タークス・カイコス諸島について

タークス・カイコス諸島の基本情報

タークス・カイコス諸島の観光情報

タークス・カイコス諸島は西インド諸島（北と南アメリカに挟まれている海域）に位置しているイギリス領の海外領土で、その昔は小規模な海綿と麻の輸出と製塩業でしたが、近年ではリゾート地化が進んで観光産業が徐々に増加し、海外のカップルが式を挙げるのが一般的になっている地域です。

タークス・カイコス諸島はヨーロッパ人の発見の後、スペインの奴隷商人による侵略で島のカリブ族を奴隷にしていった為に列島全ての人口が減ってしまった背景があり、その後イギリスの王党派英国王に忠誠を誓う英語系植民者（ロイヤリスト）によって奴隷を輸入して農作業の活動をした歴史があります。

タークス・カイコス諸島でのロイヤリスによる農作業はあまりの災害（ハリケーン）や害虫の為見限って去ってしまい、残った奴隷たちはそこで生計を立てる様になったので、現代では白人と黒人の混血ムラートが63％で黒人が33％の環境になっています。タークス・カイコス諸島は地理的にはバハマ諸島の南40キロメートルに位置していて、40の石灰岩で出来た島々があります。

そのうちの8つの島に人が住んでおり、その多くはサンゴ礁であるため、樹木や表土がほとんどないので沈泥の量も少ない環境です。タークス・カイコス諸島では観光業が栄えてきている事もあり、ハイウェイがあったりカイコス諸島やタークス諸島に空港が合わせて8つ（そのうち国際空港は2つある）もありますが、ハイウェイは舗装されているところは僅か（121キロメートルのうち24キロメートルのみ）で、飛行場も3ヶ所が未舗装の滑走路になっているのでリゾート地ではあるものの車や飛行機による移動はあまり快適ではない傾向です。

タークス・カイコス諸島はイギリス領になるので公用語は英語で、この点もこの地で観光業を行う面において海外からの観光客の敷居が低くなっています。英語を話せる海外旅行者にとっては、ストレスなく観光を楽しめるでしょう。

よくある質問

Q：日本とタークス・カイコス諸島の時差はどれくらいですか？

日本とタークス・カイコス諸島の時差は13時間ほどです。日本の方が約13時間進んでいます。