久米商船が運航するフェリー琉球。那覇から久米島まで、最短2時間50分で結びます。定員は350名となっていて、1日に午前と午後の2便運航しています。午前便は渡名喜島を経由し、午後便が久米島への直行便となっています。船内には飲食店などはなく、必要最小限の設備となっていますが、椅子席のほかに、女性専用室やペット同伴室などがあり、快適に過ごすことができます。久米島へ旅行の際は、飛行機でも行くことが可能ですが、沖縄の青い海を望み、ゆっくりと船旅を楽しみながら、フェリー琉球を利用してみてはいかがでしょうか。
フェリー琉球は就航したばかりで、比較的新しいフェリーです。船内はとても綺麗で清潔に管理されています。授乳室が完備されており、小さな赤ちゃんと一緒でも安心してフェリーの旅が楽しめます。また客室やトイレがご高齢の方やお身体が不自由な方にも対応した造りとなっていたり、車椅子対応のエレベーターが完備されていたりなど、バリアフリー環境も整っている充実ぶり。高齢者の方や育児が伴うお母さんにとっては、嬉しい設備といえるでしょう。
フェリー琉球は、旅行客が快適に過ごすことができるように様々な工夫がされています。しかし快適に過ごすことができるのは、旅行客だけではありません。ペットも快適に過ごせるように工夫されています。ペット連れの旅行客のためにペット同伴室が完備されていて、ペットと一緒に過ごすことができるようになっています。ペットを連れていると、他のお客さんのことを気にしたりなど、気を遣いながら過ごさなければいけないこともありますが、ペット同伴室があれば安心です。
那覇と久米島を結ぶフェリー琉球ですが、直行便と渡名喜島を経由する2つの便があります。直行便は2時間50分、渡名喜島を経由する便は3時間20分で那覇久米島間を結んでいて、午前便が渡名喜島経由、午後便が直行便となっていて1日2便運航されています。久米島へは飛行機で行くのが一般的ですが、フェリー琉球でゆっくり時間をかけて、沖縄の青い海を眺めながらの船旅は格別。飛行機では味わうことができない旅を体験することができるのではないでしょうか。また、毎年4月から10月の間は、月曜日が午前の渡名喜島経由便のみの運航となり、金曜日は午前と午後の便の両方が渡名喜島経由便となって直行便がなくなるので、利用する際は運航時間の確認をするようにしてください。
船内1階に自動販売機コーナーがあります。フェリー琉球には売店がないので、飲み物はこちらの自動販売機を利用しましょう。自動販売機は、全部で4台設置されているので、種類も豊富に取り揃えられています。
トイレは船内1階にあります。2012年就航とまだ新しいということもあり、とても綺麗に保たれています。また、入り口が自動ドアになっていたり、段差がなかったりと、バリアフリーなのが嬉しいですね。
1階から外に出たところには、ペット同伴室があります。ペットのリードを繋ぐことができるフックが付いていたり、飼い主用の椅子が用意されていたりなど、ペット連れの方には嬉しい設備となっています。ペット同伴室があれば他のお客さんに気を遣うことなく、過ごすことができるのではないでしょうか。
2階にはソファでくつろぐことができるスペースがあります。テーブルもあるので、フェリーに乗る前に食事を購入してこのソファのスペースで食べるというのもおすすめです。
2階から外に出ると展望ラウンジがあります。この展望ラウンジから、沖縄の綺麗な海を眺めることができます。また、椅子とテーブルが設置されているのも嬉しいポイントではないでしょうか。
フェリー琉球には、食事ができるレストランや売店などの設備は完備されていません。1階に自動販売機コーナーがあるので、飲み物を購入することはできます。
フェリー琉球には売店がないので、食事をとりたい場合はフェリーに乗る前にコンビニなどで購入しておいてください。テーブルが設置されている席もあるので、船内で食事をとることができます。
フェリー琉球では夕食の提供がありません。しかし、フェリー琉球の運行時間は、久米島着の便と那覇着の便ともに17時30分より前に到着するので、夕食は到着後で問題ありません。
久米商船 那覇 泊ふ頭ターミナルは那覇市内や那覇空港からも遠くなく、とても利便性に優れています。車を使ってのアクセスだけでなく、モノレールやバスを使っても行くことができるので、車のない旅行客にも安心。こちらのターミナルは「とまりん」と呼ばれ、船舶会社だけでなく飲食店やよしもとの沖縄花月まで入っています。他にも、6階から15階にはシティホテルも入っているので、早朝にフェリーに乗船予定の方にもとても便利なターミナルと言えますね。
住所 | 沖縄県那覇市前島3丁目25-1 |
---|---|
電話番号 | 098-868-2686 |
特徴 |
|
久米商船 渡名喜ターミナルは、渡名喜島の玄関口。切符売り場と食堂があるだけの小さな待合所となっています。イスもたくさん用意してあるので、フェリーの出発までの時間を過ごすのには充分でしょう。さらに、フェリーの出発時間が迫ってくると、渡名喜島の特産品やお土産が販売されます。それ以外の時間には購入することができないので、是非利用してみてはいかがでしょうか。渡名喜島はのんびりとした時間が流れる島で、観光客なども比較的少ないようです。
住所 | 沖縄県渡名喜村西1917番地の12 |
---|---|
電話番号 | 098-989-2479 |
特徴 |
|
フェリー琉球には女性専用スペースがあります。広いスペースを利用したい場合は、カーペット席を使うこともできるのですが、他の男性客と同じスペースを利用することになります。女性だけで利用できるスペースがあるというのは、女性の方にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。女性専用スペースがあれば、他のお客さんを気にすることなく快適に過ごすことができます。そのため、女子旅などにもおすすめのフェリーといえるのではないでしょうか。
フェリー琉球はバリアフリーとなっています。高齢者や障害などで体が不自由な方の中には、不安がたくさんあって旅行にもなかなか行くことができないという方もいるのではないでしょうか。飛行機に乗ることも不安という方もいるかもしれません。そんな人たちにとって、バリアフリー化されているフェリーで旅行に行くことができれば、不安も解消されるでしょう。フェリー琉球の座席にはバリアフリー席も完備されているので安心して過ごすことができます。
せっかくフェリーに乗ったら綺麗な海を眺めたいという方も多いのではないでしょうか。そんな方のためにフェリー琉球の2階には展望ラウンジがあります。フェリー琉球は、那覇と久米島を結ぶフェリーなので、展望ラウンジからは沖縄の青い海を望むことができます。沖縄のビーチから見る海とはまた違った景色を見ることができます。また、展望ラウンジには椅子とテーブルも完備されていて座ってくつろぐことができます。しかし、フェリーの上では風がとても強く吹くので、帽子などが飛ばされないように注意しなければなりません。また、子供連れの方は特に注意してください。