インド - ジャイプルについて

ジャイプルの基本情報

ジャイプルの観光情報

ジャイプル(ジャイプール)はインド北西部に位置する「ラージプート族の地」の名を冠するラージャスターン州の州都です、約10kmにも及ぶ赤い城壁に囲まれ、「ピンク・シティー」とも呼ばれています。

ジャイプル(ジャイプール)は古代インドのバラモン社会のカースト制度第2位の王族及び武人階級「クシャトリヤ」を自称するラージプートのカチワーハー家によって1727年11月18日に都市を建設したのが始まりとされ、当時のカチワーハー家当主「サワーイー・ジャイ・シング2世」は現在のアンベールを王都としてヒンドゥー王朝アンベール王国を建国しました。

王都名は建設当時のカチワーハー家当主のサワーイー・ジャイ・ジング2世に因み「ジャイの町」と名付けられたとされ、ヒンドゥー王朝アンベール王国は1877年にインド皇帝となったヴィクトリア女王の息子アルバート・エドワード7世が来訪した際に町をピンクに塗って歓待したことが契機となって伝統的にピンク色の塗装を施すようになった都市です。

アンベール王国王族は1947年のイギリス領インド帝国独立後や1949年のインド併合後も旧市街地中央部に位置する「シティ・パレス」に居住していますが、新市街地はジャイプール国際空港やジャイプル・メトロなど大規模なインフラ整備が進められたことで現在では人口300万人を大きく超える大都市となっています。シティ・パレスはヒンドゥー王朝アンベール王国の王族が現在も居住している旧市街の建造物群であり、月の宮殿と呼ばれる「チャンドラ・マハル」や風の宮殿と呼ばれる「ハワー・マハル」などの歴史的建造物が数多くあります。

よくある質問

Q：ジャイプルの治安状況は？

A：ジャイプルの治安は不安定ではありませんが、観光地などでは軽犯罪、浮浪者による犯罪行為や執拗な声掛けなどが発生する場合があります。日本で過ごすような感覚での滞在は避けましょう。