クショック・ベイクラ・リンボッシュ空港について

クショック・ベイクラ・リンボッシュ空港は、インドのラダック地方の中心都市であるレーにある空港です。海抜3256メートルに位置し、世界で22番目に高い場所にある商業空港としても知られています。

空港の名前は、チベット仏教のラマであり、政治家としても尊敬されたクショック・ベイクラ・リンボッシュ19世が由来です。また、レーの街にあるためレー空港と呼ばれることもあります。

位置的に中国とパキスタンの国境地帯に位置する空港であるため、軍用空港としての役割も果たしており警備が厳重なのも特徴です。屋外での撮影が禁止されているほか、飛行機が離発着する際も窓から景色を撮影することも禁止されています。海抜が高く午後になると強い風が吹くため、飛行機の離発着は午前中のみです。

空港内のターミナルは小さくギフトショップなどはありませんが、出発ロビーには軽食が食べられるドーナッツショップがあります。空港設備はアナログなものが多く、荷物検査やセキュリティチェックなどほとんど手作業で行われており混みあうため、余裕を持って利用するのが賢明でしょう。