エマーム・ホメイニー国際空港について

エマーム・ホメイニー国際空港は、イランの首都として機能しているテヘランにある空港です。市街地の中心部から約32km離れた丘陵地に位置し、中東圏内でもトップクラスの規模を有しています。

エマーム・ホメイニー国際空港が開港されたのは1984年で、現在は閉鎖されているテヘラン市の中心部にあるメヘラーバード国際空港の代替として建設されました。建設段階でも名称はアフマーダバード空港でしたが、イラン革命の指導者であるルーホッラー・ホメイニーを正式に採用して開港するに至ります。

エマーム・ホメイニー国際空港はアメリカ合衆国のダラス・フォートワース国際空港に模して設計されており、4棟の旅客ターミナルは上空から見ると鳥が翼を広げたような形で構成されているのが特徴です。長さ5,200m・幅50mの滑走路が6本備わっていて、旅客機だけでなくジェット機の離発着にも対応できるようにアスファルト造りになっています。