「第32こくさい丸」は、国際両備フェリーが運航するカーフェリーで、「キリン」の愛称で親しまれています。青い海に映える白い船体とカラフルなデザインが印象的。船体後部にはキリンのデザインが施されたマストが船の目印です。「第32こくさい丸」は、同社の「第1こくさい丸」と共に、香川県のサンポート高松と小豆島の池田港を約1時間で結んでいて、1日全8便が航行しています。船内は、サロン席のほか、足を伸ばして過ごせるカーペット席など、他の船ではお目にかかれない座席が豊富に揃うのが特徴です。また、サイドデッキ越しの眺めはまるで地中海のよう。美しい景色に酔いしれるひと時となりそうです。そんな「第32こくさい丸」で船旅を計画するなら、インターネットでの予約が便利。前もって準備しておけば、船に乗れない心配もありません!
池田港は、「第32こくさい丸」の小豆島側の発着港です。島の中央部に位置する池田港は、東西の行き来が便利な場所に位置。オリーブ園や小豆島ふるさと村など、島を代表する観光地へのアクセスも良好です。赤い布団太鼓が印象的なフェリーターミナルでは、島特産の手延べそうめんやオリーブオイルも販売されているので、お土産を買い忘れた方も安心ですね。小豆島の旅行を満喫したい方は、ぜひ「第32こくさい丸」での船旅を計画してみてください。
「第32こくさい丸」の客室には、小さな子供からお年寄りまで快適に過ごせる座席が、多彩に用意されています。船の前方には、リクライニング状のシートを多数配置。ゆっくりと海の景色を眺めていたい方に最適です。2階と最上階には、ゆったりくつろげるソファ席が配されていて、まるでホテルのラウンジのよう。ソファ席は、グループでの利用におすすめです。また、潮風を感じながら旅を楽しめるデッキシートがたくさん設けられているのも特徴。日光を浴びて輝く瀬戸内海を眺めながら、開放的な船旅を楽しむことができます。
「第32こくさい丸」では、香川名物の讃岐うどんを船内で味わうことができます。讃岐うどんの魅力と言えば、なんといっても強いコシのあるうどんと、あっさりとした味わいのダシ。船内で気軽に味わえるなんて、香川県のフェリーならではの魅力ですよね。年中通して波穏やかな瀬戸内海を眺めながら、うどんを楽しめるのも「第32こくさい丸」の魅力。普段食べるうどんとは違った味わいは、船に乗るならぜひとも試してみたいものです。
「第32こくさい丸」の船内にあるトイレには、ベビーチェアやベビーベッドが用意。赤ちゃんを連れた方も安心して利用することができます。
フードコーナーでは、香川特産として知られている讃岐うどんを提供。海を眺めながら食べるうどんは、きっと思い出の味となるでしょう。
屋上デッキには、子供が自由に遊べる遊具が備えられています。フェリーのなかに遊具があるなんて、珍しいですよね。子供連れの方は、ぜひ一度訪れてみてください!
「第32こくさい丸」では、うどんを食べることができます。本格的な讃岐うどんを味わるのも、香川県のフェリーならではの楽しみです。
船内でうどんを味わうのもいいのですが、乗船前にコンビニで食事を用意するのもいいですね。大海原を眺めながらおにぎりをほおばるのも、船旅だからこそできる体験です。
うどん以外の食事を希望する方は、フェリーターミナル近辺で食事を済ませておくとよいですね。事前にリサーチしておくと、行き場所に迷う心配もありません。
国際両備フェリー 高松ターミナルは、高松港旅客ターミナルビルの中にあります。こちらは2001年に建てられて以来、フェリーのターミナルだけでなく、さまざまな事務所が入るオフィスビルとしても活用されています。地下2階・地上8階の大きなビルとなっていて、中には1階が待合所、2階が喫茶・軽食スペースがあるので、フェリーの待ち時間に利用してみてはいかがでしょうか。さらに、周辺には複合施設なども専用の連絡通路で繋がっているので、多くの方が行き交っている施設です。
住所 | 香川県高松市サンポート8 |
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電話番号 | 087-822-4383 |
特徴 |
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小豆島の池田港にある国際両備フェリー 池田ターミナル。こちらからは、四国の高松行きのフェリーが運航しています。建物の上部にある、「池田港」の文字と赤い太鼓台という派手なデザインが目印となっています。また、こちらにはおよそ150台の車を停める駐車場も完備しているので、車を置いていかれる方はこちらをご利用下さい。国際両備フェリー 池田ターミナルから出航しているフェリーで、旅の思い出作りをしてみてはいかがでしょうか。
住所 | 香川県小豆郡小豆島町池田 |
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電話番号 | 0879-75-0405 |
特徴 |
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子供からお年寄りまで幅広い世代が利用するフェリーだけあって、船内はバリアフリー対応しています。船内にはエレベーターが配置されているので、足が不自由な方も移動がスムーズ。船内の段差をできる限りなくしているので、子供もつまずかずに歩けるでしょう。また客席後部の中央トイレには、ベビーチェアを設置。赤ちゃんのおむつ替えをするのに便利なベビーベッドが用意されているなど、お年寄りはもちろん子供連れの方も快適に過ごせるような心配りが魅力です。
「第32こくさい丸」が航行する小豆島近辺のエリアは、「日本のエーゲ海」とも言われる美しい景色が魅力。年間を通じて雨の日が少なく穏やかな気候なので、波静かな海の景色を存分に堪能できます。「第32こくさい丸」には、ゆっくりと海を眺めてもらえるように、サイドデッキにもシートを用意。爽やかな潮風に吹かれながら、まるでヨーロッパを旅しているかのような気分を楽しめるでしょう。また、屋上のデッキでは、四方を見渡すことが可能。日中は日の光を浴びて煌めく海を。夕方には、水平線に沈む夕日を鑑賞できます。
「キリン」の愛称で親しまれている「第32こくさい丸」。船のシンボルであるキリンのマストが、訪れた乗客を出迎えてくれます。青空に向かって長い首を伸ばすキリンは、SNS映えしそうです。せっかく「第32こくさい丸」に乗るなら、写真に収めておくとよいですね。船内にはイルカのデザインが配されているほか、屋上の遊具はどこか懐かしい匂いがします。子供はもちろん、大人までもが子供の気分になってしまう、ノスタルジックな空間が印象的です。