ミナンカバウ国際空港があるインドネシアのスマトラ島、西スマトラ州へご旅行をするならスカイチケットのセット旅行プランがお得です。ホテル+国内・海外の航空券を同時セットにご予約いただけるので面倒な手間も省けて、簡単に旅のプランをつくることができます。ご利用されるシーンにあわせてさまざまなご利用をカスタマイズすることができるのでスカイチケットのセット旅行はおすすめです。ミナンカバウ国際空港は、インドネシアのスマトラ島、西スマトラ州パダンにある空港です。州都として機能しているパダンの市街地から約14kmの地点にあります。空港総面積は520ヘクタール、年間利用者数は約210万人で、インドネシア国内では3番目の規模を有しています。
ミナンカバウ国際空港は1925年に建設されましたが、もともとは植民地としていた旧日本陸軍の南方前線基地として造られた空港です。その当時はスマトラ飛行場という名称で、長さ1500mの滑走路が1本と格納庫のみしかありませんでした。この飛行場からサイパンやカンボジアなど東南アジア諸国へ侵攻しましたが、1945年の第二次世界大戦終戦後はイギリス軍が占拠しました。1950年にインドネシア共和国が樹立すると空港も引き渡され、1970年から1972年に整備と拡張工事を実施して、1975年に国際空港として開港したのです。
地上2階建ての旅客ターミナルが1棟、長さ2500mの滑走路が2本備わっている空港で、ボーディングブリッジはないため、搭乗する際には各自徒歩で航空機に向かい、タラップを使用しないといけません。1日70往復の航空機が離発着しており、国際線はマレーシア、ラオス、インドの3カ国をつなぐ路線があります。国内線は6つの航空会社の路線があって、インドネシア国内8カ所の主要都市に向かうことが可能です。旅客ターミナルが1カ所しかないため、航空会社ごとにフロアは分けられておらず、航空機の停留場所も定まっていないのが特徴です。2階フロアに手荷物預かりカウンター、出入国審査、保安検査を行う場所が集約されていて、1カ所で搭乗手続きを完了させられます。
ミナンカバウ国際空港周辺で観光におすすめの地域は、西スマトラ州の州都、パダンです。インドネシアで3番目の大きさを誇るスマトラ島最大の都市となっており、海岸沿いには世界各国から訪れるサーファー向けのリゾートホテルが点在しています。市街地にはスマトラ島で唯一のカジノもあり、観光スポットが狭い地域に集中している場所です。
ミナンカバウ国際空港周辺の主なランドマークは、「パダンビーチ」「ブキッ・ピンタン」「マスジッドモスク」「パダン・インターナショナル・サーキット」「ペトロナスの丘」「パダン港」の6カ所が挙げられます。
「パダンビーチ」は、市の中心部から北西の位置にあるビーチで、世界中のサーファーが年間を通して訪れる場所です。真っ白なビーチと青い海の美しいコントラストを目にすることができます。毎年7月になるとサーフィンの世界大会が開催される場所でもあり、その時期は数百軒もの露店が軒を連ねて、インドネシアの郷土料理を味わえます。
「ブキッ・ピンタン」は、パタヤの中心部にある大通りの名称で、病院や州都庁、図書館などの公共施設が集っている一帯です。ここにはバスロータリーがあり、スマトラ島内の各地域に向かうことができます。鉄道がない島なのでバス移動が基本となり、観光客が数多く行き交う通りです。
「マスジッドモスク」は1600年代に建設されたイスラム教の寺院で、インドネシア国内で最古のものです。2003年に世界文化遺産に指定され、スマトラ島を代表するランドマークになりました。一般的なモスクと違って極彩色の外観をしており、真っ赤な天蓋が特徴的です。現地では太陽のモスクという愛称で親しまれており、毎年9月のラマダン期間は多くの信者が巡礼に訪れます。
「パダン・インターナショナル・サーキット」は、1999年に建設された施設で、東南アジア諸国で唯一のF1レースが開催されているサーキットです。全長6200mのコースが備わっており、最大で4万5000人を収容できる観覧席があります。ミナンカバウ国際空港に隣接しており、航空機とレーシングカーを一度に写真に収められるスポットです。
「ペトロナスの丘」は、パダンの南東部にある標高1020mの丘で、展望台からは市内と太平洋を一望することができます。バスで約40分の位置にあり、リフトに乗って展望台に行けるので観光スポットとして人気があるところです。
「パダン港」は、遠洋漁業の基地になっているところで、パダンビーチから徒歩圏内にあります。ここではシイラとカジキマグロが水揚げされており、日本にも輸出されています。観光客向けのフィッシャーマンズ施設があるので、マグロ料理を味わうことや、土産物を購入することが可能です。