タンザニア - ダルエスサラームについて

ダルエスサラームの基本情報

ダルエスサラームの観光情報

ダルエスサラームはタンザニアの首都で、国内最大の都市です。都市名のダルエスサラームとはアラビア語で「平和の地」という意味で、インドやポルトガルから訪れた交易商人を自由に住まわせていました。第1次世界大戦が始まるとダルエスサラームを含むタンザニア全土がドイツ領になり、第2次世界大戦時はイギリスの植民地になります。

1955年に国連常務理事総会で、ザンジバル島を含むタンザニアの独立が成立してダルエスサラームを首都にした共和国が生まれました。1973年に一部の行政機能を内陸部にあるドドマに移しましたが、中央銀行・官公庁は現在もダルエスサラームにあるので首都機能は維持されたままです。

「キゴマ遺跡」は17世紀から18世紀初頭にタンザニアを統治していたスルタン国の王宮があった場所で、1984年に遺跡が発見されました。それまでは王宮がどこに存在していたのか詳細不明でしたが、都市開発工事の最中に発見されて出土した品々から王宮であったことがわかっています。現在は政府が「キゴマ遺跡」を保存しており、2018年に世界文化遺産の登録リストに掲載されました。タンザニアを代表する観光スポットと言えるでしょう。

よくある質問

Q：ダルエスサラームは安全に観光できますか？

A：注意しておく分には問題ありませんが、治安が良好とは言えずリスクはあります。夜間行動、単独での外出などは避けましょう。

Q：日本から最寄り空港への直行便はありますか？

A：いいえ、日本からタンザニアへの直行便はありません。