瀬戸内海を通り、大阪の大阪南港と北九州の新門司港を結ぶのが、名門大洋フェリーのフェリーふくおかⅡとなります。名門大洋フェリーが運行している1便と2便の内で、このフェリーふくおかⅡが就航しているのは、大阪南港と新門司港のそれぞれの港から17時に発つ1便となります。定員数は697名で、最大で841名。展望レストランや展望浴場を備えた船内設備は、大海原を間近に望むことができ、船による海の旅をより快適にしてくれること請け合いですよ。
航路を瀬戸内海にとっているフェリーふくおかⅡでは、その旅の途中に三大架け橋を通過します。三大架け橋とは、明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋の三つの大橋。これらの大橋は夜間には美しい夜景を演出してくれます。そして大阪南港発の便に乗るのならば、明石海峡大橋は必見です。イルミネーションランプによるライトアップが行われているので、特に美しい夜景が楽しめます。ちなみにこちらのライトアップは日没から23時まで。土日祝日は24時までです。
安心して快適に女子旅を楽しむことができるのも、フェリーふくおかⅡの特徴のひとつです。このフェリーふくおかⅡには、レディースルームが設けてあります。2等ツーリストクラスの洋室はドアもオートロックなので安心。レディースルーム限定でバスタオルのサービスもあり。そしてエコノミーの大部屋もレディースルームに対応しています。女性の一人旅や、女子同士での旅行も楽しく過ごすことができますよ。
フェリーふくおかⅡに乗船した際に是非とも利用したいのが、こちらの展望浴室です。営業時間は16時から22時で、右舷側に男性用浴室、左舷側に女性用浴室があります。窓から臨む海を観ながらの入浴は正に露天風呂気分と言えます。
旅と言えば食事も楽しみの一つですよね。フェリーふくおかⅡでは、展望レストランで夜景を眺めながらの夕食。朝日を浴びながらの朝食と、心地良い食事の時間が過ごせます。
フェリーふくおかⅡの玄関口となるエントランスホール。テレビが設置されており、ソファーもあります。隣には公衆電話や案内所もありますよ。
そしてエントランスホールの隣にあるのがフェリーふくおかⅡのラウンジです。こちらにもソファーがありますので、ゆっくりと寛ぐことができます。
フェリーふくおかⅡのコインロッカーはラウンジの隣にあります。無料で使えるセーフティーボックスもあり。大きな荷物や貴重品などはこちらに預けておけば安心です。
暇な時におすすめなのがゲームコーナーです。色々なタイプのゲームがあるので、一人でも友達や家族とでも遊ぶことができます。
エントランスのすぐわきには売店があります。こちらで歯ブラシやタオルを買うこともできますし、もちろんお土産も売っています。
意外と便利なのが公衆電話です。案内所の隣に設置されています。船舶電話なのでスマホ等とは違い、圏外なども関係なく使用できます。
フェリーふくおかⅡの案内所は5Fフロアにあり、出港1時間前の16時から夜は22時まで。朝方は4時半から入港までの時間で営業しています。
もし5Fの2等室に宿泊するとしても、フェリーふくおかⅡに乗船したら是非とも6Fにも上がってみてください。こちらにある展望ストリートでは、窓際にあるソファーに腰掛けながら景色を楽しむことができますよ。
フェリーふくおかⅡの6Fにはシャワールームがあります。16時から入港までお好きな時間に使うことができ、シャンプーにトリートメント、ボディーソープが揃っています。
フェリーふくおかⅡの展望デッキは各階にあります。簡易ベンチなどもあるので、天気が良い日なら目の前に大海原を眺める素敵な時間を過ごすことができるでしょう。
自販機コーナーも各階にありますので、ご自身が宿泊する階でお買い物できます。ビールや発泡酒などのアルコール類、ソフトドリンク。そして軽食なども販売されています。
6Fには男女それぞれ2箇所の公衆トイレがあります。5Fには男女それぞれ1箇所ずつ。また、5Fの女性用トイレの前には多目的トイレも完備されています。
5Fと6Fのトイレの隣には、それぞれ男性用と女性用の洗面所もあります。こちらにはドライヤーなどもあるので、朝の身支度などにも便利に使えます。
フェリーふくおかⅡでは、バリアフリー対応ということで、階段の他にエレベーターがあり、こちらで各階に移動することができます。
フェリーふくおかⅡの朝食は、名古屋のモーニング的なコーヒーやトースト、卵料理などのセットをリーズナブルに食べることができます。
フェリーふくおかⅡの夕食はバイキング形式となっています。和洋中の色とりどりのメニューが40種以上揃っていますので、夜景を楽しみながらお腹いっぱい食べましょう。単品でアルコール類もありますよ。
本州最西端の山口県下関市から、関門海峡を隔てた場所にある福岡県北九州市は、九州最北端の街としても知られています。そんな北九州の中で、九州の海の玄関口として親しまれているのが、名門大洋フェリー 新門司ターミナル。2015年に新たに誕生したフェリーターミナルには、多目的トイレやスロープが備えられ車椅子のままフェリーへ乗船できるなど、細かい配慮がなされています。また、タイムズカープラスのカーシェアもあるので大変便利です。海に沈みゆく太陽を眺めたり、海面から上る日の出を見たり、フェリーならではの船旅をお楽しみください。
住所 | 福岡県北九州市門司区新門司1-6 |
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電話番号 | 093-481-1780 |
特徴 |
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大阪から北九州まで、瀬戸内海をフェリーでゆっくり旅するのはいかがでしょうか。名門大洋フェリーは大阪南港と新門司港発着でそれぞれ1日2便が運行しています。名門大洋フェリー 大阪ターミナルは車や鉄道のアクセスも良好で利便性が高いフェリーターミナルです。車で九州や四国を旅したいのであればこのターミナルを利用するのがベストであるかもしれません。西日本各地へフェリーが出航しており、瀬戸内海への玄関口として機能しています。
住所 | 大阪府大阪市住之江区南港南2-2-24 |
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電話番号 | 06-6613-1402 |
特徴 |
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名門大洋フェリーでは、以前までは1便のみがwi-fiに対応していましたが、現在は全線にて使用することができます。ですので、このフェリーふくおかⅡが就航している1便もwi-fiに対応しています。使用する際はSNSアカウント、もしくはメールアドレスを登録して接続します。wi-fiを利用できる場所はパブリックスペースのみで、エントランス、展望レストラン、そして展望ストリートにて利用できます。また、時間や回数の制限がありますので、事前にチェックしておくと良いでしょう。
フェリーふくおかⅡでは、小さなお子様連れでも安心して船旅を楽しめるような対応がなされています。二歳児くらいのお子様まで使えるベビーバスチェアが、男性用の浴室と女性用の浴室のそれぞれに用意されています。また、展望レストランでもベビーチェアが用意されているので、小さなお子様とも一緒にお食事を楽しめるようになっています。そしてそのレストランでの食事料金も幼児設定があって経済的。朝食に関しては、4~5歳児なら無料となっています。
フェリーふくおかⅡでは、季節ごとに様々なキャンペーンやフェアが開催されています。夕食のバイキングが更に楽しくなる季節のフェアでは、その季節の食材を使ったお料理を味わうことができます。また、バレンタインやひなまつりといった季節の行事に合わせたイベントやキャンペーンなども行われており、タイミングが合えばそれらのお得なサービスを受けられることも。乗船を予定している場合は、事前にチェックしておくと良いでしょう。