サモア - アピアについて

アピアの基本情報

アピアの観光情報

アピアは南太平洋にある複数の島からなる、サモア独立国の首都です。同国に属する島の一つであるウポル島に都市があります。アピアはサモア国内におけるただ一つの都市です。この場所に国家の重要な施設が多く置かれています。

都市にはサモアに古くから伝わる伝統的な様式の住居と、西洋式の建築様式で建てられた近代的な住宅が、交じり合って存在。都市の臨海地域にはアピア港という港湾施設もありますが、タグボートの整備には日本も国家として協力しました。また同じように日本が無償協力をしているのが、地域の漁港の建設や拡充に関わる事業です。

アピアの主な産業は漁業や農業で、都市の主な輸出品になっているのが魚やコプラです。コプラとはココヤシの果実の胚乳を乾燥させたもので、都市の周囲にも多くのココヤシの木が自生しています。質の高い脂肪分を含んでいるために、マーガリンなどの原料としても使用されています。

島内でおすすめの観光スポットとして紹介できるのが「ウポル島」です。ここは『宝島』などの冒険小説で知られる19世紀の作家、ロバート・ルイス・スティーブンソンと深い関係を持っていることで知られています。

スティーブンソンは1850年に生まれて、1894年に44歳の若さでなくなっていますが、彼がなくなったのがサモアのこの島でした。

スコットランドのエジンバラ出身の彼がアピアを訪れたのは1890年のことで、これは彼がなくなる4年前のことでした。彼がこの島に移住したのは、衰えていた体の状態を回復するためですが、ここで生活していたころのスティーブンソンは健康にも恵まれ、多くの作品を後世に残しています。

彼がなくなったとき、彼の遺体もこの山に葬られていて、彼が生活していた住居は現在博物館になっているので、観光客も訪れることができます。彼はなくなったとき、心の底からサモアの人間になっていて、彼はサモア人として「トゥシタラ」という名前も持っていました。これは現地の言葉で「物語の語り手」という意味を持っています。

よくある質問

Q：アピアの近隣都市には何がありますか？

A：近隣にバイテルなどの街があります。なお島内の真逆にはサタオアやサタオなどが位置しています。