インド - コルカタ（カルカッタ）について

コルカタの基本情報

コルカタの観光情報

コルカタ（カルカッタ）はインドの東端にある西ベンガル州の州都で、首都デリーや最大都市ムンバイにつぐメガシティとして知られています。カルカッタという旧名称は、現地の言葉ベンガル語を英語化したものでしたが、2001年に元来のベンガル語であるコルカタという名称に正式に変更されました。

1690年、東インド会社の交易所として商館が建設されたのが始まりで、1773 年にイギリス領インド全体の首都となりました。1857年にはカルカッタ大学設立、鉄道の開通があり、1877年英領インド帝国成立後も引き続き首都となっています。また、このころから詩や演劇などのベンガル文化が発展し、多くの文化人の輩出や建物の建設、また繊維産業や鉱山の発見による鉄鋼業も盛んになりました。しかし、それとともに強い反英運動が起き、イギリス政府によって首都がデリーに移されることになりました。

第二次世界大戦後、1947年にようやくインド独立が実現し、コルカタは西ベンガル州の州都となりました。しかし、工業施設の老朽化や難民の増加、企業の他都市への流出などで経済が低迷してしまいます。2000年代からはIT産業の発展により、現在は少しずつ経済が上昇し始めています。

よくある質問

Q：日本からコルカタへはどれくらいの時間で着きますか？

A：直行便はなく、デリーなどを経由する場合も10時間以上かかる場合があります。