ノルウェー - ベルゲンについて

ベルゲンの基本情報

ベルゲンの観光情報

ベルゲンはノルウェーの南西部、海岸沿いに位置する国内で首都オスロにつぐ都市です。古くから海産物を扱う貿易が盛んで、13世紀の末にはハンザ同盟の拠点の1つとなり、各地から商人や職工が集まって都市を発展させてきました。14世紀にはノルウェーの貿易の中心地となって、商人たちは漁師たちとの取引を独占していました。

彼らが集まった地区は漁師たちと取引をした波止場も含めて、ユネスコの世界遺産に登録されて、今でも多くの観光客を集めています。

「ブリッゲン」は、11世紀頃、ハンザ同盟により商人たちが集まってきた地区のことを指します。三角屋根のカラフルな木造家屋が連なる街並みは、見る人を必ず惹きつけるはずです。歴史を感じる街並みの中で、お土産を買うのも楽しいですね。

またベルゲンは海産物を扱って栄えてきた街なので、「魚市場」はぜひ訪ねて欲しい観光スポットです。1276年に創業された歴史のある魚市場は、港の1番奥にあり、2階には観光案内所もあります。イートスペースがあるため、買ったばかりのシーフードをその場で食べられるのがうれしいですね。

この魚市場から徒歩6分で到着するのが、「ブリッゲン博物館」です。ブリッゲン地区で発見された遺物から、街の歴史をわかりやすく紹介しています。木造教会の遺構や12世紀の集合住宅が実物大で再現されているので、歴史を肌で感じられるでしょう。

貿易で栄えたベルゲンの街は、中世のノルウェーでは首都だったこともありました。そのころの王様が住んでいた館が、 「ホーコン王の館」です。ほかの国の城と比べると地味な印象ですが、重厚感あふれる石造りの館に入ってみると、かつての街の繁栄が実感できるかもしれません。

よくある質問

Q：ベルゲンは安全に観光できますか？

A：命の危険がある都市ではないものの、スリや窃盗、置き引きなどのトラブルはありえます。街中、特に人が多い場所では管理を徹底しておきましょう。