マハラナ・プラタップ空港について

マハラナ・プラタップ空港は、インド北西部のラージャスターン州に属する都市ウダイプルの空港です。同州の行政庁所在地であるウダイプルの街から、東に約22km離れたダボクという地に位置しています。日本ではその地名にちなんで、ウダイプル空港と呼ぶこともあります。

空港の名称は国内北西部のメーワール州の、かつての支配者・マハラナにちなんだ名前です。2008年には新しい旅客ターミナルが建設され、稼動しています。200haもの敷地面積を誇り、2,743mもの滑走路を備えているため一度に3機のボーイング機の収容が可能です。

主な就航先は首都デリーの空港、インドの西海岸にあるマハーラーシュトラ州の州都にしてメガロシティ化しているムンバイです。ムンバイと同じ州のオーランガバードやラージャスターン州の州都ジャイプール、中南部のテランガーナ州ハイデラバード県の州都ハイデラバードなどにも就航しています。

加えて西部のグジャラート州のアーメダバード、中部のマディヤ・プラデーシュ州の州都ボーパール、北西部のグジャラート州南部の港湾都市スーラトなど、多くの都市への路線を運営している空港です。