ニアメへの航空券+ホテル 格安旅行
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ニアメまでは飛行機でおよそ19~22時間で行くことができます。
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ニジェール - ニアメについて
ニアメは、西アフリカの内陸部に位置するニジェール共和国の首都で、国内最大の大都市です。また、政治・経済の中心地でもあります。土地の大半を砂漠に覆われている一方で、巨大なニジェール川の左岸に位置する港湾都市でもあります。人口80万人ほどで、単独の行政区で運営しているため、その他のどの州にも属していません。歴史はそれほど深くはなく、1926年にフランス領西アフリカに属するニジェールの首都として定められ、その当時の人口は3,000人でした。1960年にニジェールが独立したことを機に、その首都となり現在に至ります。1970年代にサハラ・サヘル地域の難民の流入期があり、それによって急激に人口が増加し一気に都市化した背景があります。
町並みは発展途上国のもので、サハラ砂漠から舞い込んだ砂に覆われています。道路が広く、路肩にはヤシの木といった熱帯独特の木々が植えられていて熱帯地方の風情を醸し出しています。
周辺は治安が悪く、国内にある日本領事館では「旅行をするときにはニアメ内のみにすること」を強くすすめています。仮に傭兵を雇って警護を依頼したとしても、テロリストが集団で襲ってきた場合などには、対応が不可能なこともあるからです。
ニアメは乾季が10~4月にかけて約7カ月間続くのに対し、雨季は6月下旬~8月中旬にかけての 1か月半しかなく、雨が少ない地区になっています。このままサハラが拡大すれば、ニアメは砂漠に飲み込まれてしまう可能性が高いため、政府は緑化運動に力を入れています。最も暑い時期は4月で最高気温は41度に達し、過酷な暑さになるでしょう。
産業は高度なものとは言えず発展途上です。農業ではピーナッツや雑穀が盛んに栽培されている一方、国内で生産されているあらゆる農作物の集散地であり、各所に大規模なマーケットが点在しています。マーケットは食料品を扱うものや、靴や布といった日用品を扱うものまでさまざまです。
そんなニアメにもいくつかの観光スポットがあります。
・グランドモスク
リビアのカダフィ大佐によって作られた美しい建造物で、オレンジ色の建物と丸い屋根、そして天に伸びる高い塔が美しい景観を誇っています。スルト地区に生まれたカダフィ大佐は、サハラ周辺諸国の支援を積極的に行っていて、ニジェールも精力的に支援された国の一つでそのことを証明する建造物でもあります。
・国立博物館
国の歴史を数多く陳列している博物館で、ニアメでも最大の観光スポットです。歴史を代表するハウサ族の建築様式を見られ、さらに民族衣装も展示されているためそのファッションの側面からも歴史を堪能できます。また、恐竜の骨の展示が充実していることでも知られていて、それらはすべて国内のアガデスで出土したものです。100万年前に生息していたクロコダイルの骨の展示もあり、見どころたっぷりです。
・ニジェール川
西アフリカに流れる大河で、全長4,180km、流域面積は209万2000km2とその広大さが魅力です。川幅が広く、国土の90%以上が砂漠であるこの国に悠然と流れるその川の姿には驚かされるものがあります。ギニア、マリ共和国、ナイジェリア、そしてニジェールの4国を股に掛けていることでも、その規模の大きさがうかがうことができます。周辺の諸民族からは『大きな川』を意味するそれぞれ違った呼び名が付けられていて、29の異なった名称を持つことでも知られています。ニアメ周辺のような中流域では、サハラ砂漠のオアシスとしての機能を果たしていて、商業・農業どちらの側面から見ても非常に重要な存在になっています。流域ではときどきカバの姿が見られるでしょう。
・ケネディ橋
ニジェール川に架けられた、夜になるとライトによって照らし出される美しくも巨大な橋です。その名称は、1963年に死亡したアメリカ合衆国大統領、ジョン・F・ケネディの名前にちなんで付けられたものです。全長710mというその長さがニジェール川の巨大さを物語っています。この橋が完成したからこそ対岸へ自動車での移動が可能になり、ニジェール川西側の拡張に大きく貢献した歴史的な橋でもあります。一方で、壮観な観光スポットであるとともに治安が悪い危険な場所で、橋の上で強盗団に挟撃されることもあるため、観光に来ても渡らず眺めているほうが無難です。周辺の写真撮影は不可になっているため注意しましょう。