スリナム - パラマリボについて

パラマリボはスリナムの都市で、一年を通して温暖な熱帯雨林気候のエリアです。スリナムは南米最小の国で、寒いのが苦手な人におすすめの国です。スリナムは、日本ではあまり馴染みがないですが、首都であるパラマリボには世界遺産があるので、世界中から観光客が訪れます。スリナムは1975年までオランダの植民地だったため、街並みにヨーロッパのような雰囲気が残っており、川沿いにあるパラマリボ市街歴史地区については、世界遺産に登録されています。歴史を感じる街並みになっており、ゆっくり散歩を楽しむことができるでしょう。パラマリボは、歴史的な建物や、趣のある街並みを楽しむだけでなく、南米らしいフレンドリーな人柄やカラフルな建物などに触れることもできる都市です。ヨーロッパと南米らしさがミックスされている楽しい街だといえるでしょう。パラマリボにはいろいろな観光スポットがあります。聖ペトロ･パウロ大聖堂は1883年において建設が始まり、1901年に完成した歴史の古い教会です。パラマリボでは特に人気のあるスポットで、木造建築の美しいデザインは一見の価値があります。大聖堂は南米において、最大の木造教会だと言われています。44mの高さを誇る尖塔が特徴的で、中に入ると木造の内装を見ることが可能です。パラマリボのさまざまな歴史に触れることができ、世界中から多くの観光客が集まっています。パラマリボの中心にあるので、アクセスするのに便利なので、是非足を伸ばしてみましょう。パラマリボ動物園はスリナムで唯一の動物園で、人気の観光スポットです。入場料が安いので、地元の家族連れも多く来園しています。多くの動物と触れ合えるところが、この動物園の特徴です。動物も人に慣れているので、間近で見ることが可能です。トラやカピバラ、アリクイやアライグマなど、たくさんの種類の動物を見ることができます。日本では珍しい動物もいるので、子どもも大人も一日中楽しむことができるでしょう。フォートゼーランディアは、1600年代以降のパラマリボの歴史を学習することができるスポットです。フォートゼーランディアは1995年からはミュージアムになっていて、周辺にはオランダ植民地時代に造られた木造建築の建物が残っています。ミュージアムにはいろいろな彫刻やアート、昔の写真といった、民族誌学に関係するコレクションが展示されています。いろいろなレストランやカフェなどが併設されており、休憩したい時に気軽に立ち寄ることができます。また、有名な写真撮影スポットもありますので、そちらもチェックしてみてください。パームの庭も人気の観光スポットです。1685年にできた歴史のある公園で、たくさんのヤシの木があることが特徴となっています。敷地にあるヤシの木は、樹齢が100年以上のものだといわれています。公園の周辺にはいろいろなホテルや大統領官邸があり、多くの観光客が集まるパラマリボの人気観光地です。野生の鳥やノドジロオマキザルなどが生息していて、自然あふれる場所になっています。いろいろな動物を眺めながら、のんびり過ごすことができ、散歩や読書などを楽しむことが可能です。日本では見かけないような南国のヤシの木と一緒に記念撮影してもよいでしょう。ピクニックや休憩などに利用している人が多く、子どもが楽しめるような滑り台やブランコといった遊具があります。ウォーターカントは、世界遺産に登録されており、美しい街並みを鑑賞することができるスポットです。ウォーターカント地区はスリナム川沿いにあり、真っ白でかわいらしい木造の建物などがあるので、写真撮影スポットとしても有名です。中でも「コーナーハウス」が観光客に人気で、イオニア建築様式で造られた美しい玄関ポーチは一見の価値があります。街を歩いているだけでも楽しめ、ウォーターフロントの大通りには歴史を感じることができるでしょう。普段は暑いパラマリボですが、こちらは川沿いにあるため、心地の良い風を受けながら散策を楽しむことができます。いろいろな屋台やカフェ、レストランなどが並んでいるので、ランチやディナーに利用することが可能です。パラマリボは、いろいろな観光スポットがあり、歴史的な建物や自然を満喫することができる魅力的な街です。カジノなどもあり、暑い時の休憩所としてもおすすめです。また、日本でお馴染みのファーストフード店でも、日本とは少しメニューが違っているので、立ち寄ってみるのも面白いのではないでしょうか。