メーソート空港があるタイ王国のターク県へご旅行をするならスカイチケットのセット旅行プランがお得です。ホテル+国内・海外の航空券を同時セットにご予約いただけるので面倒な手間も省けて、簡単に旅のプランをつくることができます。ご利用されるシーンにあわせてさまざまなご利用をカスタマイズすることができるのでスカイチケットのセット旅行はおすすめです。メーソート空港は、タイ王国のターク県メーソート郡にある空港です。市街地の中心部から6kmの位置にあり、空港総面積は560ヘクタール・年間利用者数が約68万人となっている国内で4番目の規模を有するところです。メーソート空港は建設当初はメーソート飛行場という名称で、1925年に開港しました。タイ王国を統治下に置いていた旧日本陸軍が建設に携わっており、1945年の第二次世界大戦終戦時まで南方前線基地として利用していたところです。その後1960年までイギリス軍が占拠していましたが、1961年にタイ王国が独立したことで飛行場はメーソート郡に編入することになりました。国内及び隣国に向かう航空機が運用できる空港として活用され出したのは1978年からで、1棟の旅客ターミナルビルが新たに建設されています。滑走路は長さ2,100m・幅35mのものが1本あり、小型航空機のみしか離発着することができません。現在は1日26往復の国内線と4往復のカンボジア・ベトナム行きの旅客機があり、貨物輸送機も乗り入れている空港です。平屋建築の旅客ターミナルは1つのフロアに各航空会社の受付カウンターと出入国・保安・検疫検査所が集約されているのが特徴で、2つの搭乗ゲートが設置されています。ボーディングブリッジはなく、各航空機の駐機場まで徒歩で向かって搭乗しなくてはいけません。空港からメーソート郡の中心部に行くにはバスかタクシーを利用すると5分で向かうことが可能で、この一帯が観光におすすめの地域です。アユタヤ王朝時代に栄えた場所であるため、歴史遺産が今も数多く残されています。ユネスコ世界遺産に登録されている生物保護区や、国立公園など豊かな自然を体感できるスポットもあり、観光するのに良い場所です。メーソート空港周辺の主なランドマークは、「ラーンサーン国立公園」「パホンヨーティン通り」「メーソート中央駅」「ウット・シーサケット」「タート・マーケット」の5か所です。「ラーンサーン国立公園」は、メーソート郡の東部・ミャンマーとの国境付近に広がる森林です。1997年にユネスコ世界自然遺産に指定された場所で、タイ王国を代表する観光スポットになりました。約1,300ヘクタールもの広大な地域に熱帯雨林が生い茂り、チンパンジーやオラウータンが生息しています。毎年5月から7月の雨季になるとスコールという霧雨が降る地域になっていて、タイ王国東部地域の水源地という顔も持ち合わせています。公園内の立ち入りは制限されておらず、世界各国から訪れた観光客がトレッキングを楽しんでいる場所です。「パホンヨーティン通り」はメーソート郡の中心地にある大通りで、沿道には観光客向けのゲストハウスやホテル・レストランなどが点在しています。メーソート空港と結ばれたシャトルバスの発着所と鉄道の駅もあるため、現地市民や観光客がたくさん行き交う繁華街です。観光スポットとしてはもちろんのこと、滞在するのにも利便性のいい地域です。「メーソート中央駅」はタイ国有鉄道の駅で、1922年に建設された駅舎になっています。3つの路線が乗り入れており、ミャンマーへ向かう国際列車に乗ることも可能です。バンコクへ向かう長距離列車は1日２本運行されており、自動車の普及が遅れている西部地域の貴重な移動手段を担っている要所です。駅舎建設と線路敷設は旧日本陸軍が行ったもので、駅前の広場には建設時に設置した旧日本陸軍の記念碑を見ることもできます。「ウット・シーサケット」はアユタヤ王朝時代に建てられた王族の宮殿で、現在は外壁と宮殿の一部が残っている遺跡です。約400年もの間続いた世アユタヤ王朝は、現在のメーソート郡一帯を王宮中心地にしていました。ウット・シーサケットは王朝の初期に建設されたもので、起源地として学術的価値の高い遺跡になっています。2001年に世界文化遺産に指定され、現在も発掘作業が続けられています。遺跡内を自由に見学することはできませんが、一部発掘が完了している部分と併設されている資料館は見学することができ、貴重な遺物を目にすることが可能です。「タート・マーケット」はメーソート郡のタート地区にある市場で、屋内施設に約150軒の商店が入居しています。観光スポットとして人気がある場所で、観光客向けにカレーや生春巻きなどの郷土料理を提供する飲食店も軒を連ねています。