関西と九州の間を旅するなら、車や新幹線、または飛行機を利用するのも良いですが、ゆったりと過ごすことができるフェリーでの船旅がおすすめです。「旅のやすらぎ」をコンセプトにした名門大洋フェリーのフェリーきょうとⅡならば、充実した設備、行き届いたサービス、そして瀬戸内海の美しい景観の中で、優雅なひとときを満喫できます。その海上で過ごす特別な時間は、きっと旅の良き想い出ともなるでしょう。この記事では、フェリーきょうとⅡの船内の設備や客室の様子などをご紹介していきます。観光シーズンの他、ビジネス利用などにも人気のフェリーとなりますので、インターネットで事前に予約するのがおすすめですよ。
北九州の新門司港と大阪南港を結ぶフェリーきょうとⅡの航路は、瀬戸内海となります。その際に通過するのが、本州と四国にかかる三つの大橋です。一つ目は明石海峡大橋、二つ目は瀬戸大橋、そして三つ目が来島海峡大橋。特に明石海峡大橋はイルミネーションが美しく、平日は日没から23時。そして土日と祭日は24時までイルミネーションランプが色鮮やかな輝きを放ちます。新門司港発の便の場合は、明石海峡大橋を通過するのが午前4時頃になりますので、イルミネーションを楽しめるのは大阪南港発の便ということになります。
フェリーきょうとⅡには、レディースルームがありますので、女子一人や女子同士でも気軽に安心して女子旅が楽しめます。更にレディースルーム限定のサービスも充実しており、1等洋室は窓付きのファーストAのお部屋。しかもドライヤーやバスタオル、ヘアゴム、化粧品等のアメニティもあります。2等洋室もレディースルーム限定で鏡とバスタオルあり。エコノミーとなる2等室もレディースルームがあります。また未就学児の男の子であればレディースルームを利用できますので、若いお母さん同士の旅にも良いと思いますよ(レディースルームの設定が無い日もあり)。
海を眺めながらの入浴という極楽体験をできるのが、フェリーきょうとⅡの展望浴室(大浴場)です。シャンプーにリンス、石鹸にボディーソープ、ドライヤー完備。また無料で使える着衣用のコインロッカーもあります。
瀬戸内海を眺めながら食事をすることができる展望レストランは、テーブル席とカウンター席がありますので、お一人でもグループでも気兼ねなく食事を楽しむことができます。
フェリーきょうとⅡのエントランスホールには、ソファーや観葉植物が置かれ、スペースも広く確保されているのでゆったりとくつろげる空間となっています。
エントランスホールと展望レストランの間にあるのがラウンジとなります。こちらもソファーや丸テーブルがあり、食後の談話などにゆっくりと過ごすことができるスペースです。
コインロッカーは小中大とそれぞれの大きさのものがあります。また、無料で使用することができる暗証番号式のセーフティーボックスもあるのでとても便利です。
ゲームコーナーにはクレーンゲームやパチンコ、スロット、アーケードゲームが各種あり、お一人はもちろん恋人同士やお子様連れでも楽しめるラインナップとなっていますよ。
フェリーきょうとⅡの売店には名門大洋フェリーのオリジナルグッズや、九州と大阪の名産品があります。その他、飲食物やタオルや歯ブラシなども購入可能です。
旅先からの電話は家で待つ家族などに元気な声を伝えることがきでますが、圏外になることが多い海上では船舶電話であるこちらの公衆電話が役に立ちます。
フェリーきょうとⅡの案内所は5Fフロア中央にあります。出港前から夜まで、そして早朝から入港までが案内所の営業時間となっています。
フェリーきょうとⅡの6Fフロアにある展望ストリートは、大きな窓から海の景色を楽しめる広い通路で、窓に向かったソファー席もあり、船旅を存分に満喫することができます。
フェリーきょうとⅡのシャワールームは、出港前から入港するまで使用できるので便利です。シャンプーにリンス、ボディーソープもありますよ。
5Fから7Fまでに共通するのが展望デッキです。潮風にあたりながら過ごす時間、目の前を流れ行く景色は、正に船旅の醍醐味と言えるでしょう。
自販機コーナーも各フロアにあります。ビールや発泡酒、ソフトドリンクの他にも、カップラーメンやアイス、おにぎりや唐揚げまであるので小腹がすいた時に重宝します。
7Fの客室にはそれぞれトイレが付いていますので、公衆トイレは5Fと6Fにあります。また、多目的トイレは5Fの女性用トイレの前にあります。
洗面所も男性用と女性用が、それぞれ5Fと6Fに設置されています。効率的にスペースが確保されており、ドライヤーも完備されています。
フェリーきょうとⅡは、階段のみではなくエレベーターも各階に通じており、バリアフリー対応となっているので、足の悪い方やお年寄りの方でも安心して利用することができます。
フェリーきょうとⅡでの朝食は、トーストや卵料理、サラダ、飲み物など、ちょっとした軽食のセットを低価格で食べる事ができ、とてもリーズナブルです。
夕食には、フェリーきょうとⅡの展望レストランにてバイキングを楽しめます。40種以上のメニューが揃っており、海上からの夜景を眺めながら素敵な食事の時間を過ごすことができます。
本州最西端の山口県下関市から、関門海峡を隔てた場所にある福岡県北九州市は、九州最北端の街としても知られています。そんな北九州の中で、九州の海の玄関口として親しまれているのが、名門大洋フェリー 新門司ターミナル。2015年に新たに誕生したフェリーターミナルには、多目的トイレやスロープが備えられ車椅子のままフェリーへ乗船できるなど、細かい配慮がなされています。また、タイムズカープラスのカーシェアもあるので大変便利です。海に沈みゆく太陽を眺めたり、海面から上る日の出を見たり、フェリーならではの船旅をお楽しみください。
住所 | 福岡県北九州市門司区新門司1-6 |
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電話番号 | 093-481-1780 |
特徴 |
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大阪から北九州まで、瀬戸内海をフェリーでゆっくり旅するのはいかがでしょうか。名門大洋フェリーは大阪南港と新門司港発着でそれぞれ1日2便が運行しています。名門大洋フェリー 大阪ターミナルは車や鉄道のアクセスも良好で利便性が高いフェリーターミナルです。車で九州や四国を旅したいのであればこのターミナルを利用するのがベストであるかもしれません。西日本各地へフェリーが出航しており、瀬戸内海への玄関口として機能しています。
住所 | 大阪府大阪市住之江区南港南2-2-24 |
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電話番号 | 06-6613-1402 |
特徴 |
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フェリーきょうとⅡでは、船内のエントランス、展望レストラン、展望ストリートのパブリックスペースにて無料Wi-Fiサービスが利用できます。接続に関しては1回の連続使用が30分まで、回数は1日に3回までで利用が可能です。また使用する際には、メールアドレスやSNSアカウントでの認証登録が必要となります。電波に関しては陸上からのものを受信しているために、海上では通信が不安定になる場合もあるので、その点はご注意ください。
フェリーきょうとⅡでは、小さなお子様連れでの旅にも優しいサービスが用意されています。4歳から5歳までの幼児の場合は、展望レストランでの夕食バイキング料金は大人の三分の一ほど。朝食に関しては無料となっています。そしてベビーチェアも用意されていますので、ご家族みんなで楽しく食事をすることができます。また、展望浴室には、紳士用、婦人用共にベビーバスチェアがありますので、お父さんもお母さんも、安心して子供と一緒に入浴ができるようになっています。
前述しましたフェリーきょうとⅡの展望レストランでは、季節ごとのフェアが開催されている場合もあります。その季節の旬の食材を使っお料理や、その季節ならではのお料理など、四季折々の美味しさを味わうことができます。しかもバイキングスタイルはそのままなので、お腹も大満足。恋人同士の旅や、お子様連れでの旅などは、より一層楽しさが増すことでしょう。乗船を予定されている際には、何かフェアが開催されているかどうかを、前もって調べておくと良いですね。