タンソンニャット国際空港について

タンソンニャット国際空港は、ベトナムの南部に位置するホーチミン市郊外にある国際空港です。20世紀初頭のフランス統治時代に創設されたのが始まりで、紛争などで機能を停止した期間もありますが、現在はベトナムでも規模の大きな空港として国内外から多くの人が利用しています。

空港には国内線・国際線で2つのターミナルビルがあります。2007年に利用を開始した国際線ターミナルビルは日本の政府開発援助によって建設されました。

ビル内部にはラウンジやカフェ、レストランやお土産売り場などがあります。休憩用のベッドや仮眠施設も備えているので、トランジットの待ち時間や休憩をとりたいときでも空港内から移動することなく快適に過ごすことができます。

タンソンニャット国際空港周辺にはたくさんの観光スポットがありますが、その代表ともいえるのが商業都市のホーチミンです。フランス統治下にあったインドシナ時代の面影を現代にとどめる街で、空港から8km程と距離も比較的近く、目的地や道路の混雑状況にもよりますが、タクシーやバスを利用すれば中心市街地までは30分程で行くことができます。