エジプト - ルクソールについて

ルクソールの基本情報

ルクソールの観光情報

ルクソールはエジプト共和国、ルクソール県の県都である都市です。古代エジプトの都であるテーベがかつてあった地であり、現在に至るまで数多くの遺跡が残り世界遺産にも登録されています。

数ある遺跡の中でも、ルクソールのシンボル的な存在であるのが「ルクソール神殿」です。古代エジプト時代の神殿の複合体で、エジプト大18代ファラオのアメンホテプ3世によって建立されました。神殿の入り口には1対のラムセス2世の坐像、オベリスクが建てられ、内部には至聖所や聖舟祠堂、三柱神の聖舟祠堂など、様々な部屋があります。

市域はナイル川によって分断されていますが、ナイル川東岸とナイル川西岸でそれぞれ違った趣きがありそれぞれ魅力的となっています。ナイル川東岸は日が昇る方角であるため生者の町と呼ばれ生を象徴する建物が建ち並び、ナイル川西岸は日が沈む方角であるため死者の町と呼ばれ墓や死者を弔う建物が立ち並んでいます。

ナイル川東岸には古代エジプトの最高神であるアメン・ラーを讃える「カルナック神殿」、ルクソール周辺から発掘された遺物を展示する博物館など、古代エジプトの威光を感じられるスポットが豊富です。

ナイル川西岸にも遺跡がありますが、その中でも最も人気の高いのが「王家の谷」です。古代エジプトの王の墓が多いエリアで、24の王墓、64の墓が発掘されています。ほとんどの墓は発掘された時には盗掘の被害を受けていましたが、ツタンカーメンの墓は盗掘を免れ完全な形で発掘されました。

よくある質問

Q：ルクソールの近隣都市には何がありますか？

A：ナイル川を北に進むと、ケナ県の県都であるキナがあります。

Q：日本からルクソールへはどれくらいの時間で着きますか？

A：カイロを経由する必要があるため、16時間～17時間ほどかかります。