このフェリーきたきゅうしゅうⅡは、「クールトーン」をコンセプトにした船で、そのイメージとなっているのが、フェリーきたきゅうしゅうⅡが就航している大阪南港と新門司港とがある北九州及び大阪の都市群です。そんなモダンなイメージのこのフェリーきたきゅうしゅうⅡの定員数は713名。搭載できる車両数は乗用車が105台で、トラックが146台。1便と2便とがある名門大洋フェリーの便では、19時50分発となる2便として運行されています。
明石海峡大橋は、本州に位置する兵庫県の神戸市垂水区と、淡路島の淡路市岩屋とを結んでいる全長3,9111mにも及ぶ橋です。そして瀬戸内海に航路をとるフェリーきたきゅうしゅうⅡは、この明石海峡大橋の下を通過します。その姿だけでも壮観な眺めですが、夜になるとこの明石海峡大橋は、イルミネーションによるライトアップでとても美しい姿を見せてくれます。大阪南港発の便なら、橋を通過する時間とライトアップの時間がちょうど重なるので、絶景の夜景が楽しめますよ。
名門大洋フェリーのフェリーは、各船ともレディースルームに対応しています。このフェリーきたきゅうしゅうⅡでは、トイレ付きの1等洋室と2等洋室がレディースルームに対応。1等洋室の方は、ファーストのお部屋の中でもこのレディースルーム限定で、ナノイーヘアードライヤーとバスタオル、各種アメニティが設置されています。また、2等洋室の方はトイレやパウダールーム、展望浴室の近くのお部屋となっており、女性が使いやすい仕様となっています。
フェリーきたきゅうしゅうⅡには展望レストランがあります。テーブル席の他に、窓に面したカウンター席もあるので、ご夫婦やカップルさんでの旅行なら、夜景を楽しみながらのロマンチックな夕食を楽しむことができます。
フェリーきたきゅうしゅうⅡでは、6Fのフロア右舷側に紳士用浴室、左舷側に婦人用浴室があり、海を眺めながら入浴タイムを過ごせる展望大浴場となっています。
フェリーきたきゅうしゅうⅡの案内所は、6Fフロアの中央に位置しています。こちらの営業時間は18時半から24時。そして朝の6時40分から入港までの時間となっています。
お土産や名門大洋フェリーのオリジナルグッズ、そして歯ブラシやタオルなどの備品、その他、飲食物などを販売している売店が、案内所に併設されています。
自販機コーナーは6Fフロアにあります。缶ジュースにペットボトル、アルコール類といった飲料の他にも、カップ麺や唐揚げ、ソフトクリームなどの食べ物も売っているので、小腹が空いた時などに重宝しますよ。
旅行の荷物やお土産などを預けておくのに便利なコインロッカーは、自販機コーナーの隣りにあります。こちらには無料で使えるセーフティーボックスも設置されています。
フェリーきたきゅうしゅうⅡには、船内で遊べるゲームコーナーがあります。クレーンゲームやスロットなどがあるので、子供から大人まで楽しむことができますよ。
小さなお子様を連れての旅行でも、子どもたちが楽しく過ごせるようなキッズルームもあります。フロアーは柔らかな素材なのでお子様たちを遊ばせるにも安心な環境となっています。
女性用の化粧室なるパウダールームも完備されており、こちらには授乳室が併設されていますので、乳幼児をお連れのお母さんたちもお子様の世話をしやすい環境が整っています。
フェリーたきゅうしゅうⅡの7Fフロアには、シャワールームがあります。18時30分から入港するまでの間で利用可能ですので、大浴場が混んでいる時や、深夜にシャワーを使いたい時などに利用すると良いでしょう。
瀬戸内海の海の景色を楽しめるのが展望コーナーです。こちらは6Fと7Fに、カウンター席やソファー席が用意されているので、ゆっくりと流れる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
フェリーきたきゅうしゅうⅡの7Fと8Fには、展望デッキがあります。展望コーナーとはまた違って、ダイレクトに潮風を感じながら瀬戸内海の眺めが楽しめます。
フェリーきたきゅうしゅうのⅡの喫煙室は各階ごとにあります。喫煙者の方もここならば、思う存分にタバコを楽しむことができますね。
フェリーきたきゅうしゅうⅡのテレビラウンジは、迫力の大画面テレビの前に肘掛け付きのソファーが並べられており、まるでちょっとしたシアターです。
特等室と特別室がある8Fフロア以外の各階には、それぞれ洗面所が併設された男性用トイレと女性用トイレがあります。多目的トイレも設置してあります。
フェリーきたきゅうしゅうⅡは、バリアフリー対応の船です。階段での移動の他に、エレベーターでも各回へ移動することができます。
フェリーきたきゅうしゅうⅡではバイキング形式での朝食となります。ボイルウィンナーやスクランブルエッグなど、朝食に嬉しいメニューが揃っていますよ。
フェリーきたきゅうしゅうⅡの夕食は、40種類以上もの様々なお料理を味わえるバイキングスタイルの夕食です。ちなみにこちらは朝と夕のセット券を買うとお得に食事ができますよ。
本州最西端の山口県下関市から、関門海峡を隔てた場所にある福岡県北九州市は、九州最北端の街としても知られています。そんな北九州の中で、九州の海の玄関口として親しまれているのが、名門大洋フェリー 新門司ターミナル。2015年に新たに誕生したフェリーターミナルには、多目的トイレやスロープが備えられ車椅子のままフェリーへ乗船できるなど、細かい配慮がなされています。また、タイムズカープラスのカーシェアもあるので大変便利です。海に沈みゆく太陽を眺めたり、海面から上る日の出を見たり、フェリーならではの船旅をお楽しみください。
住所 | 福岡県北九州市門司区新門司1-6 |
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電話番号 | 093-481-1780 |
特徴 |
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大阪から北九州まで、瀬戸内海をフェリーでゆっくり旅するのはいかがでしょうか。名門大洋フェリーは大阪南港と新門司港発着でそれぞれ1日2便が運行しています。名門大洋フェリー 大阪ターミナルは車や鉄道のアクセスも良好で利便性が高いフェリーターミナルです。車で九州や四国を旅したいのであればこのターミナルを利用するのがベストであるかもしれません。西日本各地へフェリーが出航しており、瀬戸内海への玄関口として機能しています。
住所 | 大阪府大阪市住之江区南港南2-2-24 |
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電話番号 | 06-6613-1402 |
特徴 |
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お子様連れのお父さんお母さんや、お年を召した方や体の不自由な方の船旅に優しいのが、このフェリーきたきゅうしゅうⅡです。キッズルームや授乳室が設置されている他にも、ベビーチェアやバンボ、ベビーバスチェアが、レストランと大浴場にそれぞれ用意されています。またバリアフリー対応となっているので、駐車スペースからエントランスへはそのまま同じフロアで移動でき、船内の移動なども楽に行えるような工夫がされています。
フェリーきたきゅうしゅうⅡでは、全客室において無料のWiFiを利用できるサービスが導入されています。客室以外では、エントランス、そして展望レストランと展望ラウンジ、プロムナードなどのパブリックスペースでも利用が可能です。このWiFiサービスは、SNSアカウントかメールアドレスを登録して接続することができます。利用する際には、1日の接続回数や1回での連続接続時間などの制限が設けてあるので注意しましょう。
フェリーきたきゅうしゅうⅡでは、乗船者の方が船の旅をより一層楽しめるようなキャンペーンやフェアなどのイベント企画が催されています。展望レストランでの季節ごとの味覚を味わえるフェアをはじめ、1等洋室のシングルルームが大幅割引で利用できたり、バレンタインやクリスマスに合わせたイベントなどなど。ほかにも色々な楽しい企画、お得な企画が開催されていますので、乗船する際にはどんな企画が行われているか事前にチェックしておくのをおすすめしますよ。