーデンを包み込みます。

18.サウスコングレス地区

サウスコングレス地区は、レストラン、ショッピング、バー、屋台が並ぶ大通りが目印。オースティンの若者からはSoCoという愛称で親しまれ、賑わいをみせている地区です。

やはり音楽首都オースティンということもあり、ここの一番の目玉はコンチネンタルクラブです。なかには、有名大物アーティストの演奏を聴けることも。月始めの第一木曜日はブロックパーティーも行われ、ショッピングもバーもスペシャル価格となります。

この日を狙っていけば掘り出しものもゲットできるかも!ビンテージの古着屋や家具屋、アクセサリーにギフトにアンティークショップなどなど・・・、見ているだけで楽しいです。ハイクラスなブランド物はありませんが、きっとあなただけの特別なお土産をゲットすることができるはずですよ。

また、レストランも豊富です。オースティンの移動レストラン(屋台トラック)もここではずらっと並びます。食べ歩き観光もぜひともお忘れなく。

◎まとめ

オースティンは全米第2位のハイテク都市として知られ、多くのIT企業が集まっています。テキサス州立大学オースティン校もあり学生の街でもあります。

そんなハイテクで若者も多いオースティンですが、昔ながらの建築物や博物館もあり、そして都会でありながら自然が豊かで近郊には多くの公園を有しています。

そして何より、世界のミュージックが集まったライブハウス、劇場など音楽・芸術の街であることがオースティンの魅力!ありとあらゆる楽しみがつまったオースティンは観光スポット盛りだくさんです。ぜひ観光に行ってみてくださいね。

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