ウズベキスタン - ウルゲンチについて

ウルゲンチの基本情報

ウルゲンチの観光情報

ウルゲンチは中央アジアのホラズム地方にある歴史都市の一つです。旧ソビエト連邦の共和国であるウズベキスタンのホラズム州の州都で、人口は約13万9000人（1999年）です。周囲にはアルダリア川が流れ、シャヴァト運河が整備されています。ウズベキスタンは二つの国を超えていかないと海に到達できないという、「二重内陸国」です。加えて国土のほとんどが砂漠で覆われる乾燥地帯であるため、アルダリア川の存在は貴重です。

とはいえウルゲンチの市内には観光スポットが多いわけではありません。しかし国際空港もあり、ウズベキスタン国内随所と飛行機やバス・鉄道などで結ばれており、ホラズム地方各地への玄関口となっています。

ウルゲンチ駅は、ホラズム州全体にとってのターミナル駅です。最近改装が行われたばかりで、近代的な外観となっています。駅前では地元の人々が集まる市場が開催され、活気ある生活を目の当たりにすることができるでしょう。

近郊のヒヴァに足をのばすと、カルタ・ミナルがあります。1852年に着工し高さ26mになってから完成されることなく放置されていました。ミナレットとはモスクに付随する尖塔のことで、カルタ・ミナルとは「短い塔」と言う意味ですが、基礎の土台の直径は14mもあり完成すると80mほどの大きさになったと推測されています。青いタイルが目に付く外観で、イスラム建築様式の特徴を備えています。カルタ・ミナルには、かつて中央アジア最大の新学校が設営されていました。現在では改装されてホテルとして商業利用されています。

よくある質問

Q：ウルゲンチは安全に観光できますか？

A：ウルゲンチの治安は良好ですが、国内キルギスの国境地帯は地雷原があるなど命に関わるエリアがあります。こちらへは近付かないようにしましょう。