シェレメーチエヴォ国際空港へご旅行をするならスカイチケットのホテル+航空券の検索・予約がおすすめ。携帯からでも簡単な操作で、限定価格のホテルを比較・検索することができます。またホテルはお好みのお部屋を客室や内観・外観のお写真や口コミ情報からお選びいただけ、航空券はお好みの航空会社や金額などの条件毎に選択し後は予約するだけ。ロシアの首都モスクワ州の近郊へ旅行するならスカイチケットの宿泊施設が便利です。シェレメーチエヴォ国際空港は、ロシアの首都モスクワの北西約40kmに位置するモスクワ州ヒムキ市にある国際空港です。年間で4000万人以上の乗客数が利用する大きな空港で、貨物数においてもロシアで最大の空港です。東ヨーロッパでは1位の規模を誇るアエロフロート・ロシア航空のハブ空港でもあります。シェレメーチエヴォ国際空港は6つのターミナルビルをもち、アクセスや設備も整えられた空港です。モスクワ周辺には3つの空港がありますが、モスクワを訪れる多くの旅行者がこの空港を利用しています。この空港は6つものターミナルをもつため、ターミナル間の移動には路線バス、タクシー、マルシュルートカと呼ばれる乗り合いタクシー、北側のターミナルと南側のターミナルを結ぶ新交通システムの地下鉄などがあります。
かつて、この空港はアクセスの不便さや設備の悪さ、サービスの質の低さで評価が低い空港でした。しかし、空港連絡鉄道の開通や新ターミナルの運用開始に伴い、サービスの改善が行われます。その結果、2013年3月には欧州地区のエアポート・サービス・クオリティ・アワードを受賞するほど評価が高い空港となったのです。
シェレメーチエヴォ国際空港に就航している航空会社は、国内線が最大の路線をもつアエロフロート・ロシア航空、ロシア航空、多くの季節便を運航するノードウィンド航空など約5社です。国際線がロシアの航空会社に加え中国国際航空、中国東方航空、北京首都航空など多くの中国の航空会社や、エール・フランス航空、チェコ航空、LOTポーランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、アルジェリア航空、フライドバイなど、世界各国から約32社もの航空会社が乗り入れているのです。
空港からヒムキ市内、そしてモスクワへのアクセスは直通列車のアエロエクスプレス、路線バス、マルシュルートカ、タクシーなどが利用できます。アエロエクスプレスは空港から直通で、モスクワのターミナル駅ベラルースキー駅まで約35分です。また、路線バスは10分から15分間隔で運行しており、空港とモスクワ地下鉄の駅を巡回しています。モスクワ市内には、1時間30分程度でアクセスできます。また、空港からヒムキ市街地へのアクセスは、鉄道で約30分、車なら約20分です。
シェレメーチエヴォ国際空港からも近い、ヒムキ市のランドマークにはエジ記念碑があります。ヒムキは第2次世界大戦時、独ソ戦のモスクワ防衛戦の戦地でした。1941年、ロシアに侵攻するナチス・ドイツ軍は、モスクワに近いヒムキのこの地点まで攻めてきました。ロシア軍は必死の抵抗を繰り広げ、その結果ドイツ軍を食い止めたのです。この戦いを記念して巨大な対戦車用障害物の形の記念碑が、モスクワ・サンクトペテルブルク間の高速道路と鉄道が交差する付近に立っています。シェレメーチエヴォ国際空港につながる高速道路にあるため、車窓から見られるランドマークです。戦没した兵士やパイロットが埋葬されている、ヒムキ戦争記念碑もあります。ヒムキからモスクワまでのアクセスは快適で便利、シェレメーチエヴォ国際空港から移動できる時間があるなら、訪れるべきスポットです。
赤の広場はいわずと知れた、ロシアの歴史と芸術が堪能できる観光スポットでしょう。ヒムキからモスクワの赤の広場までは、鉄道で乗り換えと徒歩を含めても50分程度です。赤の広場のシンボルといえばロシア正教会の大聖堂、聖ワシリイ大聖堂です。16世紀にイヴァン4世（雷帝）によって創建された、ロシアの聖堂のなかで最も美しいと称されています。玉ねぎ型の屋根と大小の異なるデザインの9つの塔で構成される聖ワシリイ大聖堂は、1990年に世界遺産登録されました。
赤の広場の周辺には、他にも訪れるべき歴史的な観光名所がたくさんあります。クレムリンは、ロシアを象徴するランドマークです。最大の見どころはクレムリン大宮殿で、武器庫（宝物殿）には歴代の皇帝が集めた宝物が展示されています。高さ80mを超えるイヴァン雷帝の鐘楼、口径89cmの巨大なブロンズ製の大砲、ロシア皇帝の宝石も展示されています。クレムリン周囲に立つ20の尖塔も見逃せません。その中のトロイツカヤ塔とホロヴィツカヤ塔、ヴォドヴズヴォドナヤ塔などの5つの塔の先端には赤い星が輝いています。赤の広場には素晴らしい芸術と驚き、そして発見がいっぱいです。ヒムキから足をのばしても、きっと満足できるでしょう。