ファアア国際空港へのご旅行ならスカイチケットのセット旅行がおすすめです。ファアア国際空港周辺に宿泊されるホテルと航空券を最安値でご予約することが可能です。お子様ずれのご家族でのご旅行やカップル、ビジネス、単身でご旅行や観光をする場合、航空チケットとホテルをそれぞれ最適な情報を探すのが難しかったのが、1つのセット予約をすることができるため様々なニーズに合わせて手軽にお求めすることができます。フランス領ポリネシア（タヒチ）近郊へのご旅行は、スカイチケットでお得な旅を楽しみましょう。ファアア国際空港はフランス領ポリネシア、通称タヒチの玄関口となる国内最大で、そして唯一の国際空港です。世界的に有名なボラボラ島へ行くにもまずファアア国際空港に降り立ち、その後国内線に乗り換えることになりますが、厳密には国際線の乗り入れがある国際空港でありながら、実状といえば国際線の離着陸に合わせたタイミングでのみオープンしているような小規模な施設です。航空会社のカウンターが並ぶ正面玄関は、屋根こそありますが吹き抜けの状態で、数軒の土産物ショップがあります。すぐ隣に国内線エリアがあるようなコンパクトな空港です。最近では国際線と国内線の中間エリアに開放感のあるカフェテリアがオープンし、その場で食べ物を購入した場合にしか利用することはできませんが、見違えるスペースとなりました。
リゾートを満喫しようと空港に降り立つと、蒸し暑さに圧倒されることでしょう。空港建物はクーラーがはいっておらず、閉め切られたスペースが全体的にとても少ないのが特徴です。わずかな入国審査ブースに向かうところでは、現地のダンサーやミュージシャンが歓迎してくれ、鮮やかな花を思わせる赤や黄色、海を象徴する青などの原色が目に飛び込んできます。審査員が少なく、さらにその先の荷物テーブルは手狭で混雑しますが、島の空港らしく、開放感はあります。到着ゲートまでは目と鼻の先であり、よく見る空港のように番号で振り分けられたターミナルや方角に別れたいくつもの建物はありません。
出国する際には、施設のコンパクトさがより感じられるかもしれません。例えば、まだ日が昇る前の早い時間にはアメリカ西海岸を経由してフランスに向かう便を中心に、週数便の日本行き、また同様にニュージーランド行きなどを利用する乗客が集まり始め、にわかに賑わいを見せます。さらに午前中に到着する便がある日には到着客を出迎える人々や歓迎のダンス、音楽などを担当するグループなども加わって活気も感じられますが、日中は一転して玄関の電気が消され、人一人見当たらない様子です。人だかりが見られるのは、同じ玄関でも片側の国内線エリアだけで、こちらには離島へと向かう家族を見送りにきた大勢の家族や友人たちや、同じように離島から到着する家族を出迎える人々であふれています。その割に待合スペースがなく、軽食用に並べられたテーブルや椅子が占領されていることがほとんどです。国内線エリアにも小さな土産物ショップがありますが、扱われているものは限定的なため、必要なものは空港へ来るまでに入手しておくのが無難です。
国際線の出国エリアには小ぎれいな免税店をはじめ、パールや民芸品、アパレルなどを扱うショップが数軒並んでいます。また、軽食を売るカフェのほか、数カ所しかない搭乗ゲートの前には多くの椅子が並び、ここではWi-Fiも使えますし、階上にはラウンジがあり、トイレ近くの階段から上がれます。
国際空港としてはあまりにも小規模かもしれませんが、近年改装されて随分明るくなった上、ショップも大幅に増えるなど、利用しやすい環境になりました。
一方の国内線はより簡易的で、小さなチェックインカウンターはすぐそこに見えていますし、荷物を預けた後もセキュリティーゲートを通過すれば、数カ所の搭乗ゲートと待合スペース、そして小さなカフェテリアが奥に一軒あるだけとシンプルです。しかしながら、セキュリティーゲートの手前にはカウンターだけとはいえ、タヒチでは数少ないマクドナルドがオープンし、人気を独り占めしているような光景も見られます。これからさらに離島に向かう人がお土産にハンバーガーを買って行ったり、到着する人を待つ家族が楽しそうに食事をしたりしている姿が見られます。日本人にとっても便利なところで、長い待ち時間に軽く食事をしたい時にはありがたい存在です。
空港から徒歩でちょっと行けるような場所は少なく、ここからどこへ向かうにしてもタクシーや車が必要ですが、近くには大きなスーパーマーケットがあるので数時間もあれば買い物に出ることも可能です。さらに時間があるなら、その先は島の中心でもあるパペーテの街ですから、観光ついでに街なかで過ごす方が楽しいかもしれません。空港から車で行くと10分ほどと近く、街歩きの他にも食事や買い物をしたり市場を見て回ったりできます。パペーテが空港近くのランドマークといってもよいでしょう。