ソロフキ空港発着便の航空券+ホテル 格安旅行
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ソロフキ空港について
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ソロヴェッキーの市街地から5kmの位置にあり、空港総面積が590ヘクタール・年間利用者数は約28万4,000人でアルハンゲリスク州で唯一の空港として機能しています。
ソロフキ空港は1914年に建設され、もともとは旧ソ連空軍専用の空港でした。
第二次世界大戦時は戦闘機と潜水艦も駐留する大規模な前線基地になっていて、旧日本軍からの本土防衛に活用されていたところです。
第二次世界大戦終戦後、極東一帯の軍事基地を縮小したため、ソロフキ空港は軍用から民間用空港へとシフトチェンジをおこないました。
1960年から1968年の間に敷地の拡張と旅客ターミナルビルの建設・滑走路の整備がなされ、1970年に民間旅客機用の空港となって開港するに至ります。
開港時から国内線のみしか運航なされておらず、モスクワ・ウラジオストックに向かう2路線と貨物輸送航路があり1日28便の旅客機と貨物機が離発着しています。
旅客ターミナルは平屋建築で、1階部分のフロアに航空会社の受付カウンターと手荷物預かり所・保安検査所も集約されているのがソロフキ空港の特徴です。
小型航空機のみしか乗り入れていないのでボーディングブリッジはなく、搭乗手続きを終えた後は専用バスに乗車して駐機場へと向かい、タラップで航空機に乗り込むことになります。
旅客ターミナルにはカフェ・レストランロッカー・観光案内所があり、併設されているロータリーには市街地に向かうバスも運行されています。
ソロフキ空港周辺で観光するのにおすすめの地域は、ソロヴェッキー一帯です。
人口980人の小さな島になっていますが、島内にはロシア帝国時代の城壁や大聖堂など世界遺産に登録されている歴史的建造物が数多く残されています。
海岸線は自然公園も広がっており、歴史と大自然の両方を体感できる観光スポットです。
ソロフキ空港周辺の主なランドマークは、「ソロヴェッキー修道院」「ノブゴロ国立公園」「ソロヴェッキー港」「アルハンゲリスの丘」「ロモノーソフ歴史博物館」「ソロフキ城壁」の6か所です。
「ソロヴェッキー修道院」は1650年に建設されたもので、ロシア正教に属しています。
約140ヘクタールの広大な敷地にあり、一見すると城のような外観をしているのが特徴です。
ビクトリア様式の建造物ですが、ロシア帝国時代前期のもので全体的に丸みを帯びた建造物になっています。
1988年にユネスコ世界遺産に登録され、アルハンゲリスク州を代表する観光スポットとなりました。
現在も修道士が生活をしており、観光客向けにクッキーやチーズなどのお土産も販売されています。
「ノブゴロ国立公園」は、島の北部・白海に面した海岸線にある公園です。
年間を通して気温が低いため、草木が育ちにくくタイガと呼ばれる湿地が広がっている場所です。
湿地には約120種のコケが自生しており、レッドリストに記載されている絶滅危惧種も含まれます。
ロシア政府により管理されている公園で立ち入りが制限なされていますが、許可申請をすれば政府公認ガイドが同伴して一部地域を見てまわることが可能です。
「ソロヴェッキー港」は島の南部にあり、本土にあるノヴァヤゼムリャ港と結ばれているフェリーが到着する港です。
漁港にもなっており、ロシアで唯一の捕鯨基地としても機能しています。
ノルウェーから訪れる捕鯨船も寄港するため、港一帯にはゲストハウスや小規模なホテルもあり、宿泊することも可能です。
「アルハンゲリスの丘」は標高670mの高台にあり、ソロヴェッキー島でもっとも高い位置にあります。
1630年のリヴォニア戦争時に、ロシア帝国の将軍であるアルハンゲリスが約3,000人のリヴォニア騎士軍を撃退した地であることから、英雄の丘という名前でも呼ばれています。
白海を一望できる景勝地で、観光客に人気があるスポットです。
「ロモノーソフ歴史博物館」は、島の中心部にある市庁舎に併設されている博物館です。
初代市長の名前が冠せられており、中世時代から現代までのソロヴェッキー島の歴史に関する事物を展示しています。
「ソロフキ城壁」は1600年前半に築かれた城壁で、島全体を覆っているのが特徴です。
キーウ大公国から島を守る役割をしたもので、全長約46kmにもなる巨大な城壁になっています。
リヴォニア戦争時に設置した大砲も残されていて、目にすることができます。