グレナダについて

グレナダの基本情報

グレナダの観光情報

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グレナダはカリブ海小アンティル諸島南部に位置している立憲君主制の国家です。イギリスの正式名称である「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」の連合国として加盟しています。

本領土の他にグレナディーン諸島の一部の島も領有している国家で、歴史上ではグレナダ侵攻が著名です。アメリカ大陸を発見したコロンブスはこの地を「コンセプシオン」と名付けていますが、この地の由来はスペインのグラナダにちなんでいるのではないかとされています。

首都セントジョーンズのある本島といくつかの島国ということもあり、国土面積は約340平方キロメートル。日本で例えると福岡県福岡市の面積に相当します。その国土の中に10万人が暮らしています。

小さい国なので、議員も合わせて20名ほどとコンパクトな国家運営スタイルです。国旗にナツメグが描かれているということもあってか、ナツメグ生産が非常に盛んで、国土が小さいながらも10年以上前のデータでは世界シェア3パーセント、世界6位はグレナダ産です。グレナダ侵攻という歴史の過去もあってかつては反米路線でしたが、現在は親米派として観光資源や雨に流されやすい山岳地の道路の支援も米国から受けているなど良好な様子が見て取れます。

植民地の過去から奴隷として連れてこられた子孫であるアフリカ系民族が大半です。ナツメグといった作物生産もそうですが、今後はカリブ海という広大な海を観光資源として利用した、いわゆる観光立国といった側面も大いに期待されています。