ポーランド - グダニスクについて

グダニスクの基本情報

グダニスクの観光情報

グダニスクはポーランドの北にあるポモージェ県の県都です。バルト海南部に面しているポモージェ地方の東部に位置しており、グダニスク湾を擁したポーランド最大の港湾都市になります。バルト海に面している港町であり、更にはヴィスワ川河口の大都市。といった地理的にも軍事的にも利便的だという理由から、近隣諸国からの利権争いが絶えませんでした。

グダニスクの街は1000年の歴史のなか、約3分の2である600年以上がポーランド領の時代。残り3分に1である260年はドイツ・プロイセン領の時代でした。第二次世界大戦ではドイツ軍と連合国軍との激しい戦闘で、グダニスクの街は大半が破壊。1952年にポーランドが独立を回復し、残された資料をもとにポーランド人の手によって街が再建されています。再建された旧市街は色彩豊かな街並みがみられ華やかな風景です。

「クレーン（ジュラフ）」グダニスクのランドマークといえば、旧市街地内にある木造の巨大クレーンです。ジュラフは手動で、グダニスクの港に着いた荷物の荷揚げや荷降ろしの為に造られました。1367年に造られたものでかつては世界一大きなクレーンといわれ、なんと19世紀頃まで稼働していたようです。

「琥珀博物館」はポーランドの特産品である琥珀を展示する博物館です、バルト海は世界85％の琥珀を産出しており、このことからグダニスクには琥珀ショップが多く立ち並んでいます。

琥珀とは樹木の樹脂が地中に埋没して化石化したものです。その年月は数千万年から数億年前のもので、世界最古の琥珀はなんと約3億年前のものでした。そんな琥珀もまた、この博物館に展示されています。

よくある質問

Q：グダニスクの治安状況は？

A：グダニスクは安全に観光できる都市ですが、スリなどの軽犯罪は街中で頻発します。手荷物の管理は十分に注意が必要です。また、強盗、テロ攻撃などトラブルがゼロとは限りません。単独外出などリスクのある行動は控えましょう。