国際両備フェリー(岡山)とは(会社・フェリーの特徴)

  1. 国際両備フェリーは両備ホールディングスの子会社
    おりんぴあ どりーむ せとを運航している国際両備フェリーの親会社である両備ホールディングスは創業100年を超える大企業です。両備ホールディングスは岡山県の南部を中心にバスやタクシーなどの交通事業で発展してきた会社であり、長い時間をかけて培ってきた独自のノウハウを持っています。おりんぴあ どりーむ せとをはじめとした国際両備フェリーの船に乗船すれば、利用客の目線に立った独自のサービスを堪能する事ができるでしょう。
  2. 小豆島までの貴重な移動手段
    瀬戸内海に浮かぶ人口約2万8千人の島、小豆島。香川県の高松港やすぐとなりに位置する豊島からもフェリーの航路がありますが、新岡山港からの航路を結んでいるのは国際両備フェリーのみとなっています。小豆島と岡山はどちらも観光地として大変人気が高いスポットとなっており、日々多くの観光客が訪れています。観光、そして生活の貴重な移動手段として国際両備フェリーは活躍を続けているのです。
  3. 1日8便運航
    新岡山港から小豆島を行き来するフェリーは、おりんぴあ どりーむ せとをはじめ2隻のフェリーが就航しています。早朝6時20分から18時30分まで1日8便運航しているため、自身の都合に合わせて自由に乗船時間を選ぶ事が可能です。日中と夜、異なる時間帯で移り変わる瀬戸内海の景色もまた魅力の1つ。おりんぴあ どりーむ せとを利用する際は、行きと帰りの乗船時間を変えてみるのはいかがでしょうか。
  4. フェリー建設の際に著名なデザイナーを起用
    国際両備フェリーが所有するフェリーはおりんぴあ どりーむ せとをはじめ白く美しい外観と内装を併せ持っています。特に、造船時期の新しいおりんぴあ どりーむ せとは工業デザイナーとして活躍する水戸岡鋭治氏をトータルデザインに起用しており、機能性とデザイン性を融合させた一際魅力的なフェリーになりました。おりんぴあ どりーむ せとを利用する際は、是非船のデザインにも注目してみましょう。その素晴らしい佇まいに、きっと見惚れてしまうはずです。
  5. 小豆島と新岡山を1時間10分で結んでいる
    小豆島と新岡山を結ぶおりんぴあ どりーむ せとの運航時間は約1時間10分となっています。距離が短い事もありますが、短時間で目的地に到着する事ができるのは乗船客にとっても嬉しいポイントです。フェリーに乗った時の独特の高揚感もしっかりと味わう事ができます。どのような用途でも、小豆島と新岡山の行き来にはおりんぴあ どりーむ せとを利用するのが最適ではないでしょうか。

国際両備フェリー(岡山)の乗船までの流れについて

必要な物の準備 必要な物の準備
港へ向かう 港へ向かう

乗船に必要なもの

〈当日必要な持ち物〉
・予約完了メール若しくは予約確認ページのご提示
・車検証(車両乗船の方のみ)
・各種割引をご利用の際は証明書

■新岡山港へのアクセス
・車でのアクセスは倉敷方面から、備前・姫路方面からともに国道2号線バイパス利用が便利。備前・姫路方面からは百聞川を渡ったらバイパスを降り、倉敷方面からは旭川大橋を渡った後に降ります。その後倉田交差点で右折。約4キロ進み、突き当り左折後1キロほどで港です。
・岡山駅バスターミナル1番のりばから岡電バスで所要時間約40分。タクシーは岡山駅から約30分(約3000円)です。
■土庄港(小豆島)へのアクセス
島内各地から土庄港行きのバスが「小豆島オリーブバス」により運行されています。

上記が必要になります。当日忘れずにご持参ください。

カウンター受付 カウンター受付
乗船 乗船
当日車でご乗船の際は、出航20分前までに窓口にて乗船手続きをお済ませください。手続きの際には、車検証と予約完了メール若しくは予約確認ページの提示が必要となります。予約車であっても、出航時間の20分前までにご到着頂けない場合は予約権が無効となり、当日乗船枠への先着順でのご案内になりますので、予めご了承ください。乗船開始は基本的に出航時刻10分前からです。遅くともそれまでには手続きが完了できるようにしてください。徒歩の方も窓口にて予約完了メール若しくは予約確認ページを提示し、乗船券をお受け取りください。


注意事項
・車両乗船の際は車検証の提示が必要なのでお忘れなく。各種割引をご利用の際は割引証明書もご用意ください。
・混雑時には通常の乗船方法とは異なる場合があり、その際は係員の誘導に従ってください。
・年末年始や連休中は特に早めの到着をおすすめします。


国際両備フェリー(岡山)の受託手荷物・船内持込みについて

乗用車

車輌全長によって料金が異なります。3m以上~ 4m未満は6,490円、4m以上~ 5m未満は8,250円というふうに1mごとに変動。尚、自動車航送運賃には運転手1名の運賃が含まれています。

乗用車
大きさ 制限なし
重さ 制限なし
個数 制限なし
自動二輪車・原付自転車・自転車

自動二輪車に関しては750cc 以上が2,700円、750cc 未満が2,340円と排気量によって変動します。原付自転車(125cc以下)は1,960円。自転車は大人用が1,590円、子供用のものが990円です。

自動二輪車・原付自転車・自転車
大きさ 制限なし
重さ 制限なし
個数 制限なし

国際両備フェリー(岡山)の船舶について

おりんぴあ どりーむ せと
おりんぴあ どりーむ せと

2019年の運航開始から、岡山県の新岡山港と香川県の小豆島を結ぶフェリーとして活躍している国際両備フェリーのおりんぴあ どりーむ せと。船名、そして船体に描かれたトリトンなどは、ギリシャに由来したものとなっています。船内は開放的な空間となっており、お子様も楽しめる遊具がたくさん設置されています。船全体にバリアフリーを施している事から、どのような方でも快適に過ごせるフェリーとなっています。

総トン数 航海速力 全長 旅客定員 車載搭載数
942トン 13ノット 65.56m 500名 乗用車60台
国際両備フェリー(岡山)の船内客室について
一般客席

おりんぴあ どりーむ せとのメインラウンジ2にあります。明るい照明が照らされたホールに多数の座席が並ぶシンプルな造りとなっていますが、どの位置からでも外の景色を見る事ができ解放感は抜群です。新岡山港と小豆島を結ぶおりんぴあ どりーむ せとの運航時間は約1時間10分と非常に短いため、このような仕切りの無い部屋が一般的となっているのです。

この部屋がある船:
  • おりんぴあどりーむせと/第七しょうどしま丸/おりんぴあどりーむ
一般客席
展望席

2Fメインラウンジの船首側には、より一層フェリーからの景色を楽しむ事ができる展望席が設けられています。仕切りこそありませんが、窓側にテーブルを設けたカウンター席もあるため1人でも気兼ねなく利用する事が可能となっています。

この部屋がある船:
  • おりんぴあどりーむせと/第七しょうどしま丸/おりんぴあどりーむ
展望席
国際両備フェリー(岡山)の船内パブリックスペースについて
ラウンジ
ラウンジ

2Fにある船内売店では軽食やドリンクなどを注文する事ができます。カレーなどのさっと食べられるメニューから、おりんぴあ どりーむ せとの発着所の1つである香川県小豆島にちなんだうどんまで。朝と夜の便は船内売店の営業時間外ですのでご注意ください。

ショップ
ショップ

船内売店では、小物やお土産も販売しています。チャギントンのグッズなども取り扱っているので、ぜひお立ち寄りください。

展望デッキ
展望デッキ

4Fは展望デッキとして開放されており、乗客は自由に行き来する事ができます。デッキ内には椅子も用意されており、雨風をしのげる屋根もあります。天候に関わらず利用できる展望デッキでのんびりとした一時を過ごすのはいかがでしょう。

国際両備フェリー(岡山)の船内サービスについて

バリアフリーを施した快適なフェリー

おりんぴあ どりーむ せと内には多数の客席が仕切り無く並んでいますが、船内のどこを見ても一般的なフェリーよりスペースが広く取られている事が分かります。3階より上には行けませんが、入口から客席まで行き来できるようエレベーターも完備。おりんぴあ どりーむ せとは、どのような方でも快適に過ごせるようバリアフリーが施されたフェリーなのです。

3Fと4Fには遊具がたくさん

おりんぴあ どりーむ せとの客席より上の階は乗船客のために開放されているサービススポット。3Fではブランコや滑り台などの遊具を楽しむ事ができ、4Fの展望デッキには、子供も楽しめるチャギントンミニトレインが設置されています。ミニトレインの運行日につきましては、お電話にてお問い合わせください。

どの客席からでも海を臨む事が可能

おりんぴあ どりーむ せと内にはさまざまな客席がありますが、ほとんどの席から外の景色を眺める事が可能です。なるべく仕切りを設けず、解放感ある設計をされている事がその理由です。展望席から臨む船首からの瀬戸内海も絶景ではありますが、乗るたびに違う景色を味わうのも一興ではないでしょうか。

食事はリーズナブルな価格

営業時間こそ限られていますが、船内売店では昼食に相応しいメニューが注文可能。うどんやカレーライスなどの軽食メニューを中心としています。おおよそ500円~800円で購入可能となっており、リーズナブルな価格が嬉しいポイント。お酒も提供されていますが、あまり飲みすぎないように注意しましょう。

ペット同伴可能

専用の施設こそありませんが、おりんぴあ どりーむ せとはペット同伴で乗船する事が可能です。客室には入れませんが、車中を利用するならば無料で乗せる事ができます。ケージがある場合、デッキをご利用いただくことも可能です。おりんぴあ どりーむ せとは運航時間も短いため、安心して大切なペットを連れて行く事ができるのではないでしょうか。

国際両備フェリー(岡山)のターミナル

国際両備フェリー 新岡山ターミナル
国際両備フェリー 新岡山ターミナル

新岡山ターミナルは、フェリーの出航までの時間に利用できる待合所となっています。白い木造の建物で、港にぴったりのオシャレな外観が特徴的。建物の中には売店や食堂などもあるので、待ち時間を退屈せずにのんびりと過ごすことができますよ。乗船は出航の10分前から開始しますので、それまでには乗船券を用意しておきましょう。ゆったりと過ごすことのできるフェリーでの旅は、忙しい日々の疲れを癒す旅の始まりにはぴったりの移動方法となるでしょう。

住所 岡山市中区新築港9-1
電話番号 086-274-1222
特徴
  • 休憩スペース
  • お食事
  • お土産
  • 連絡バス
国際両備フェリー 土庄フェリーターミナル
国際両備フェリー 土庄フェリーターミナル

土庄ターミナルは、待合所となっているので、フェリーの出航時間までゆっくり待つことが可能。また周りが海に囲まれているので、停泊しているフェリーなどを眺めながら、のんびりと過ごすことができます。さらに土庄ターミナル内はフリーWi-Fiスポットとなっているので、待ち時間を利用して観光スポットやいろんな情報を調べておくこともできますよ。

住所 香川県小豆郡土庄町甲6194-11
電話番号 0879-62-0875
特徴
  • お食事
  • お土産
  • 連絡バス

国際両備フェリー(岡山) 利用者の口コミ・評判

20代前半 女性 新岡山港→小豆島 土庄港 おりんぴあどりーむせと/第七しょうどしま丸/おりんぴあどりーむ 20代前半 女性 新岡山港→小豆島 土庄港 おりんぴあどりーむせと/第七しょうどしま丸/おりんぴあどりーむ

瀬戸内芸術祭に行く際に利用しました。最近では国内のみならず海外からも観光客が多くくるという小豆島、利用の時期もハイシーズンだったのでフェリーの乗客は多かったです。ターミナルに待っている人がたくさんいたので、座れるかな?と心配でしたが、船内は広く客席も多く設置してあったので問題ありませんでした。普段フェリーに乗ることがないので一応酔い止めを携帯していたのですが、揺れもほぼ感じられず快適で驚きました。もちろん、その日は天候が良かったということもあると思います。風の強い日などにはまた違ってくるのかもしれません。船室は明るく綺麗で、旅行気分が盛り上がりました。看板から海を眺めたり、友人と楽しく過ごすことができました。小一時間の船旅でしたが、もっと乗っていたかったかも。


20代後半 男性 新岡山港→小豆島 土庄港 おりんぴあどりーむせと/第七しょうどしま丸/おりんぴあどりーむ 20代後半 男性 新岡山港→小豆島 土庄港 おりんぴあどりーむせと/第七しょうどしま丸/おりんぴあどりーむ

以前ひとり旅をした時に、新岡山から小豆島へ行くのに両備フェリーを使いました。スタンダードなフェリーより一回り大きいという外観もなかなか格好良くて、乗る前からテンションが上がります。船内の売店ではメニューがなかなか充実していました。サンドイッチくらいしか無いイメージだったので、ちょっとびっくり。もともと旅のスケジュール上、船内で食事をしようとは思っていたのですが、温かいうどんを食べられたのは嬉しかったです。座ってのんびり過ごせた上に腹ごしらえもしっかりできたので、そのあとの小豆島観光もはかどりました。たまには船旅も良いものだなあと思いました。次は友人や彼女と利用したいですね。


30代後半 男性 新岡山港→小豆島 土庄港 おりんぴあどりーむせと/第七しょうどしま丸/おりんぴあどりーむ 30代後半 男性 新岡山港→小豆島 土庄港 おりんぴあどりーむせと/第七しょうどしま丸/おりんぴあどりーむ

春に家族で利用しました。新しい船のようで、バリアフリーなどにも対応していて、ベビーカーでも快適でした。清潔なトイレにはおむつ替えシートも設置されていて、子供づれにも優しいフェリーです。船室も内装が綺麗なのはもちろん、大きな窓のおかげで採光度も高く、開放的な雰囲気。看板に出ずとも景色を見ることができます。しかし、やっぱり天気の良い日には看板で潮風を感じながら瀬戸内の景色を眺めるのはおすすめ。まだ小さな子供も興味津々で外の景色を見ていて、小一時間ぐずることもなく夫婦ともにリラックスできました。予備知識がなくてびっくりしたのは、看板に足湯があること!その日は連休中であったので利用者も多く遠慮しましたが、また乗船の機会があったら試してみたいです。


50代後半 女性 新岡山港→小豆島 土庄港 おりんぴあどりーむせと/第七しょうどしま丸/おりんぴあどりーむ 50代後半 女性 新岡山港→小豆島 土庄港 おりんぴあどりーむせと/第七しょうどしま丸/おりんぴあどりーむ

小豆島の実家に帰省する際に度々利用しています。もう幾度と利用しているので慣れてしまい景色を眺めることもしなくなってしまいました。だいたいは携帯の電波が繋がるので、船内ではネットをしたりメールしたりなどしてしまいますね。しかしながら、晴れた日の海の青さには今でも時々はっとします。以前知人を案内するので新岡山から一緒に船に乗ったことがありますが、とても喜んでいたことを覚えています。観光客の方にもぜひ利用してほしいフェリーです。看板にある足湯もこのフェリーの面白いところで、空いている時などは気兼ねなく利用しています。お湯に浸かりながらぼーっと空を眺める時間はちょっと非日常的な感覚になりますね。


国際両備フェリー(岡山)のよくある質問について

ペットは乗船可能ですか?また、その料金は?

ペットの乗船は可能、料金も無料となっていますが、客室への持込は原則できません。持ち運ぶ際は必ずキャリーバックまたはケージに入れてください。吠声など他の乗客に迷惑がかかる場合は、車中にて保管をお願い致します。

車椅子での乗船方法は?

「おりんぴあ どりーむ せと」はバリアフリー法に対応し、エレベーターを設置しています。もし乗降に関して不安がある方は、事前にお問合せをしてくださいね。

フェリーの中で、食べ物や飲み物は買えますか?

「おりんぴあ どりーむ せと」には船内売店があります。お飲物、お土産などを販売している他、カレーライスやうどんなどの軽食も提供しています。船内売店のない船が運航する便もございますので、事前にお問合せ下さい。

新岡山港~小豆島(土庄港)間の距離は?時間はどれくらいかかりますか?

約23.5キロメートル、所要時間は70分です。

港の近辺に駐車場はありますか?

新岡山港には約60台駐車できる有料(1日800円、0時を過ぎる毎に800円加算)の駐車場があります。 土庄港にも有料(5時間200円、12時間300円、以後6時間毎に100円加算)の駐車場が用意されています。