ヴォーアル空港について

ヴォーアル空港は、スコットランド諸島およびノルウェー西海岸とアイスランドの間に位置するフェロー諸島にある空港です。フェロー諸島は全部で18の島からなり、首都トースハウンがあるストレイモイ島の西側にヴォーアル島があり、空港はそこにあります。フェロー諸島の中で3番目に広い島です。

ヴォーアル空港の周辺は、山に囲まれていて乱気流が発生し、近くに湖があるために霧が発生しやすく、滑走路は1本しかなく短いので着陸が困難な空港とされています。2010年から滑走路延長工事が開始され、滑走路が長くなりました。

ヴォーアル空港は、1942年から1943年にかけて第二次世界大戦のために、当時フェロー諸島を占領していたイギリス軍によって建設が行われました。1942年に最初の飛行機が着陸し、当初は滑走路を2本にする予定でしたが、戦略的な状況の変化に伴ってこの案は放棄され、現在も1本のままです。