ベトナム - フーコックについて

フーコックはベトナムリゾートの秘境と呼ばれている島です。ベトナム南部に浮かび、カンボジア領と隣接しています。島内はビートリゾートらしく、多くのビーチが点在しています。
日本では馴染みのうすいフーコック島ですが、欧米人には早くから人気のエリアでした。富裕層がよく訪れるため治安も良好。ホテルも高級ホテルが建ち並び、プライベートビーチを備わっているホテルも多くあります。
フーコック島のビーチを有名にしたのは、永遠に続く白砂と鳴き砂です。浜辺を歩くと「きゅっきゅっ」と音がなることから、鳴き砂と名づけられました。
ベストシーズンは乾季の12月～4月がおすすめです。日差しも強いので日焼け対策は万全にする必要があります。反対に5月～11月は雨季にあたるため、ビーチを満喫するにはおすすめできません。とくに6月～10月は台風シーズンと重なり、スコールも頻繁に降ります。
フーコック島はカジノ計画が進んでいるので、ますます賑わいをみせていくでしょう。

フーコック島のランドマークといえばビーチでしょう。そのなかでもっとも有名なのがサオビーチです。冒頭でもお伝えした鳴き砂で有名で、いちばん賑わいを見せている場所です。海水の透明度も抜群なので、シュノーケリングをしてもクリアに見えます。
またチュオンビーチは20㎞にも及ぶ砂浜が広がっています。水平線とのコントラストは絶景で、地元の人にも人気のビーチです。
リゾート地のため、マリンスポーツがメインになりがちですが、ほかにもおすすめの場所があります。
ビンパールランドとビンパールサファリ
遊園地とサファリパークを兼ね備えたテーマパークになります。いちばんおすすめしたいポイントは海上ケーブルカーです。ギネスにも登録されており、その長さは全長約8㎞、時間にして片道45分もかかります。世界最長の長さを誇っており、海の上をゆっくり動きタイランド湾を一望できる絶景を味わうことができます。タイランド湾の海は、透明度が高く美しいエメラルドグリーンを目に焼き付けてください。
遊園地にはウォータースライダーもあるので、水着で楽しむことも可能ですが、ナイトサファリは多くの観光客が地元の人に人気です。東南アジアでも最大級といわれる規模で、さまざまな動物の生態を見ることができます。
ほかにも宿泊施設や水族館、ゴルフ場もあるため家族連れでも十分楽しめる場所です。島の北側にあるので、1日はこちらに時間を費やすのもおすすめです。
ディンカウ・ナイトマーケット
毎晩開催されているナイトマーケットも外せません。島の中部で開かれているので、多少の時間はかかりますが、ほかの東南アジアのナイトマーケットに比べて治安がいい点もおすすめです。
海に囲まれた島ならではの海鮮料理の屋台が軒を連ねており、ちょっとしたお土産物もあるので散策するだけでも楽しめます。
コショウ農園見学
フーコック島産のコショウは人気が高く、ベトナム本土でも売られている有名なコショウです。スーパーでもよく見かけるコショウですが、観光客向けに農園を開放しているところが数多くあります。
個人経営が多いですが、お願いすれば見学させてもらえるので、ベトナム産コショウをお土産に購入できます。とくにガーリック入りコショウは、ベトナムコショウの代名詞でもあるのでおすすめです。
チャン渓流
蒸し暑い気候におすすめな場所なのが、清涼を感じられるチャン渓流です。公園内の一部として存在するチャン渓流は、マイナスイオンたっぷりで比較的涼しいのが特徴です。
渓流の水量は時期によりまったく違います。乾季は雨が降らないことから、川にもほとんど水はありません。反対に雨季は水量が大幅に増えるため、渓流近くを歩く場合には注意が必要です。
地元の人にも憩いの場として人気があるスポットで、空港から約30分ほどの場所にあります。

おすすめの宿泊エリアは、やはりビーチ沿いです。水平線も眺められ、世界中の富裕層がこの地を宿泊エリアに選んでいます。
島を囲むようにビーチが広がっていますが、サンセットを見たいなら島の西側に泊まるようにしてください。フーコック島は、ベトナムで唯一の海に沈むサンセットが見られる島です。よってこのエリアは人気も高くなっています。
反対にサンライズを希望する場合は、島の東側に宿泊すると便利です。西側はラグジュアリーホテルも多いため価格が高めとなっています。今後カジノ施設ができれば、また変わってくるでしょう。