カーブル国際空港へご旅行をするならスカイチケットのホテル+航空券の検索・予約がおすすめ。携帯からでも簡単な操作で、限定価格のホテルを比較・検索することができます。またホテルはお好みのお部屋を客室や内観・外観のお写真や口コミ情報からお選びいただけ、航空券はお好みの航空会社や金額などの条件毎に選択し後は予約するだけ。カーブル国際空港へ旅行するならスカイチケットの宿泊施設が便利です。カーブル国際空港は、アフガニスタン・イスラム共和国の首都として機能しているカーブル市にある空港です。市街地から約17km離れた標高1,720mの位置にあり、空港総面積は850ヘクタール、年間の利用者数は約570万2,000人でアフガニスタン・イスラム共和国最大規模の空港になっています。カーブル国際空港は1957年に建設され、当初は空軍専用の航空基地であり「カーブル空港」という名称でしたが、1960年後半から各国で航空機需要が高まったため、軍用から軍民共用に変更して「カーブル国際空港」という名称で1968年に開港しました。1975年以降は度重なる紛争の影響で旅客ターミナルや滑走路が損傷しましたが、日本やアメリカ、フランスなど先進国からの国際援助で復興を遂げました。2006年には計3棟の旅客ターミナルビルと、長さ4,600m、幅50mの滑走路が4本設置され、旅客機だけでなく大型貨物輸送機の離発着にも対応する空港に成長して現在に至ります。国際線は1日93便が離発着しており、パキスタン、カタール、アラブ首長国連邦、スイスなど世界15か国と結ばれた直行便が運航しています。国内線はなく、アフガニスタン・イスラム共和国で唯一の空の玄関口として経済活動と観光、国際交流などを担う要衝です。第1旅客ターミナルにすべての航空会社の受付カウンターが設けられ、第2旅客ターミナルに保安検査、出入国審査センターなどが集約されています。空港から市街地に向かうには、第2旅客ターミナルの正面入り口にあるロータリーからバスまたはタクシーを使用すれば約30分で到着します。カーブル国際空港周辺で観光するのにおすすめの地域は、カーブル市一帯です。ホラズムシャー朝時代の遺跡が市内にも数多く残されており、世界遺産に登録されているバーミヤン遺跡を見ることもできます。旧市街ではバザールと呼ばれる中東地域最大規模の市場や郷土料理を味わえる露店もあるので、観光を満喫することができるでしょう。カーブル国際空港周辺の主なランドマークは、「バーミヤン遺跡」「カーブル動物園」「ダルラマン宮殿」「カーブル中央駅」「マホメット寺院」「カーブル旧市街」の6か所です。「バーミヤン遺跡」はカーブルの北東にあるグプタ朝の遺跡で、450年から500年代に掛けて築かれたインド仏教の神殿です。高さ15mになる大きな仏像が建立され、1985年にユネスコ世界遺産に登録されました。2001年に仏像の頭部が破壊されましたが、日本や中国などの国際支援を受けて3D復元に成功しています。「カーブル動物園」は市の中心部にある動物園で1979年に開園しました。シマウマ、ラクダ、キリンなど計120種約420頭の動物を飼育展示しており、来園者は間近で動物達を目にすることが可能です。カーブル国際空港から動物園までのシャトルバスが運行されているため、市を代表する観光スポットになっています。「ダルラマン宮殿」は1920年に建設され、バーラクザイ朝の初代国王アマーヌッラー・ハーンによって近代化政策の一環として築かれました。国会議事堂の役割を担っていましたが、首都がカーブルに置かれたため、アフガニスタン国民議会議事堂に用途を変更して使われています。西洋建築になっており、対になっている2つの天蓋が特徴です。「カーブル中央駅」はアフガニスタン鉄道のターミナル駅で、1日50本の列車が乗り入れています。国内の主要都市はもちろんのこと、隣国のイスラエルやシリアに向かう国際列車も運行されているため、利用客が多い駅になっています。駅舎は2005年に建て直されており、近代的なガラスを多用した建造物です。「マホメット寺院」は1620年頃に建設されたカーブル旧市街にあるインド仏教の寺院で、正面の山門にはインド仏教の最高神シヴァを模った彫刻が施されています。市街地に数多くあるモスクとは異なり赤や金、緑など極彩色の外観は見る人の目を楽しませてくれるでしょう。「カーブル旧市街」は800年代のサーマーン朝時代に築かれた街で、現在のカーブル市の原形を造った街です。均等に区画整理が行われ、中央部にあるマホメット寺院から東西南北に計20本の道が敷かれているのが特徴です。土造りの建物跡や石畳の道が今も残されており、高い技術の文明を持つ王朝であったことが伺える街並みを実感できる場所になっています。