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東ティモール旅行へ行く前に確認するポイント

Democratic Republic of Timor-Leste

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正式名称東ティモール民主共和国
人口約113万人
首都ディリ
国コードTL
言語テトゥン語、ポルトガル語
国番号(電話用)670

東ティモールまでは飛行機でおよそ----時間で行くことができます。東ティモールの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適な東ティモール旅行を楽しみましょう。


東ティモールは東南アジアに位置する、小スンダ列島に連なるティモール島の東部とアタウロ島、ジャコ島、飛地オエクシで成り立っている共和制国家です。1999年に国連の主導による住民投票を行った結果、インドネシアの支配下から解放されました。独立は2002年5月20日。21世紀最初の独立国となります。

日本から東ティモールへの渡航について

直行便と飛行時間

日本から東ティモールへの直行便は就航していないため、バリ経由が主流となっています。日本からバリ島までの所要時間は、ガルーダインドネシア航空または日本航空を利用して8時間から9時間。バリから東ティモールへはガルーダインドネシア航空の翌朝便となるので、バリで1泊する必要があります。なお、バリから東ティモールへはメルパチ航空が毎日1便ですが就航しており、所要時間は約3時間となっています。

日本との時差

日本と東ティモールとの間に時差はありません。

東ティモールにおけるビザ・入国手続きについて

■ パスポート残存有効期限

万が一に備え、6カ月以上有効なパスポートを用意しましょう。6カ月に加え、滞在予定日数分の有効期限があることが推奨されます。

■ ビザ

東ティモールにはビザが必要です。
短期滞在の場合は空港到着時に取得可能で、滞在期間は最大30日になります。
(入国審査官より適した日数が付与されます)

■ 東ティモール入国の流れ

1.入国審査(Immigration)

空港到着後、「Arrival」に従って入国審査のカウンターへ。審査官にビザや入国カード、パスポートを提示してください。

2.荷物の受け取り(Baggage Claim)

搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。

3.税関(Customs)

5,000米ドルを超える外貨を持ち込む場合は税関への申告が必要です。
なお出国時の持ち出しも、5,000米ドル相当までと決まっているので注意してください。

■ 東ティモール出国の流れ

1.チェックイン(搭乗手続き)

各航空会社のカウンターで、持ち込むもの以外の荷物などを提出してください。

2.出国審査

係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。

3.手荷物検査

手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。

※実際の空港施設と入国・出国の流れが異なる場合があります

東ティモールの気候について

東ティモールは熱帯モンスーン気候となっており、年間を通して気温が高いです。乾季は4月から10月、雨季は11月から3月です。雨季は激しいスコールに見舞われることがあるので注意が必要。なお、蚊が大量発生しているため、どんなに暑い日であっても肌の露出はオススメできません。蚊を媒介としたマラリアやデング熱も流行っているので、外出する際は長袖・長ズボンが好ましいです。また、蚊よけのスプレー、ティッシュは必ず用意するようにしましょう。

東ティモールの免税について

必要最低払い戻し購入額
VAT税率
払い戻し率
税関スタンプ受領期限
免税書類申請期限
免税条件
必要な税関スタンプ
特記事項

東ティモールの通貨とチップ

東ティモールの通貨とチップ

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通貨について

東ティモールの通貨は米ドルが使用されています。そのほかにセントと同じ価値を持つ独自のコインとして、センタボがあります。

チップについて

基本的には不要。気持ちでチップを渡す程度で問題ありません。

旅のお役立ち情報

東ティモールの電圧とコンセント

東ティモールの電圧とコンセント

東ティモールの電圧は220Vのため、日本の電化製品では場合により変圧器が必要です。また、コンセントはCタイプ、Oタイプ、O2タイプ、SEタイプと日本と異なるため、変換アダプターを用意してください。

東ティモールのネット環境

東ティモールのネット環境

東ティモールのネット環境はかなり繋がりづらいです。首都・ディリのホテルであればほとんどのホテルがWi-Fiや有線LANを用意していますが、繋がるかどうかは各々で異なります。

東ティモールの飲料水

東ティモールの飲料水

水道水は飲料に適しません。氷にも気を付けましょう。多くの地域で未だ水道が整備されておらず、川から汲んだ水を使っているところがほとんど。公共の水道もありますがパイプが引かれているだけで、出ないケースもみられます。

文化・宗教・マナーについて

東ティモールの文化

東ティモールには大部分を占めるメラネシア系やマレー系、中華系、欧州人およびその混血といった民族が暮らしています。そのため、様々な国や部族の文化から影響を受けているのが特徴。民俗音楽にはリクライダンスというものがあり、女性が男性を家に招き入れる(求愛)時などに行われています。

東ティモールの宗教

国民の99.1%がキリスト教徒。残り0.7%がイスラム教を信仰しており、ヒンドゥー教、仏教、アニミズムも支持されています。

東ティモールのマナー

東ティモールのトイレはタンクに溜めてある水をひしゃくで流すタイプがほとんどなので、ホテルで済ませてから外出した方が良いでしょう。また、トイレットペーパーは用意されていないことが基本的となっているため、常備する必要があります。

東ティモールの食文化

東ティモールの食文化

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東ティモールは長きにわたりポルトガルの統治下にあったため、食文化にもその影響が表れています。基本的にはインドネシア料理と共通するものが多く主食はお米。おかずはナシゴレンやミーゴレン、イカン・ペペスという魚とハーブを蒸し焼きにした料理が好まれています。また、首都ディリ周辺になると、ポルトガル人が南米から伝えたキャッサバ・とうもろこしがお米の代わりに食されています。

東ティモールの主要観光地と世界遺産

東ティモールの主要観光地と世界遺産

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東ティモールの主要観光地

<クリスト・レイ>
ディリのランドマークとしても知られる、世界で2番目の大きさを誇る巨大キリスト像の中心部から約10キロ離れた半島の先端にあります。高さは27メートル。
<真実和解委員会博物館>
インドネシア時代は刑務所だった真実和解委員会博物館。ちなみに真実和解委員会とは、深刻な人権侵害の歴史を抱えている様々な国が過去の過ちを発見・公表することで、積み重なった軋轢を解決しようという活動を行っている委員会です。
<サンタクルス墓地>
サンタクルス墓地は1991年に「サンタクルス事件」と呼ばれる出来事が起こった、悲劇の場所。独立を求めるためのデモ行進をしていた多くの市民が、インドネシア国軍の無差別発砲により命を失くしました。当日には記念式典が行われるなど、今もなお忘れることができない出来事として多くの国民に記憶されています。
<タイス市場>
タイス市場では地方で作られた織物を販売しており、織物の実演をしている場合もあるので楽しむことができるでしょう。ちなみに、タイスとは東ティモール伝統の織物のことをいいます。

東ティモールの世界遺産

東ティモールにおいて登録されている世界遺産はありません。

東ティモールのお土産について

東ティモールの首都・ディリは大型スーパーなどに各国のNGO団体の支援で作られた商品など、お土産向きのものが色々と販売されています。ティモールコーヒーは日本のNGO団体も支援している商品で、さっぱりとした飲み口が人気。近年ではフェアトレードの観点などから注目が高まっている一品です。また、南国で緑あふれる地方部ではココナッツの収穫が盛んなため、NGO団体の支援によって製品化されたココナッツオイルもオススメとなっています。

東ティモール旅行 よくあるFAQ

Q:東ティモールのベストシーズンは?

A:東ティモールのベストシーズンは6月から10月頃の乾季がベストです。冬季は雨季となるので注意が必要です。

Q:東ティモールでは日本語・英語は通じますか?

A:日本語は殆ど通じません。英語も公用語ではありませんが、ホテルや観光地の一部で通じる場合もあります。

Q:東ティモールの主要都市はどんなところがありますか?

A:東ティモールの首都は北西部にある「ディリ」。古くよりティモール島の中心地として栄えた都市です。

Q:東ティモールへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?

A:首都ディリに位置する「プレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港」が人気です。

Q:東ティモールの治安は?気を付けた方がいいことは?

A:東ティモールは移動手段が多くなく、国内は車などでの移動が多くなります。信号無視や急停車、追い越しなど運転マナーはかなり悪く注意が必要です。
また、タクシー強盗なども頻発しており、単独での利用はかなりリスクが高めとなっています。複数人での利用、深夜の利用を避けるなど犯罪に巻き込まれないよう工夫しましょう。